ダイヤモンドがついた小さなピアスは買取可能?不可?
ピアスやイヤリングの、買取に関する疑問を数多く耳にします。
例えば、「メレダイヤと言われる、小さなダイヤモンドのついたピアスは買取してもらえるのでしょうか?」「片方だったり壊れてしまったりしている場合の買取は?」「新品以外も査定対象になりますか?」等など…。
今回は、そうしたピアスやイヤリング買取に関する様々な疑問についてお答えし、査定が可能な買取業者の特徴などについても言及していきます。
ピアスやイヤリングの評価基準とは?
ピアスやイヤリングを買取査定するときには、どのようなところを見るのでしょうか?
ここでは2つの価値基準についてお話しします。
地金+ダイヤモンド(宝石)の評価を見る
ピアスやイヤリングに使用されている地金そのものと、使用されているダイヤモンドなどの宝石をルース(裸石)として評価します。
衛生面から買取不可になりやすい汚れたピアス等も、この方法なら最低、地金の価格分の査定は出ます。
この査定方法に向いているピアス・イヤリング
- デザインが古い
- 壊れている
- 汚れている
- 片方しかない
- キャッチ部分しかない
- キャッチ部分がない
この査定での注意点
この基準で査定される場合に注意すべき点は、ダイヤモンドも適正に評価されているかというところです。
業者によっては、地金のみの評価で、小さいダイヤモンド(メレダイヤ)は評価しないところもあります。
見積書で確認し、メレダイヤに金額が付いていないときにはそれに対する説明を受け、納得できない場合には、他業者にも査定してもらうことをオススメします。
※ダイヤモンドに欠けや傷があったり、こびりついて取れない汚れがあったりした場合には、査定しても金額の付かないことがあります。
商品としての評価
新品、もしくは、人気のデザインやブランドの品であれば、リユース商品としてのプラス査定が可能な場合もあります。
「なんぼや」では宝石学のスペシャリスト・GG資格取得者が査定を行います。宝石そのものの価値に加え、デザインやブランドなどのバリューもしっかりとおつけします。ぜひお近くの店舗へお越しください。駅から近い便利な全国144店舗の一覧はこちら
この査定方法に向いているピアス・イヤリング
- 保管状態の良い新品
- 人気ブランド品
- 人気デザインの品
- プレミアなど付加価値のついている品
この査定での注意点
ピアスやイヤリングとしての商品価値をつけたい場合には、商品を購入した時の箱やショップ袋、ギャランティーカードなどの附属品も重要な役割をすることがあります。
特にブランド品の場合には、パッケージ類も一緒に保管しておくことをオススメします。
買取不可能なピアスやイヤリングの見分け方
いざ、買取をして欲しいと思ったときに、そのピアスは「本物の宝石が使われているのか」、「金属部分は貴金属かメッキか」などが、分からなくなっている場合もあると思います。
人気ブランド物でもない限り、メッキ物のピアスやイヤリングに金額がつくことはまれです。
どうしても見分けが付かない場合には、全てを持ち込んで見てもらうことも可能ですが、手間がかかるため、査定額も低くなってしまう(複数査定でもプラスαは望めない)可能性があります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
磁石に近づけてみる
純金と純プラチナは、磁石にはつきません。そのことから、純金および純プラチナを判別する場合のみ用いることができる、副次的見分け方です。
純度100%の貴金属以外の場合は、貴金属と磁石に反応する合金が混ぜられている場合もありますから、一概に磁石に反応したから貴金属ではないとは言い切れないのです。
また、貴金属以外でも磁石に反応しない金属はあるため、あくまでも目安としての利用しかできないのです。
純金、もしくは純プラチナの品を購入した記憶がある時には、試してみると良いでしょう。
刻印を探してみる
金具部分に貴金属が使われていれば、刻印が押されている可能性も高くなります。刻印を探すことは有効な手段のひとつです。
※刻印は全ての貴金属にあるわけではないため、刻印がないから貴金属ではないとは言い切れません。また、国により刻印の文字が異なる場合もあります。
金(ゴールド)の場合は「K18」「K22」「K24」など「K」と数字の入った刻印が、プラチナの場合は「Pt1000」「Pt950」「Pt900」など「Pt」と数字の刻印が、その他貴金属の場合は以下のとおりの刻印が目印になります。
「WG」=ホワイトゴールド
「YG」=イエローゴールド
「PG」=ピンクゴールド
上記の使用例としては、18金ピンクゴールドなら「K18PG」という刻印が押されます。
ただし、メッキの場合にも以下のような刻印が押されている場合があり、注意が必要です。
「GP」=メッキ
「GF」=金張り(通常のメッキよりも金部分が多く、剥げる心配がほとんど無い)
上記の使用例としては、金属にK18のメッキをしたなら「K18GP」という刻印が押されます。
ただし、海外製品などではK18と刻印されていても貴金属ではないことがあります。あくまで選別時の参考程度にお考えください。
良い買取業者の見極め方
今回は、ピアスやイヤリングの買取をしてくれる業者を対象に、買取の評価基準などについて記事にしました。
しかし、中には買取OKとしていても、実際には殆ど買取額が付かなかったり、未使用品だけ買取OKだったりする所もあります。
また、ダイヤモンドの査定が不得手の業者の場合、メレダイヤ等の小さなダイヤモンドの査定は、最初から行わないところもあります。
そうした業者に行かないためにも、初めて査定してもらう時には予め、電話やメール、LINE等で
「メレダイヤ1つでも買取してくれるか」
「ピアスやイヤリングは片方でも査定して貰えるか」
等を質問してみることをオススメします。
現在、宝石やジュエリーの買取相場が上がっています
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