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【更新:2024年4月】金のインゴットの特徴とは! 金取引の前に知っておきたい基礎知識

【更新:2024年4月】金のインゴットの特徴とは! 金取引の前に知っておきたい基礎知識

金の取引の様子をチェックしていますと、時折目にするのが「インゴット」という言葉です。金のインゴットは、投資対象としても人気の商品です。この言葉を「聞いたことがある!」という方は多いかと思いますが、具体的に「金のインゴットとはどのようなものなのか」をご存知でしょうか。

金のインゴットとはどのような特徴を持ったアイテムなのか、安心できる金のインゴットの購入方法や売却を検討する際の注意点についてまとめます。

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金のインゴットの特徴を紹介

日本の金相場はこう決定!世界相場やドル円為替相場との関連性
金のインゴットとは、精錬した金を、取引しやすいバーの形に成形した塊のことを言います。
「金のインゴット」という言葉になじみがなくても、以下のようなフレーズを耳にした経験がある方は多いはずです。

  • 金地金
  • 金の延べ棒
  • ゴールドバー

どれもが同じものを指す言葉ですが、近年は「金のインゴット」という表現が使われるケースが多いようです。

金のインゴットの表面には、メーカー・重量・品位表示・シリアルナンバーなどの重要な情報が刻印で記されています

サイズもいろいろ

金のインゴットには、サイズによって様々な種類が存在しています。自身の予算に合わせて購入するインゴットを選びやすいことからも、投資対象として人気を集めています。

具体的には、以下の重量のインゴットが存在しています。

  • 1グラム
  • 2グラム
  • 5グラム
  • 10グラム
  • 20グラム
  • 50グラム
  • 100グラム
  • 500グラム
  • 1キログラム
  • 約12.5キログラム(400トロイオンス)

20グラム以下の金のインゴットは、「ペンダント用」などとして需要があります。50グラムから1キロまでは投資対象として人気の品。

最後に紹介した400トロイオンス(12.5キログラム)のインゴットは、日常生活の中で見かける機会はあまりありませんが、世界の金取引の中心地として知られる、ロンドンの金市場にて使われているものです。

ラージ・バーとも呼ばれる金の塊で、ロンドン金市場受渡適合品(グッド・デリバリー・バー)の仕様として、この重さに定められています。

メーカーによって取り扱いのない重量もありますので、購入を検討する際には事前にチェックしておくと安心です。

「なんぼや」ではさまざまな重さのインゴットを買取しています。
刻印がないものや重量のわからないものなどもお気軽にお持ちください。
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メーカーもいろいろ

金のインゴットは、価値が高い一方で、「偽物が作りやすく判別が難しい品物」としても知られています。

金のインゴットを傷つけずに外部からその品質を確かめるためには、「比重」の情報に頼るしかありません。
しかし、もともと金と比重が似た金属に金メッキを施せば、十分「本物」に見えてしまうのです。

このため、金のインゴットの品質を維持するため、公式ブランドが認定されており、製造や流通が厳しく管理されています。

金のインゴットの公式ブランドの一例は以下のとおりです。

  • 三菱マテリアル(株)
  • 田中貴金属工業(株)
  • 日本マテリアル(株)
  • CREDIT SUISS
  • OHNSON MATTHEY
  • DEGUSSA
  • SWISS BANK

金のインゴットが本物かどうか、素人が見分けるのはほぼ不可能です。
だからこそ、公式ブランドのアイテムを、信頼できる販路で購入することが重要なのです。

インゴットは「金」だけではない

インゴットの意味は「金属の塊」というもの。当然「金」以外にも様々なインゴットが存在しています。

  • プラチナ

これらのインゴットも、日本国内では投資対象として広く流通しています。

金のインゴット 資産としての価値が高いインゴット

インゴット
インゴットの特徴は、持ち運びや保管に適した形に成形されており、「資産」としての価値が高い点にあります。

「金のネックレス」のように身につけることはできませんが、ロンドン貴金属市場協会の印が押された「グッドデリバリーバー」は、通常の24K価格よりも高い、インゴット価格で取引されています。

投資や資産形成の目的で金を所有するのであれば、インゴットは非常に価値のあるアイテムだと言えるでしょう。

金のインゴット 取引では「税金」にも注意しよう

金のインゴットを買ったり売ったりする際には、「税金」に注意する必要もあります。

インゴットを売却する際には「譲渡」とみなされ、譲渡所得として課税されてしまいます
売却記録と金額の資料が買取店から税務署へと報告されますから、その年の確定申告で漏れなく届け出る必要があります。

高額なインゴットを一度に大量に売却しようとしますと、驚くほど高額の納税を求められるケースも少なくありません。

このような場合には、重量の大きなインゴットを小分けして、少しずつ売却するなどの工夫も必要となるでしょう。

金のインゴット まとめ

投資や資産形成に適した金のインゴットには、様々な特徴があり、信頼できるルートで確実に入手する必要があります。

またインゴットならではの特徴から、売却時にも注意するべきポイントがあることも、ぜひ頭に入れておいてください。

基本的な情報を知っておくだけでも、自信を持って金取引を行えるようになるでしょう。

金・貴金属・プラチナの売却をお考えの方はお近くの「なんぼや」をご利用ください。
お持ちいただいたアイテムは相場にもとづき高価買取いたします。
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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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