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インドは金の需要が高い国!理由や輸入量の現状

インドは金の需要が高い国!理由や輸入量の現状

インドは、世界的に金の需要が高い国です。その背景には、この国ならではの理由があるといわれています。ただし、国内の金需要や国外からの輸入量は、必ずしも安定しているわけではありません。金をめぐるインドの状況を理解すれば、金を取引するとき参考になるでしょう。そこで今回は、インド国内で金の需要が高い理由や輸入量の現状をご紹介します。

インドにおける金の需要が高い理由

インド文化

インドで金の需要が高い理由は、投資対象に選ぶケースや宝飾品として所有する人が多いためです。

インドの金輸入量は世界2位で、1位の中国と並んで金の消費量が多い

インドの金需要・消費量は、2022年の国別ランキングで世界2位です。

世界における国別の金需要や各国の中央銀行による金保有量については、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が調査しています。WGCの発表によれば、インドは2022年の金需要消費で国別の2位になりました。

具体的な数値を見ると、世界全体での金の需要消費量は3303.3トンに達しています。そのうちインドは、774.0トンを消費しました。前年比は2.9%減少していますが、世界シェアでは23.4%を占めています。

同年の国別1位になった中国は需要消費が789.2トンであり、インドは中国と同じくらい金の消費量が多いと理解できます。

文化的背景から金を所有する人が多い

インドで金の所有者が多い理由は、同国の文化的背景に由来するのでしょう。
もともと、インドは金にまつわる歴史的なエピソードが多い国でした。世界4大文明のひとつに数えられるインダス文明では、この貴金属を利用した品々が人々の生活に浸透していたといわれています。

現在も、インドは以前と変わらず金に対する関心が高い状況です。国内では金製の装飾品が好まれ、銀行口座がないと金を資産として所有する傾向があります。また、婚礼の際には、娘に財産として持たせるケースが一般的です。

また、宗教儀式でも金製品が多用されるなど、インドでは金が生活の一部になっていると分かります。

インドの金需要が変動する特別な理由

インドの金市場

インドの金需要が変動する特別な理由には、降雨量と農家の収穫量との関係性が挙げられるでしょう。
一般的に金需要は、国際情勢やドル相場の影響を大きく受けます。実際、コロナ禍で世界経済が不安定になると、資産価値が安定的な金の需要は伸びました。また日本では、円安ドル高の動きも、金相場の上昇につながっています。

それに対し、インドの場合、金取引に対する降雨量の影響力は小さくありません。実際、同国には、「農家で金の需要が減れば、国際的な取引価格は下落する」といった意味の言葉もあります。

現在のインドは、農家も金を保有する人々が多く見られます。農家は、雨が十分に降って作物の収穫量が増えれば、資金面に余裕が生まれるでしょう。その場合、金を購入する意欲は高まり、需要は増すといわれています。

一方、降雨量が少ないとき、作物によっては収穫量が大幅に減るかもしれません。不作で資金収入が減少すると、金の購入は難しくなると考えられます。結果的に農家で金の需要が低下すれば、取引価格は下落する可能性があります。

実際、2015年には国内の降雨量がインド当局の予想を大きく下回り、農作物の収穫量は減少しました。それに伴い、インドの金需要は縮小し、取引価格の下落につながったと見られています。

以上の状況から、インドは、降雨量によって金の需要や価格が大きく変動すると認識されています。

インドの金輸入量の現状や金価格への影響

金価格グラフ

インドは、2023年時点で国内の金価格が高騰している状況です。この動きが続けば、金の輸入量は減少する可能性が低くないと指摘されています。

最近、インド国内の金価格は、上昇する傾向にあります。将来的に上昇傾向が変わらない場合、国内で金製品を売却するケースは増えるとの声が少なくありません。WGCも、記録的な量の金宝飾品が売られるだろうと見ています。

具体的には、リサイクル地金の販売量が20%以上増えるとの予想です。予想通り金が売られた場合、販売量は、過去最高記録となる2019年の119.5トンに達する可能性があるといわれています。

また、インドにおける金の価格高騰に伴い、同国の金需要は低下している様子です。インド政府の発表によれば、2022年の金輸入量は706トンであり、前年の1068トンから大きく後退しました。

インドで金の輸入量が減った背景には、インド政府による輸入税の引き上げもあるといわれています。ただし、同国の金価格が2022年から2023年にかけて20%ほど上昇した状況を見ると、金の価格高騰が輸入量に及ぼした影響は小さくないでしょう。

将来、インドで金価格が上昇を続けるなか国内需要が低下すれば、中古の金製品を売却する動きは強まるかもしれません。同時に、金の輸入量が減少する可能性も高いと見られています。
インドは世界的に金の輸入量が多い国であり、同国で輸入減の動きが進めば、国際取引の金価格に多少は影響するだろうと指摘されています。

インド製の金製品を買取に出す際のポイント

インドの金買取ポイント

インド製の金製品を買取査定に出す場合、金の買取実績が豊富にある買取店へ依頼することがおすすめです。

金製品は、「K18」や「750」の刻印を施されているケースが多く見られます。これらの刻印は、金の含有率を示した表記です。K18と750はいずれも金の含有率が約75%であり、日本では「K~」、海外では数字のみの表記方法が主に使われています。

通常、金製品に記された刻印は、買取査定において査定品の価値を評価する判断基準のひとつになります。ただし、海外製品の場合、刻印が入っているとは限りません。また、独自の表記方法が用いられるケースも見られます。

刻印なしや一般的な表記でない金製品は、どれくらい金が含まれているか判断することが困難です。また、市販されているジュエリーの多くは、専用の機器で金の比重を測定できないといわれています。

これらの事情から、買取査定のノウハウが蓄積されていない店では、刻印のない金製品が買取不可になるケースは少なくありません。また、店によっては、相場価格より低く評価される可能性もあります。

そのため、適正な評価額での買取を望むなら、海外製金製品の査定は信頼のおける買取店に頼むのが得策といえます。

インド製の金製品の買取査定は「なんぼや」へ

「なんぼや」は、海外製の金製品も、しっかり価値を見定めることが可能です。これまでの買取経験を活かし、できる限り高額の査定価格を提示できます、ご不要の金製品を処分される際は、ぜひ当店にお知らせください。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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