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万年筆の決め手はペン先?14金と21金の違いや書き心地についても解説!

万年筆の決め手はペン先?14金と21金の違いや書き心地についても解説!

高級感があり大人の文具というイメージの万年筆。その値段はお手頃なものから驚くほど高価な品まで様々です。この値段差は、一体何の違いなのか疑問に思ったことはありませんか?また、高価だからこそ失敗したくない、興味はあるけど手が出しづらい…など、迷える万年筆初心者もいるのではないでしょうか。今回は万年筆選びで最も重要な「ペン先(ニブ)」ついてご紹介します。

万年筆のペン先(ニブ)の素材・違いを知ろう

万年筆の値段の差はほぼ「ニブ」と呼ばれるペン先の素材の違いです。合金製の「金ペン」と特殊ステンレス製の「鉄ペン」があり、金ペンのほうが金属として価値があるため高価です。

金ペンのペン先の特徴

金ペンは、金の特性である耐腐食性に優れ、インクの硫酸や塩酸に強いため基本的に劣化しません。そのため一生もので長く愛用できます。弾力性のあるペン先が書く度に少しずつ癖付けされ、自分仕様に馴染んでいく「育てる」文具だといえます。筆圧によってしなるので線に抑揚を付けやすいのも特徴です。筆記具としては最高峰で、価格は3~5万円が相場といわれています。

鉄ペンのペン先の特徴

金に比べ耐腐食性は劣りますが、硬いため耐久性があり変化の少ない素材です。筆圧の影響を受けにくいため初心者や筆圧が強い人にも扱いやすく、一定の線幅で書けるのも特徴で、購入時から変わらない書き心地を保つことができます。何より安価で相場は数千円~2万円なので、手の出しやすさが魅力的です。

14金万年筆と21金万年筆の違い

14金の「14K」や21金の「21K」は、「純金度」の違いを表しています。この数字が大きいほど金の含有量が多くなり高価なものになります。
【純金度の比率】(24K…24/24で純金)
21K…21/24で87.5%。
18K…18/24で75.0%
14K…14/24で58.5%
つまり14K万年筆とは、金ペンでペン先(ニブ)の純金度が58.5%の万年筆です。
万年筆の主流は14Kと18Kです。14K万年筆でも充分な機能性を備えており、実はペン先として最もバランスが良いとされています。一方で、18K万年筆も多い理由はより貴金属性を高めて差別化を図るためのようです。
そして21K万年筆は世界で1社のみ、日本のメーカー「セーラー万年筆」で製造されています。

14金・21金の万年筆の書き心地の違いは金の純度以外も重要?

純金度が高ければ金属として軟らかくなることは間違いありません。しかし純金度が万年筆の軟らかな書き心地の違いに直結するわけではなく、それとこれとは別物です。ニブの材質以外に、下記のような要素も書き心地に大きく関係しているのです。

ペンポイントの素材と質

ニブの切っ先をよく見ると色味が異なるごく小さな部位があります。ここをペンポイントといいます。紙との摩擦に耐えられるようイリジウムという非常に硬い金属が使われており、この形や大きさ、研磨具合によって線の太さや書き心地が変わってきます。

ハート穴の大きさ(有無)

ニブのちょうど中心部に開いている穴がハート穴です。穴が大きいほど切っ先が開きやすいので書き心地は軟らかく、小さいほど開きにくいので硬くなります。昔は本当にハートの形をしていたので今でもハート穴と呼ばれていますが、最近の穴は丸や楕円が多く、中には穴のない万年筆もあります。

スリット(切り割り)の開き幅と長さ

ハート穴から先端に向かって入っている線がスリット(切り割り)であり、ここがインクの通り道です。開き幅が広いほどインクの出が良くなり、潤滑剤となって滑らかな書き心地に。逆に狭ければインクの出が絞られるため、サリサリとした書き心地になります。またスリットが長いほど良くしなるため書き心地は軟らかく感じ、逆に短いほど、硬く感じます。

このように万年筆の書き心地は、材質の違いよりも加工や形状の違いで大きく変わり、加えて金属の圧延方法、焼入れの仕方、カットの工夫など、各メーカーの技術力の進化によっても多種多様なバリエーションが生み出されます。
万年筆を選ぶときは実際に試し書きをして、自分の好みを知ることが一番です。上記のポイントを押さえつつ、書き比べしてみるのがおすすめです。

14金・21金万年筆は買取可能!

今回は万年筆のペン先(ニブ)に焦点を当ててご紹介しました。ペン先は様々な工夫が凝らされており、万年筆の要といえます。ペン先の価値=万年筆の価値といっても過言ではありません。
特に金が使われている14金・21金の万年筆は価値ある貴金属品なのです。金としても十分に価値があるため、基本的にはノーブランドであっても買取が可能です。眠っているお手持ちの金ペンの万年筆を売却したいとお考えの方は、ぜひ一度「なんぼや」へご相談ください。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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