24K(24金)とは?金製品の基礎知識
24Kはアクセサリーやインゴット、硬貨などに用いられる金属の一種です。こちらでは、K24や24金とも呼ばれます。こちらでは、24Kの概要や確認方法、その他の金との違いや相場・価格について解説します。
「なんぼや」の24金(K24・純金)相場情報についてはこちら
2024年金買取相場急上昇中!! 10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 金を売るなら今がチャンス、金買取なら「なんぼや」にお任せください。 金買取相場価格 推移グラフ 基準指数(円) 期間(日単位): 開始日が終了日より後になっています から 終了日が開始日より前になっています ※買取相場価格に手数料は含まれておりません。手数料に関しては宅配買取もしくは店頭にてご案内させていただきます。
24Kとは
24Kとは、金の含有率が99.9%の金属のことです。ほぼすべてが金でできていることもあり、純金として扱われています。
24Kはさまざまな製品に用いられています。代表的なものとしてはアクセサリーや記念硬貨です。具体的なアイテム例を見てみましょう。
- 指輪(リング)
- ネックレス
- 金貨
- 歯科剤
- 大判・小判
- 金杯
Kの位置が示す意味
24Kは純金のことですが、「K24」も同じく純金のことです。ちなみにアクセサリー業界では前者を「あとK」、後者を「まえK」と呼びます。
本来、Kの位置は特に意味がありません。しかし、傾向として「あとK」は海外の金製品やインゴットに多く用いられています。なお、海外の金製品には粗悪品も存在しており、含有量が異なることも。信頼性としては、K24のほうが高いと言われます。
24Kの確認方法
金製品が24Kかどうかを確認する際には、刻印を見るのがもっとも簡単な方法です。たいていの場合、リングであれば内側、ネックレスなら留め具およびトップ部分に刻印があります。
なお、純金は「24K」もしくは「K24」という刻印です。ここにGPやGFといった刻印がある場合は、メッキや金張りの素材が24Kという意味です。中は別の金属が使われています。
刻印がない場合の見分け方
多くの金製品には、24Kをはじめとした刻印があります。しかし、アンティークなどの場合には刻印がないケースも。こうした際の簡便的な確認方法について解説します。
磁石
金は磁石に反応しません。そのため、本物かを見分けるには、磁石を近づけて引き寄せられるかを確認しましょう。もしも引きつけられる場合は、中の金属にスチールが使われている可能性が高く、この場合はメッキだと判断できます。
試金石による研磨
少し手荒ですが、試金石で金製品を削り、メッキがどうかを確認するという方法もあります。ただし、この方法はアクセサリー等にダメージを与える可能性があるため、できれば避けましょう。
水を使った体積確認
純度も含めて確認できる方法です。細かな目盛りのついた軽量カップに水を入れてください。その後、金製品を水に沈めると、水かさが増えます。このときに増えた水かさが金製品の体積です。水の量÷金製品の重量で計算をし、結果が19.3であれば24Kだと分かります。
24K以外の金とその種類
「K23」「K18」「K14」など、金には24K以外にもいくつかの種類があります。最大の違いは金の含有量です。また、色合いや硬さにも違いがあります。
k23 | k18 | k14 | |
---|---|---|---|
金含有率 | タイなどで多く見られる金です。日本では金箔などに利用されることも。含有量も近いため、見た目や硬さなど24Kに近い印象です。 | 多くのアクセサリーで用いられている種類の金です。24Kに比べると安価で、かつ適度に割金が含まれるためダメージに強いという特徴があります。 | アメリカなどで多く使われる金の種類です。価格が安価で、かつ硬度が高いため、複雑な模様が刻まれたアクセサリーなどに活用されます。 |
GP・GF・GEPの刻印
金・貴金属製品の中には、24Kの後にGP・GF・GEPなどの刻印がされたものがあります。以下では、それぞれの刻印の意味について解説します。
刻印がGP | 刻印がGF | 刻印がGEP | |
---|---|---|---|
意味 | GPは金メッキ(Gold Plated)を表します。表面に薄い金が貼り付けられている状態で、中は別の金属です。 | GFは金張り(Gold Filled)のことです。金メッキよりも厚めの金が貼り付けられていますが、中は同じく別の金属です。 | GEPもGP同様金メッキのことです。なお、刻印はGold Electro Platedの略です。違いは加工法で、GEPは電気分解を利用します |
24Kの金製品を高く売るポイント
所有されている24Kの金製品を売却しようとお考えの方に、高額査定につながるためのポイントをご紹介します。少しでも高い金額で買取をしてもらえるよう、ぜひご活用ください。
汚れを拭き取る
見た目がキレイなことは、高価買取の大切なポイントです。24Kのアイテムも例外ではありません。そのため、汚れなどが付着している場合には拭き取るなどして取り除きましょう。
なお、金属製品のお手入れは中性洗剤をぬるま湯に入れて溶かし、そこで布などを使って汚れを落とすのが一般的です。ただし、とくに24Kは柔らかい素材のため、歯ブラシなどで強く擦るとキズが付く可能性も。力を入れすぎないよう注意してください。
優良業者に買取を依頼する
どこに売るのかも金・貴金属を高額で売却する際には大きな要素です。
選び方のポイントとしては、金製品の買取実績をチェックしましょう。これまでにどれだけの品を買取しているかが分かれば、信頼して査定を依頼できます。とくに、優良業者の場合は相場の変動を細かくアップデートしているため、最新相場での買取が行えます。
また、査定料が無料であることも大きなポイントです。中には、査定後のキャンセルに料金が発生するところも。キャンセル代を踏まえると、納得のいかない査定金額であっても売却をせざるを得ない状況になる可能性もあります。査定だけでなく、サービスを利用する際に、どのような料金がかかるかについては事前に確認しておきましょう。
「なんぼや」では、金・貴金属の高価買取に力を入れております。重量だけでなく、さまざまな視点から査定を実施。たとえば24Kのアクセサリーの場合は、含有されている金の価値だけでなく、デザインや流行なども踏まえた金額をご提示いたします。もちろん、査定はすべて無料。経験豊富なバリューデザイナーが査定を行うため、安心してお任せください。
お手持ち金製品の価値が知りたい方は、「なんぼや」へお任せください。
金相場の推移を確認する
24Kを売却する際には、前提として金の価格相場をチェックするようにしましょう。金の価値が上がっていれば、それがほぼそのまま24Kに反映されます。後述しますが、金相場は現在高騰中であり、24Kを売るのにもおすすめのタイミングです。
24Kの金相場・価格について
金の現物取引ではロンドンが世界最大のマーケットで、1日2回提示される終値が指標となって日本における買取価格が決まります。また、マーケットが開催されるウィークデーの場合には、毎日金の価格が変動します。金相場を調べる際は、上記について頭に入れておきましょう。
24Kはインゴットと同じ価格で売れる?
24Kは、金含有率がほぼ100%です。そのため、買取金額も純金のインゴットと同じと思われがちですが、実際には別の金属が数%含まれていることもあるため、若干ですが買取金額が劣る傾向にあります。とは言え、純金の約98%程度の価値とされるため、そこまで大きな差はありません。
2023年金相場の推移予想
近年は金が高騰傾向にあります。以下は2022年までのグラム当たり価格です。
年度 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 |
---|---|---|---|---|---|
最高価格 | 8,154円 | 6,897円 | 7,063円 | 5,343円 | 4,827円 |
平均価格 | 7,649円 | 6,402円 | 6,122円 | 4,918円 | 4,543円 |
上記を見ていただければ分かるとおり、金相場は2019年頃から徐々に高まりはじめ、2022年の段階では最高価格・平均価格共に2018年に比べ1.7倍弱にまで高騰しました。24Kの場合も同様に価格上昇は続いています。
それでは、2023年の金相場予想についてもお伝えします。1月の時点での推移としては、8,600円程度からはじまり、月末に近づくにつれて9,000円付近にまで価格を上げています。このままレートが好調に進めば、9,000円台前半に落ち着くかもしれません。
この結果を踏まえると、現在24Kの貴金属類をお持ちの方で売却を考えている方にとっては“売り時”と言えるでしょう。
24K(24金)できたジュエリーは身に着ける資産
24Kは金の含有量が多く、純金として高い価値を持ちます。美しいアクセサリーとして楽しむのはもちろん、投資商品としても優れています。金製品の売却をご検討中の方は、ぜひ「なんぼや」までお持ち込みください。
「なんぼや」の24金(K24・純金)買取情報についてはこちら