ダイヤの「カラット」とは?由来や計算方法について徹底解説

ダイヤモンドの単位として使われる「カラット」。これは重さを示す数値なのですが、宝石の大きさと思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ダイヤの国際的価値基準「4C」のひとつであるカラットがどのようなものなのかを、基本的単位や語源、カラットの算出方法等と合わせてご紹介します。また、カラットにまつわるお得な情報も解説していますので、ぜひご覧ください。
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ダイヤの単位であるカラット数とは?
冒頭でご紹介したとおり、「カラット」とはダイヤをはじめとした宝石の重さを示す単位です。一般的に質量を示す単位として使われているグラム(g)とは異なり、カラットは、日本において「宝石の質量の計量」のためだけに使用されています。たとえば1カラットは0.200グラムになります。重さが増えれば必然的にサイズも大きくなるため、勘違いされるケースが多い傾向にあります。購入の際には注意しましょう。
カラットの表示と鑑定書
カラットは1/100の精度で量り、小数点第3位は“8捨9入”したものをメートルカラットとして表示します。単位は「ct」です。
0.999カラットであれば表示は「1カラット」になります。一方、0.998カラットであれば「0.99カラット」と、0.001カラットの差で区分が大きく変わり、資産的価値にも影響があります。
ただし、上記は国際価値基準となっているGIA(米国宝石学会)での表記方法で、CGL(中央宝石研究所)とAGT(AGTジェムラボラトリー)では、小数点第4位を四捨五入し、小数点第3位までを表記しています。
なお、日本ではCGLが主流の鑑定機関です。ダイヤモンドを購入した際には、同機関の鑑定書が付属されるケースが多い傾向にあります。小数点以下3桁目までにもこだわる場合には、CGL やAGTの鑑定書が付属するかを確認しましょう。
カラットの刻印
ダイヤモンドの指輪の多くには、カラット数が刻印されています。刻まれる箇所はリングの裏側など、目立ちにくいところが多い傾向です。鑑定書がなくてもカラット数が分かるだけでなく、本物の証としても役立ちます。
なお、一部のダイヤモンドには石に直接レーザーで刻印がなされるケースもあります。この場合は、カラット数だけでなく鑑定番号が合わせて刻まれる傾向にあります。非常に小さな刻印ですが、鑑定書と合わせて提示すると価値への信頼度が高まります。
カラットのポイントとは?
1カラットを100に分割して呼ぶ際には、「ポイント」という単位が用いられます。1カラットは100ポイントです。例えば、1.52カラットは、1カラット52ポイントと呼びます。
表記での省略記号は「pt」です。例えば0.38カラットなら38ptと示します。
ctとKで違うカラットの種類
カラットには、ダイヤなどの宝石の重量単位である「Carat/ct」(フランス語)と、貴金属である金の純度を示す単位である「Karat」(英語)の2種類があります。
「Karat」は、金の純度を24分率で算出した数値です。24K(24カラット/24金)は純金、18K(18カラット/18金)は18/24(金の割合75%)と表します。
一方、「Carat/ct」はあくまで質量であり、純度は関係ありません。そもそもダイヤモンドをはじめとする宝石は、貴金属のように混合できません。常に純度は100%です。
なお、ダイヤのカラットに関しては、ふたつの見方があります。
ひとつめは単一ダイヤの重さを表すカラット数。もうひとつが、1つのジュエリーに使用されているダイヤの重さを合わせた総重量としてのカラット数です。
同じ1カラットのダイヤモンドリングだったとしても、一粒石の1カラットと、メレダイヤ(0.2カラット以下の小粒ダイヤ)の総数1カラットのものでは、価値が大きく異なります。前者の方の価値が高いのはいうまでもありません。
ジュエリーを見るとき、特に通信販売等、実際に手に取って見ることができない場合には、総重量なのか単体なのかを必ずチェックするようにしましょう。
カラットの由来とは?語源は「豆」?
「カラット」の語源は、フランス語も英語も同じく古代ギリシャ語の「κερατιον(keration、イナゴマメ)」です。宝石の重さを示す際に「イナゴマメ何粒分の重さにあたるか」を基準とし使用されていたとされています。
1907年に行われた国際会議では、現在の1カラットを200mgに統一し、質量の単位として使われてきました。メートル条約会議での決定だったため、当初はほかのカラットとの混同を防ぐため「メートル系カラット」と呼ばれていたそうです。
何世紀にも渡って質量の単位として使われてきた「カラット」が、金の純度の単位になったのは、中世後期(1300~1500年ごろ)と言われています。当時は、地域によってさまざまな通貨を使用していたため、金貨の純度にもばらつきがあり、価値が異なるとされていました。
そこで、純度の基準として用いられたのがドイツの通貨である「マルク金貨」でした。マルク金貨一枚の重さ、233.85gを24カラットと定め、金の純度を計量することになりました。
結婚指輪のカラット数・大きさの平均サイズは?
「宝石の王様」と呼ばれるダイヤモンドは、古くから、多くの人々を虜にしてきました。婚約指輪としても憧れが強い宝石ではないでしょうか。
しかし気になるのは、その大きさです。ジュエリーショップに行けばさまざまなダイヤモンドの指輪が展示されていますが、何カラットを選べばよいかで迷われる方も多いでしょう。ここからは、結婚指輪の平均サイズについて見ていきます。
結婚指輪のダイヤは0.2~0.3カラットが平均
結婚指輪のカラット数でもっとも多いとされるのは、0.2~0.3カラットです。ただし、年齢が高くなるに連れて、カラット数が大きくなる傾向があるため注意も必要です。
具体的には、20代のうちは0.2~0.3カラット未満が半数程度となる傾向にあります。一方、30代になると、0.3~0.4カラット未満を選ぶ人の割合が増えるようです。とくに、30代中盤を超えると0.3カラット以上の割合が多くなるとされています。
一方、0.4カラット以上を選ぶ割合は全年齢で見ても少数でした。これらの結果を踏まえると、20代から30代前半では大きくても0.3カラット、それ以上の年代であれば0.3カラット以上を選んでおくのがおすすめです。
ちなみに、価格は30~40万円が平均相場でした。ただし、これはダイヤモンドの価値だけでなく、ブランドのデザイン力やリングの素材など、さまざまな要素が影響していると考えられます。あくまでも目安として捉えておきましょう。
普段使いには何カラットがおすすめ?
ダイヤモンドのカラット数はカットによって異なる場合があるものの、小さなものであれば差はわずかにしか感じとれません。普段使いにするダイヤモンドアクセサリーなら、そこまで大きさを気にすることもないでしょう。
それを踏まえると、ちょっとしたお出かけや職場へつけていくようなアクセサリーであれば、直径3mm~3.8mmの小さなダイヤモンドがおすすめです。カラット数でいえば0.1~0.2ctになります。
ただし、ダイヤモンドのサイズは身に着ける方の身長や体型を踏まえたバランスも大切です。高身長の方と低身長の方では、選ぶべきサイズも変わるでしょう。実際に試着をしてみて、程良いバランスになるカラット数を選んでください。
セレブ御用達の10カラットとは?価値はどれくらい?
前述のとおり、一般的な婚約指輪に使用されるダイヤモンドの平均は、0.2~0.3カラットでした。一方、海外セレブのなかには、婚約指輪として「10カラット」の指輪を贈られたことがあると、話題になる方もいらっしゃいます。
指から零れるほど大きな10カラットのダイヤモンドともなれば、もともと供給が少ない宝石の場合は、大きさ以外の要素で値段がぐっと安くなることはほぼありえません。採掘量が非常少なく、希少価値が非常に高いため、一千万円を越えると考えられます。さらに、そのほかの要素によっては、数千万円の価値が付くことも考えられるでしょう。
また、セレブ御用達の一流ブランド・デザイナーが作った結婚指輪ですから、付加価値も相当なものです。ダイヤモンドの価値に数百万円のプラスαも予想されます。
ダイヤの価値や値段の決まり方
ダイヤモンドの大きさは、見た目の輝きにも影響を与えるといわれています。大きい石のほうが光を取り込んで反射できる量が多いためです。これがダイヤモンドを選ぶ際にサイズが重視される理由です。
また、資産価値でいえば、カラット数のあるほうが価値は高くあります。これは、大きな石になるほど採石数も激減するため、希少価値が換算されて飛躍的に高値になっていくからです。そのため、資産価値を求めてダイヤを購入したい場合には、カラット数も重要で、少なくとも品質の良い1カラット以上のものを求めるようにする必要があります。
しかし、実際には「カラット数が大きければ高価である」とは限りません。
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以下から、ダイヤの価値・値段に関係する要素について解説します。
国際的基準である4C
ダイヤモンドの価値・値段の大半は、GIA(米国宝石学会)が定めた国際的基準準である4Cにより決まります。
- Cut(カット:輝き)
- Carat(カラット:重さ)
- Color(カラー:色)
- Clarity(クリアリティ:透明度)
上記の指標が高くなるほど、ダイヤモンドの価値も上がります。
具体的な値段についても見てみましょう。たとえば、1カラットのダイヤモンドは、他の項目を気にしなければ100万円未満のものが見つかります。一方、すべての項目にこだわると、同じ1カラットで数百万円になるケースもあります。このように、ダイヤモンドはより総合的な美しさが評価される宝石と言えるでしょう。
需要と供給
4Cのうち、どの指標が重視されるかは時期によっても変わります。たとえば、特定のカラーのダイヤモンドが一部のブランドによって大量に購入されたとします。すると、そのカラーのダイヤモンドが市場から少なくなる(=供給が減る)ため、需要とのバランスが崩れて値上がりするのです。
また、流行が影響するケースも考えられます。たとえば、「ダイヤモンドは大きさが大切」という価値観が消費者の間で広まれば、4Cのうちカラット数が重要な指標となるでしょう。一方で「ダイヤモンドは大きさよりも質」という価値観が広まれば、カットの影響が大きくなるのです。
外国為替相場
日本では現在、ダイヤモンドの算出はありません。そのため、すべてが海外からの輸入となってしまいます。この場合、輸送費はもちろん、外国為替相場の影響も考える必要があります。
ちなみに、ダイヤモンドの相場価格基準は、米デビアス社が発行する「ラパポート・ダイヤモンド・レポート(RAPAPORT DIAMOND REPORT)」が基準となっています。この評価額はすべてドル建てです。そのため、円安が進めばダイヤモンドが高騰する、といった事態が起こるのです。
ダイヤのカットとカラットのサイズ・大きさ
宝石はそれぞれに重量が異なります。そのため、同じカラットでも、宝石の種類によってサイズは大きく異なるのです。一方、同じ質量のダイヤであっても、実は、カット(研磨)の質で見た目の大きさに違いが出る場合があります。
ブリリアントカットを例にしていえば、テーブル面(ダイヤを上から見た面)が同じサイズでも、ガードル部分(ダイヤの最大幅部分の側面)の厚みが不必要に厚くなりますと、重量は増します。
反対にいえば、カットの質が悪い場合には、ダイヤは小さく見えてしまうということなのです。品質基準の「4C」の中で、カットが重要な位置を占めている意味には、こうした事情もあるのです。
マジックサイズとは?
「マジックサイズ」とは、ダイヤモンド業界で、価格に与える影響のあるサイズを表す名称です。具体的には0.5カラット・0.75カラット・1.00カラットが「マジックサイズ」と呼ばれます。このサイズに着目してダイヤを選びますと、お得に購入できることがあります。
例えば、1カラットの境目で考えた場合、1カラット未満のものと1カラットを超えるものを比較しますと、わずか6ポイント(0.06カラット)程度の差でも、価格にすると約20%も変わってくるという結果をGIAも伝えているからです。
見た目にはほとんど違いがわからないほどの差ですので、カラット数にこだわらないのであれば、「マジックサイズ」にわずかに届かないカラット数のダイヤを購入するのがお得なのです。
また、「マジックサイズ」では、もうひとつ注意する点があります。
それは、先にお話しした、GIAとCGL、AGTのサイズ表記方法の違いです。
例えば、0.999カラットのダイヤがあるとしますと、GIAでは1カラットと表記されますが、CGLとAGTでは0.999カラットのままです。
しかし、「マジックサイズ」が表すとおり、1カラットとそれ未満では大きな価格の差となってしまいます。
大きさが異なるのならまだ納得できても、同じ大きさなのにサイズ表記の差で価格が大きく変わる可能性があるのですから驚きです。
反対にいえば、CGLとAGTの表記で、マジックサイズよりも0.001カラット少ないダイヤを見つけることができれば、お得に購入できる可能性もあるのです。
ダイヤのカラットの計算方法と計り方
カラットは質量を示す単位ですが、数値が大きくなればなるだけダイヤのサイズ感は大きくなります。そのため、カラットとサイズ感の関係を知っておくと、ダイヤモンドジュエリーを選ぶ際の目安になります。厳密には、カットの精度等によりカラット数は異なりますが、すでにセッティングされているダイヤのおおよそのカラット数が知りたいときなどに重宝するでしょう。以下は、カラットと直径、深さの早見表です。
カラット | 直径 | 深さ |
0.2 | 3.81mm | 2.31mm |
0.25 | 4.10mm | 2.49mm |
0.3 | 4.36mm | 2.64mm |
0.35 | 4.59mm | 2.78mm |
0.4 | 4.80mm | 2.91mm |
0.45 | 4.96mm | 3.01mm |
0.5 | 5.14mm | 3.11mm |
0.55 | 5.31mm | 3.21mm |
0.6 | 5.47mm | 3.30mm |
0.65 | 5.62mm | 3.39mm |
0.7 | 5.75mm | 3.49mm |
0.75 | 5.89mm | 3.57mm |
0.8 | 6.02mm | 3.64mm |
0.85 | 6.15mm | 3.72mm |
1 | 6.48mm | 3.91mm |
1.5 | 7.41mm | 4.48mm |
2 | 8.16mm | 4.94mm |
ダイヤの計り方とカラットの計算方法
より正確にカラット数を把握したい場合は、お手持ちのダイヤモンドのサイズを測り、カラットを算出する方法もあります。なお、この方法はラウンド・ブリリアント・カットされたダイヤの算出方法となるのでご留意ください。
STEP1.ダイヤのサイズを測る
まずはダイヤの直径と深さを測ります。
深さは、ダイヤモンドの「テーブル(上部の平たい面)」から「キューレット(下部のとがった先)」までのサイズ(宝石の高さ)です。直径は、テーブルの直径です。
なお、計測時は数カ所を測り、それらの平均を計算するとより正確です。たとえば、直径が7mmと6.6mmの測る箇所によって変わる場合には、合計13.6mmを2箇所で割り算することで、平均直径が6.8mmだと分かります。
STEP2.カラットを算出する
計測したダイヤモンドのサイズを、以下の数式に当てはめて計算を行いましょう。
深さ×直径×直径×0.0061=カラット
※ミリ(mm)単位
例)直径6.52mm、深さが3.94mmのダイヤの場合
3.94×6.52×6.52×0.0061=1.021ct
その他の計算方法
計算式には、今回ご紹介した一般的に広く普及している式の他に、もっと簡便なものもあります。直径だけで算出する方法です。
直径×直径×直径×0.00365=カラット
これは、宝飾品などでセッティングされた位置等の関係で深さが測れないときに重宝します。先ほど例に出したダイヤで計算しますと
6.52×6.52×6.52×0.00365=1.011
1.011となりましたので、1.01カラット。前出の計算方法とは、0.01カラット(1ポイント)の差が出ましたが、おおよそのカラット数は確認できます。
カラットとカラーの関係
ダイヤモンドの国際的価値基準「4C」のひとつであるカラーには、D~Zまでグレードがあります。もっとも高評価なのがDで、黄色みが増すほどZランクへ近づいていきます。
もっとも価値が高いカラーは無色透明です。しかし、カラット数が増してくると、おのずとカラー品質の良いダイヤモンドは採石されにくくなります。結果、カラー評価が影響し、大きなダイヤが小さいダイヤに価値で負ける、という事態が起こりえます。最近では品質の良いダイヤが採れにくいため、カラット数が高く、カラーの評価も高いダイヤモンドは希少です。4Cすべてを満たしているダイヤモンドを購入しようとすると、かなりの金額になるでしょう。
ただし、カラースケールは、1~2ランク程度ではそれほど差がありません。近いカラーグレードのダイヤを並べて比較しても、違いがわからないという方も多いようです。費用のことを考えるなら、カラーのグレードを落としてカラット数の大きなものを購入する、という選択肢もありえます。
ダイヤ豆知識:地球上で最大のダイヤとは?
2018年に入ってから、アフリカ南部にあるレソト王国(Kingdom of Lesotho)で、世界で5番目に大きな原石である910カラットのダイヤが発見されたことは記憶に新しいと思います。
このように、近年に入ってからも大きな原石は採石されていますので、地球上にはまだまだ眠っている大きなダイヤの原石があるかもしれませんが、現在、採石されたダイヤの原石の中では、1905年(明治38年)に南アフリカ共和国(旧トランスヴァール共和国)で発見された3106カラット(621.2g)の「カリナン」が最大です。カリナンは、1905年に南アフリカのカリナン鉱山で発見されました。トーマス・カリナンが所有していた鉱山であり、この原石と鉱山の呼び名は所有者の名前に由来しています。
採掘された原石のサイズは、長さ101mm・高さ63.5mm・幅50.8mmです。それまでは1893年に発見された「エクセルシア」の970カラットが最大でしたが、その記録を大幅に上回っています。
しかし、原石のままでは、ダイヤはその美しさを発揮できません。そのことから、「カリナン」は、9つの大きな石と96の小さな石にカットされ、現在ではその中で1番大きくカットされた530.2カラット(106g)の「カリナンI(偉大なアフリカの星)」と名付けられ、一時ヨハネスブルグとロンドンで展示されました。その後、1907年にイギリス国王へ献上され、世界第2位を誇る石としてイギリス王室の所有するところとなっています。
では、現在世界最大の研磨済みダイヤとしてランクされている石は、何でしょうか?
それは、「ザ・ゴールデン・ジュビリー」と呼ばれる南アフリカ共和国で採石された石で、原石は755カラット(151g)あったものがカットされて545.67カラット(109.13g)になったものです。
ルイ・ヴィトンが1758カラットの原石を購入
2020年1月に、ルイ・ヴィトンが1758カラットのダイヤモンド原石を購入したニュースが流れました。こちらの原石はアフリカのボツワナ鉱山で採れた「セヴェロ(希少な発見)」と呼ばれるものです。
現在のところ、史上2番目に大きなダイヤモンドの原石として認定されています。最大の原石であるカリナンと比較して小さいものの、テニスボール程度の大きさはあるようです。
また、ボツワナ原産のダイヤモンドとしては最大の大きさを誇るそうです。ルイ・ヴィトンのジュエリー展開に、ますますの期待が持たれます。
おわりに
ダイヤのカラットは、石の評価につながる重要な要素のひとつです。
ただし、カラットが大きいほどダイヤモンドの価値が上がるかというと、一概にそうとはいえません。カラーやクラリティ、カットなど、さまざまな要素と関連して総合的に価値が決められます。
アクセサリーに選ばれやすいカラット数の平均値はありますが、あまり意識しすぎずお好みのものを購入しても良いでしょう。
また、マジックサイズやカラットの計算式は、覚えておくとさまざまな場面で役に立つはずです。ぜひ活用し、ダイヤの購入時や売却時などにお役立ていただければ幸いです。
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