2024年
10月21日週
金相場の過去推移

2024年 10月 21日週 金相場の価格推移グラフ

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2024年 10月 21日週 金相場の価格推移

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2024年 10月 21日週 金相場の価格推移表

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2024年 10月21日週 金相場に対する考察

2024年10月21日〜10月25日週のNY金相場は、2754.6ドル(前週終値比0.9%上昇)で週間の取引を終了しました。ドル建て金価格は22日(火)まで6営業日連続で上昇し、連日で過去最高値を更新。23日(水)にはパウエルFRB議長から利下げを急がない姿勢が示され7営業日ぶりに反落する場面がありました。その後は再び上昇に転じ、22日(火)の終値ベースでの過去最高値2759.8ドルにはあと一歩届かないものの、ドル建て金価格は最高値圏で推移しています。強い経済指標を受けてFRBの追加利下げ期待はやや後退。11月6日(水)~7日(木)の次回FOMCでは政策金利据え置きの可能性も浮上しています。金相場は中東情勢不安を主な買い材料として堅調な推移が続きますが、11月5日(火)の米大統領選を控え、マーケットではトランプ氏優位を織り込む動きが広がっています。「トランプラリー」として株式市場では警戒感から積極的な買いが手控えられ、債券市場では米長期金利が上昇、外国為替市場でドル買いが進行しています。ドル円は10月23日(水)に一時153円台前半をつけ、9月30日(月)の141円台後半から下値を徐々に切り上げながら、1ヶ月あまりで10円幅以上も円安ドル高が進みました。10月24日(木)には加藤財務相の「過度な為替変動に注意を払う必要がある」とのけん制発言が伝えられたものの、円相場への影響は限定的です。ただし、27日(日)の衆院選の開票結果によっては政権の先行き不透明感が台頭し、当面の国内マーケットは変動幅が大きくなる場面も想定されるでしょう。国内金価格はドル建て金価格をドル円レートで換算して算出されることから、円安進行によって堅調な推移が続いています。10月10日(木)から23日(水)まで9営業日連続で上昇し、23日(水)の国内金価格の買取価格は14,612円と、これまでの過去最高値の更新が続きました。ドル建て金価格が反落したことで一旦小幅に下落しましたが、もう一段の上昇も期待できる水準にあることから、円安が続けば15,000円を目指す展開も予想されます。

専門家コメント・考察コメント作成

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講演・講師、取材協力、テレビ出演など多方面で活躍する独立系FP。LEC専任講師(法人事業本部)。学校法人専門学校東京ビジネス・アカデミー非常勤講師。テレビ朝日『グッド!モーニング』、BSテレ東『マネーのまなび』などに出演。日本FP協会「2021年FP広報センター」スタッフ。

2024年 10月 週別 金相場の価格推移

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