2024年06月12日

宝石のカットとは？人気のカットの種類と特徴

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目次 [閉じる]

1 宝石のカットに関する基礎知識
- 1.1 ファセットカットとカボションカットとは？
- 1.2 カットした宝石の部位ごとの名称
2 宝石のカットの種類
3 まとめ

宝石のカットとは、原石をカット・研磨して美しい輝きを最大限に引き出す技術のことです。カットの方法にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴と魅力があります。宝石のカットは、デザインや輝きはもちろん、価値にも影響を与える重要な要素です。今回は、代表的な宝石のカットの種類とそれぞれの特徴をご紹介します。

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宝石のカットに関する基礎知識

宝石のカットは、単に形状を整えるだけではなく、宝石の種類ごとの光の屈折や反射の性質を最大限に引き出すために行われます。そのため、宝石の性質や見せ方によって適したカットの方法があるのです。まずは、宝石のカットに関する基礎知識をご紹介します。

ファセットカットとカボションカットとは？

宝石のカットは、大きく分けると7種類ほどに分類されます。なかでもジュエリーに多く使用されるのが、「ファセットカット」と「カボションカット」です。
「ファセットカット」は、主に透明な宝石に用いられます。ファセットとは、宝石表面に施される1面1面を指す言葉で、美しい輝きと華やかさを引き出します。
一方、「カボションカット」は、不透明や半透明な宝石に使われることの多いカットです。ファセットをつけず、半球状に磨き上げます。カボションカットは、光を反射させるのではなく、石そのものの模様や艶を活かしたカット法です。

カットした宝石の部位ごとの名称

カットが施された宝石は、部位ごとに名前がついています。種類を説明する際に必要となるため、チェックしておきましょう。
宝石の上部はクラウン、下部はパビリオンと呼ばれます。また、クラウン中央のもっとも大きな平らな面はテーブル、パビリオンの最下部にある小さな面はカレットという名称がついています。

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宝石のカットの種類

宝石のカットのなかでも、ジュエリーなどにもっとも多く使われるのがファセットカットです。ファセットカットは、大きくブリリアントカット・ステップカット・ミックスドカット・そのほかのカットの4つに分類されます。さらにそこから形やカットの方法を組み合わせて、さまざまな種類のカットに分けられるのです。ここでは、代表的なカットの種類をご紹介します。