ルビーの値段相場を比較!価格を決める基準とは?
ダイヤモンドと並び、宝石の女王とも呼ばれるルビー。
情熱的な赤色はいつの世でも愛されており、7月の誕生石として知られています。
ダイヤモンドよりも希少性の高いルビーは明確な価格基準がないため、買取に出しても査定価格が変わってくることで有名です。
今回はそんなルビーの値段相場とその価値や価格を決める基準についてご紹介いたします。
ルビーの買取値段相場を比較
冒頭でも述べたとおり、ルビーはダイヤモンドのように明確な価格基準がありません。
そのため、買取などに出しても業者によって値段の付け方は様々になっています。
今回は複数の買取業者の買取値段相場からおおよそのルビーの値段相場を見ていきます。
ランクについては買取業者によって差異はありますが、
- Sランク/色が濃く、透明度が高い
- Aランク/色がやや濃く、内包物が少しある
- Bランク/一般的な基準
- Cランク/色が薄く、内包物が多い
という位置付けでランク付けされています。
カラット | Sランク | Aランク | Bランク | Cランク |
---|---|---|---|---|
1.0ct | 45,000円 | 30,000円 | 15,000円 | 5,000円 |
2.0ct | 300,000円 | 150,000円 | 120,000円 | 20,000円 |
3.0ct | 600,000円 | 420,000円 | 250,000円 | 30,000円 |
5.0ct | 1,200,000円 | 1,050,000円 | 500,000円 | 50,000円 |
カラット | Sランク | Aランク | Bランク | Cランク |
---|---|---|---|---|
1.0ct | 50,000円 | 30,000円 | 10,000円 | 1,000円 |
2.0ct | 300,000円 | 100,000円 | 50,000円 | 3,000円 |
3.0ct | 600,000円 | 200,000円 | 70,000円 | 5,000円 |
5.0ct | 1,200,000円 | 700,000円 | 100,000円 | 10,000円 |
カラット | Sランク | Aランク | Bランク | Cランク |
---|---|---|---|---|
1.0ct | 45,000円 | 30,000円 | 15,000円 | 5,000円 |
2.0ct | 300,000円 | 150,000円 | 120,000円 | 30,000円 |
5.0ct | 1,500,000円 | 900,000円 | 450,000円 | 80,000円 |
ブラリバ公式サイトより引用
※ミャンマー産
高ランクの値段はどこもほぼ同じ
3つのルビーの値段相場を比較してみると、色が濃く、透明度が高いSランクの値段はほぼ一定の価格になっていることがわかります。ですので、適正な値段相場を知りたい方はこのSランクを基準に考えると良いでしょう。
Bランク以下の一般的なルビーなどは買取業者によって値段も変わってくるので、複数の買取業者に査定を依頼するのも1つの手です。
ルビーの価格を決める基準
上記の買取値段相場を決める基準は、
- 色味
- 産地
- 透明度(内包物)
- 加工
などで決まります。
色味
ルビーの価値を決める最も重要な要素が色です。
理想的なルビーは淡すぎも暗すぎもしない、濃く、豊かな深紅色です。黒っぽい濃すぎる赤色だと価値が下がる傾向にあります。
しかし、色味によっては、黒みがかった濃い赤色のルビーは「ビーフ・ブラッド」。透明度が高く薄いルビーは「チェリー・ピンク」などと呼ばれ、価値が上がる可能性もあります。
産地
ルビーの価値を決める要素としてはその産地も関わってきます。
ルビーの産地として有名なものとして、
- ミャンマー
- マダガスカル
- タイ
- モザンビーク
- ベトナム
などがあります。
最も有名なルビーの産地として知られているのがミャンマー産で、最高級ルビーである「ピジョンブラッド」の産地としても知られています。モゴック地方の鉱山やモンスー鉱山が有名で透明度が高いルビーが産出されます。
他にタイ産のルビーは成分に鉄が多いことから黒みがかった色が特徴的で、ミャンマー産には劣るものの加熱処理などで綺麗な赤が出ることでも知られています。
透明度(内包物)
ルビーの透明度を表すものとして、表面の傷と内包物(インクルージョン)があります。
表面の傷はそのまま価値の低下につながりますが、内包物(インクルージョン)は、自然の芸術でもあり、この模様によってルビーの価値が上がる場合があります。有名なものとしてインクルージョンによって光が星形に反射する「スタールビー」があります。
加工処理
数十年前は鉱山で産出された綺麗な赤色のルビーがそのまま流通していましたが、現在はほとんどが加熱処理加工がなされて発色を強くさせています。市場に出回っているルビーの95%が加工処理がされており、未加工のものは希少性がかなり高いため市場価値も高いです。
ルビーの値段を知るために査定がオススメ
今回はルビーの値段相場を比較してみましたが、ランクの高いルビーはほぼ価格も一定であることがわかりました。
しかし、一般的なランクのルビーは買取業者によって価格帯もばらつきが出るので、ルビーの買取を考えている方は買取業者をしっかり選ぶことが重要です。
「なんぼや」はジュエリー買取金額2年連続日本一の実績があり、鑑別書や刻印があるものも買取可能です。
ルビーの買取を考えている方はぜひ一度査定にお持ち込みくださいませ。