2024年
8月12日週
プラチナ相場の過去推移

2024年 8月 12日週プラチナ相場の価格推移グラフ

基準指数(円)

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2024年 8月 12日週プラチナ相場の価格推移

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2024年 8月 12日週プラチナ相場の価格推移表

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2024年 8月12日週プラチナ相場に対する考察

2024年8月12日〜8月16日週のプラチナは夏季休暇によって相場が動かないため、価格推移は記載せず、当該時期のファンダメンタルを中心に分析する。まず13日（火）に7月企業物価指数が発表され、前年同月比で3.0%の上昇となった。ただ夏季休暇というタイミングのほか、太平洋側を中心に大きな地震が頻発しており、南海トラフの可能性が示唆されるなど動きづらい状況が続く。一方のアメリカでは、半導体・ハイテク株の最大手群を総称した「マグ7」の伸び悩みが顕著なものの、2024年春の急騰銘柄の主役となったエヌビディア（NVIDIA）が再び存在感を増す。前週から今週にかけての4営業日で17％上昇し、時価総額が4240億ドル増加した。とはいえ2024年春の最高値を考えると、まだ上昇余地を残している銘柄といえる。 16日にはアメリカ小売売上高が底堅い消費を示したため、9月実施と予想されている利下げ懸念が後退した。この情勢を受け8月16日朝の為替市場では円が大きく下落し、2週間振りの円安水準が続いている。このアメリカの不透明な動きが最大のリスクといえるだろう。日本においては2024年8月に日銀が利下げを実施した際に株価が大きく下落したことを受け、当面は追加利上げに慎重な姿勢が日銀幹部の発言からも読み取れる。とはいえアメリカをはじめとした各国と、日本の金利はまだ大きな乖離があるため、日本独自の低金利を継続し続けるというのも難しい側面はあるだろう。可能性は低いとはいえ、突発的な利上げが強行される可能性は暫くのあいだ、捨て切らずに注視しておきたい。プラチナの価格推移が無い一週間だったが、日米ともに半導体の勢いが戻ってきていることと、指標がポジティブな展開となったことを受けて、高騰基調をベースにボラティリティの高い時期が訪れる可能性が高い。本日19日から経済活動が正常化する。この時期に何があったのかをもう一度振り返ったうえで、週明けの価格に注目したい。