2024年
7月15日週
プラチナ相場の過去推移

2024年 7月 15日週 プラチナ相場の価格推移グラフ

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2024年 7月 15日週 プラチナ相場の価格推移

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2024年 7月 15日週 プラチナ相場の価格推移表

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2024年 7月15日週 プラチナ相場に対する考察

2024年7月15日〜7月19日週のプラチナはアメリカの政治情勢、特に2024年秋に控える大統領選挙に大きく左右された印象が強い。 まず16日に対前営業日でプラチナのインゴットは57円のマイナス。共和党のトランプ氏への銃撃事件が世界を明け巡った。事件を受けたトランプ氏が力強いリーダーとしての印象を展開したことも後押しとなり、同氏の掲げる保護主義からのプラチナ需要も期待された。 ただ株高がプラチナ価格の高騰に繋がるばかりではない。投資資金として株式相場が活性化すると、代替資産としてプラチナの価値は減少する。16日のマイナスは顕著な例といえるだろう。翌17日には42円のプラスを記録する。 18日は134円のマイナス。大統領選挙はメディアが軒並み「ほぼトラから確トラへ」と特集を組み、NYダウも高騰となった。翌19日も112円の大幅下落が続いた。 日本時間22日の朝になり、バイデン大統領が次期大統領選から撤退するというニュースが世界を駆け巡った。現副大統領であるカマラ・ハリス氏を後継に指名したという流れになっているが、アメリカは民主主義のためいくつかの必要なプロセスを踏まなければならないだろう。そのあいだにコモディティの市場は、ハリス氏がどのようなバックグラウンドを持っているか、コモディティに対する距離感などを測る流れになる。日本でいえば司法分野出身のため、経済的にはバイデン政権を継承する基本線にはなるだろうか。 政治以外では半導体分野への過熱感の指摘に留意したい。メディアによっては「テクノロジー株のバブル崩壊」というセンセーショナルな見出しも目立っている。次期半導体の技術にプラチナが使われることから、プラチナと半導体の関係は深い。今週は多くのテクノロジー企業が前月の財務諸表を公開するため、更に半導体を含むテクノロジー関連株が落ち込む可能性がある。政治に経済と注目点の多い情勢のため、複合的な要因でプラチナが大幅に上昇・下落する可能性も考えられるだろう。

専門家コメント・考察コメント作成

工藤崇
工藤崇
(AFP/証券外務員Ⅱ種)

北海学園大学法学部卒業後上京。不動産会社・建築会社を経てFP事務所を設立し、代表に就任。FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取得しながら、Fintech関連業務に参画。

2024年 7月 週別 プラチナ相場の価格推移

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