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高く売れる?江戸時代の小判の種類と価値について解説

高く売れる?江戸時代の小判の種類と価値について解説

江戸時代の小判は、金製の貨幣であり、幕府公認の通貨として広く流通していました。小判を所有している方や江戸時代に興味がある方は「江戸時代の小判って高く売れるの?」という疑問をお持ちではないでしょうか。この記事では、江戸時代に流通した10種類の小判の特徴と、江戸時代の小判の価値について解説します。

日本における小判の歴史

江戸時代 小判 価値
日本の金貨の歴史は760年頃に初めて作られた「開基勝宝」と呼ばれる金貨から始まりました。当時の金貨は貴重品として扱われており、一般には流通していませんでした。しかし、戦国時代を迎えると金貨の価値が庶民の間に広まり、金貨が広く使われるようになります。

特に江戸時代になると、金貨の鋳造を政府が専売化し、大判と小判と呼ばれる金貨が広く流通しました。大判と小判はその形状から名前が付けられ、金の重さと純度によって価値が決まりました。江戸時代中期以降、商業が発展し都市部で大量の商品が取引されるようになり、小判は安定した価値を持つ通貨として利用されるようになったのです。

小判の特徴は楕円形の形状と表面の打目です。表面には五三桐と「壹两」という文字が刻まれ、これらが認証マークとして機能しました。形状や打目の起源については諸説ありますが、多くは内部が純金であることを示す目的で作られたと考えられています。

金色に見える小判ですが、実際には金銀合金で作られており、表面を特殊処理することで金色を出しています。金銀合金を使用することで、小判は強度と耐久性を向上させていたのです。

小判を通貨として発行する計画を立てたのは徳川家康です。この計画に基づき、慶長小判の鋳造を始めたことが小判流通の始まりとなりました。小判の流通は主に関東地方で広がりました。この通貨システムは、万延元年の万延小判まで約260年間続いています。金貨の普及は徳川家康の新しい経済政策の一環であり、日本の経済史において重要な役割を果たしました。

江戸時代に流通した小判

江戸時代 小判 価値
江戸時代に流通した小判は、時代によって形状や純度が異なり、鋳造された時期によっても様々な種類が存在しました。ここでは、江戸時代に流通した10種類の小判の特徴について解説します。

慶長小判(慶長6年(1601年)頃)

慶長小判は、江戸時代初期に鋳造された小判です。徳川家康の命令で鋳造され、江戸幕府が発行した最初の小判とされています。慶長の改鋳とも呼ばれ、江戸幕府の通貨統一政策の一環として発行されました。

元禄小判(元禄8年(1695年)9月)

元禄小判は、元禄時代に鋳造された小判です。高い純度の金で知られ、当時の日本で最も価値のある通貨の一つでした。元禄の改鋳とも呼ばれ、その美しさから美小判とも称されていました。

宝永小判(宝永7年(1710年)4月)

宝永小判は、宝永時代に鋳造された小判です。小判の形状が新しくなり、特有の極印や模様が追加されました。宝永の改鋳として発行され、江戸時代中期の通貨として広く使用されました。

正徳小判(正徳4年(1714年)5月)

正徳小判は、正徳時代に鋳造された小判です。宝永小判の後に発行され、江戸時代中期の通貨として流通しました。正徳の改鋳とも呼ばれていました。

享保小判(正徳4年(1714年)8月)

享保小判は、享保時代に鋳造された小判です。正徳小判の後に発行され、江戸時代中期から後期にかけて広く使用されました。

元文小判(元文元年(1736年)5月)

元文小判は、元文時代に鋳造された小判です。美しい模様と高い純度の金が特徴で、美しい小判と称されました。

文政小判(文政2年(1819年)6月)

文政小判は、文政時代に鋳造された小判です。江戸時代末期に発行され、貨幣価値が安定していた時期に使用されました。

天保小判(天保8年(1837年)7月)

天保小判は、天保時代に鋳造された小判です。天保の改鋳とも呼ばれ、当時の通貨制度の一環として発行されました。

安政小判(安政6年(1859年)5月)

安政小判は、安政時代に鋳造された小判です。幕末の混乱期に発行され、日本の歴史的な転換期に使用されました。

万延小判(万延元年(1860年)2月)

万延小判は、万延時代に鋳造された小判です。幕末に発行され、江戸時代の最後に使用された小判の一つです。

江戸時代の小判は現代も価値がある?

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江戸時代の小判は、金としての価値に加え、流通量が少ないものは希少価値から高値が付きやすくなっています。加えて状態が良ければ、高額で取引されることもあります。

特にコレクター人気が高いのが慶長小判で、慶長6年に発行されました。江戸幕府が発行した最初の小判と言われているものです。慶長小判は、金保有量が多くサイズも他の小判より大きく、表面の茣蓙目から鋳造時期を知ることができます。茣蓙目の線が細い後期のものほど希少価値が高いです。前期のものでも100万円以上で取引されることがあります。

小判の種類は豊富で、種類や保存状態によって価格が大きく変わります。もし手元に小判があれば、買取店の査定を受けてみることをおすすめします。

小判の見分け方と保管方法

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小判を売却する際には、正しい見分け方を学び、相場を事前に把握することが重要です。状態が良い小判は高額で取引されることが多いため、適切な保管と管理方法を知っておく必要があります。ここでは、小判の正しい見分け方と保管方法について解説します。

小判の見分け方

小判の見分け方にはいくつかのポイントがあります。金は磁石に引かれない性質を持っているため、磁石を近づけてみると本物かどうかの判断が可能です。

重さも重要な判断材料になります。例として、慶長小判の重さは17.8gです。また、細工の精度や模様、文字の細部を慎重に観察することが必要です。以上のポイントから小判の真贋を見分けることができます。

小判の保管方法

小判の価値を維持するためには、温度や湿度の変化が少ない場所を選んで保管することが大切です。適度な空気の流れを確保するために、風通しの良い場所での保管を心がけましょう。密閉状態での保管は、カビや変色の原因になるのでおすすめしません。

古銭は汚れていても価値があるため、持ち主側で洗うようなことは避けてください。小判に触れるときは、手袋を着用して極力指紋が付かないように配慮することをおすすめします。

江戸時代の小判の買取は価値を理解した「なんぼや」におまかせ

先祖から受け継がれてきた江戸時代の小判の売却を検討中なら、「なんぼや」に相談してみてはいかがでしょうか。売却するなら、小判の価値を正しく理解している専門の買取業者に相談することが重要です。「なんぼや」は、小判の買取実績が豊富なため、適切な価格を提示させていただきます。小判が本物かどうかわからない場合でも、一度「なんぼや」にお越しください。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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