サファイアガラスの強度と価格|割れる?傷ついたらどうする?

サファイアガラスの強度と価格|割れる?傷ついたらどうする?

精密部品で構築されている時計は文字盤などを守るために強化ガラスが使われています。
ガラスの素材にはプラスチック、アクリル、ミネラルガラスなどが使用されていますが、高級時計などにはサファイアガラスと呼ばれるガラスが使われています。

今回はこのサファイアガラスの特徴や価格、また傷ついた場合はどうすべきかなどをご紹介していきます。

サファイアガラスとは??

考える女性
正式名称はサファイアクリスタルと呼ばれ、鉱物としてのサファイアと同じ成分ですが、人工物として生成されたものです。
アルミナと呼ばれている高純度の酸化アルミニウムを結晶化させることで作られており、強度の高さや透明性の高さ、熱に強いなどの利点で高級時計などの精密機械などに採用されています。

サファイアガラスの強度

サファイアガラスは人工物でありながら、名前の通り、サファイアと同程度の硬度を持っています。
宝石の硬度を表すモース硬度ではサファイアの硬度は10段階で9となっており、サファイアガラスも硬度9を誇っています。
硬さを表す尺度の一つであるビッカーズ硬度も22.5 Gpa (HV1(荷重=9.807N)となっており、ダイヤモンドに次ぐセラミックと同程度の硬さがあります。その強度は強化ガラスの4倍、ビーカーやフラスコなどに使われる石英ガラスの2.5倍になります。

サファイアガラスの耐性

サファイアガラスは強度だけではなく、熱伝導率が高いため、耐熱性にも優れます。
約2000度まで耐えることができるため、強化ガラスや耐熱ガラスの代替品としても実際に利用されています。

また、絶縁性/耐薬品性/磨耗性にも強く、薬品にも溶けないため、時計だけではなく、iPhoneのカバーガラスや半導体、宇宙産業の精密機器にも使われています。

サファイアガラスの透明性

内容物が多い自然鉱物に比べて、サファイアガラスは人工物なので内容物がなく、透明性が非常に高い特性があります。
その透過性の高さは赤外線から近紫外線も透過させるほどで光学系の実験などにも実際にサファイアガラスが使われています。

透過性の純度がミネラルガラスなどに比べても高いため、視認性もほかの素材に比べて高いため、高級時計との相性が良いのも魅力です。

サファイアガラスの価格

サファイアガラスは樹脂系や一般的なガラスに比べて高額といわれています。
これは超高温下でないと製造ができないことや硬度が高いためにダイヤモンド工具を使った削りだしをしないと加工ができないことなど様々な制約があるからです。また、一度に生成されるサファイアガラスもほかのガラス素材に比べると少ないため、コストに比べて生成率が低く、それが高額の原因にもなっています。

コスト面ではスマホなどにも採用されているゴリラガラスの5〜10倍といわれており、価格は大きさや厚みにもよりますが、3cm×厚さ1ミリほどで1枚1〜2万円ほどします。

サファイアガラスは割れる?傷つきやすい?

ポイント紹介する女性
硬度も高く、摩耗性にも強いサファイアガラスですが、硬度が高いので一点集中の圧力や急な圧力に弱い性質があります。
そのため、傷はつきにくいですが、固いアスファルトの上に落としたりすると割れてしまう可能性があり、硬度が高いため部分的にではなく、派手に割れてしまうデメリットもあります。

サファイアガラスに傷がついた場合

傷がつきにくいサファイアガラスですが、不慮の事故などで傷つく場合もあるかもしれません。
傷がついた場合はそのまま放置をすることはやめましょう。サファイアガラスを利用している製品は時計やスマホなどの精密機器です。傷を放置することは時計の文字盤や針が腐食したり、機械内部にまで不具合が生じる危険性があります。

通常のカバーガラスであれば研磨剤などを使って処置をすることも可能ですが、サファイアガラスの場合はメーカー独自の表面加工(無反射コーティング/クラリティ・コーティング)などを行っており、自力で研磨するのはやめておきましょう。場合によってはガラス周囲のベゼルが損傷してしまい、結果的に傷が広がってしまう危険性があります。

サファイアガラスに傷がついてしまった場合は購入先のメーカーなど専門の修理業者に依頼をすることが最も確実な方法といえるでしょう。

サファイアガラスは丁重に扱おう

時計と男性
今回はサファイアガラスの特徴や価格、割れる危険性などについてご紹介していきました。
サファイアガラスは硬度が高く、様々な耐性を持っているため高級時計のみならず、IT機器など精密機器や宇宙産業でも利用されています。

しかし、硬度が高くても傷がつくこともあれば、割れてしまうこともあります。
サファイアガラスは急激な力に弱いので、丁重に扱ってあげることが大事です。

ご都合に合わせて

選べる4つの買取方法

どれを選べばいいか迷ってしまうお客様はこちら

【解説】4つの買取方法の詳細を見る

※宝石・ジュエリー買取については、オンライン買取は承っておりません。予めご了承下さい。

お電話LINEで無料査定
ご質問・ご相談もお気軽にお問い合わせください

ご都合に合わせて

選べる4つの買取方法

どれを選べばいいか迷ってしまうお客様はこちら

【解説】4つの買取方法の詳細を見る

※宝石・ジュエリー買取については、オンライン買取は承っておりません。予めご了承下さい。