ジュエリーとアクセサリーの違い|ジュエリーを身に着ける意味とは？
指輪や宝石、ブレスレット、ネックレス、ピアスなど女性が身に着けるものをジュエリーやアクセサリーと呼びます。
では、ジュエリーとアクセサリーの違いやそれぞれの意味はどんなものなのでしょうか？また、私たちはなぜジュエリーを身に着けるのでしょうか？
今日はジュエリーとアクセサリーの違いについて紹介していきたいと思います。
ジュエリーとアクセサリーの違い
普段から私たちが何気なく使っている「ジュエリー」と「アクセサリー」という言葉。どちらも指輪やネックレス、ピアスなどのファッションアイテムを指す言葉になりますが、それぞれの定義には違いがあります。
ジュエリーの意味
ジュエリーというと宝石をイメージしやすいかと思いますが、その通りで、ジュエリーは主に貴金属や天然の宝石を使った宝飾品を意味します。日本ジュエリー協会では「装身具のうち、素材に貴金属、天然宝石を用いた宝飾品」のことをジュエリーとしています。
貴金属であれば、すべてがジュエリーを指すかというとそうではなく、金属の含有率が低いものはジュエリーとは定義されない場合があります。
それぞれ、
- プラチナ：85.0%
- 金：37.5%
- 銀：80.0%
- パラジウム：50.0%
の最低含有量が日本工業規格で定められており、他の物質などを織り交ぜて生成されている貴金属はジュエリーとは呼ばれないことがわかります。
アクセサリーの意味
アクセサリーは、体や衣服につけて、飾りにするものの総称を指し、指輪やネックレス、ピアスなど以外にも帽子、ブローチ、ベルトなどの装身具全般のことをアクセサリーと呼んでいます。
ジュエリーのように貴金属のものだけでなく、布や革やプラスチックなどさまざまな素材で作成されたものもアクセサリーと呼ぶことができます。
ジュエリーは貴金属や宝石を使ったものを指し、それ以外のファッションアイテム全般をアクセサリーと呼ぶことができます。
ジュエリーを身に着ける意味
宝石や貴金属を表すジュエリーを私たちは贈り物や自分へのご褒美として身に着けています。一般的に貴金属は高価なものになるので、自分をより美しく魅せるために身に着けていると思いがちですが、昔はジュエリーを身に着けることはお守りの意味が込められていました。また、ジュエリーはつける場所によっても意味が変わってきます。
お守りとしてのジュエリー
ジュエリー、とくに宝石は昔から身に着けることで自分の身を守る、加護があると信じられていました。宝石に関する様々な逸話もあります。
実際に「開運ジュエリー」や「お守りジュエリー」など身に着けることで幸運や運気を呼び寄せてくれるジュエリーも多く存在します。
| 宝石 | 意味や効果 | 誕生石 |
|---|---|---|
| ダイヤモンド | 永遠の絆 | 4月の誕生石 |
| サファイア | 強い意志 | 9月の誕生石 |
| エメラルド | 知性 | 5月の誕生石 |
| ルビー | 情熱/生命力 | 7月の誕生石 |
| 真珠 | 美/健康 | 6月の誕生石 |
| アメジスト | 安定/冷静 | 2月の誕生石 |
| アクアマリン | 対人関係 | 3月の誕生石 |
| トルマリン | 浄化 | 10月の誕生石 |
| ターコイズ | 旅のお守り | 12月の誕生石 |
指輪の意味
指輪は輪に切れ目がないことからも「永遠」の意味が込められており、指にはめることで「契約」や「約束」の意味合いも持っています。
ネックレスの意味
ネックレスは首元のジュエリーになり「束縛」や「独占」という意味合いを持っています。古くは相手の無事や幸せを祈るお守りとして贈られていました。
ブレスレットの意味
ブレスレットも手錠を連想させることから「束縛」の意味合いを持っています。
古代では、右手に着けることはエネルギーの放出を指し、願い事を叶えたり、活動的になることを願い、身につけられていました。
左手はエネルギーの吸収を指し、健康や精神の落ち着きを意味しています。
イヤリングの意味
イヤリングは耳に身に着けるものなので、相手のそばにいたいという意味合いを持っています。また、古来は魔除けのアイテムとしても使われていたので「相手を守る」という意味合いもあります。
左耳は「男らしさ」や「守る人」という意味があり、逆に右耳は「女性らしさ」「守られる人」という意味を持っています。
まとめ：ジュエリーはいつも女性の憧れ
今回はジュエリーとアクセサリーの違いについてご紹介していきました。実際にジュエリーは貴金属や宝石が付随した高価なものとなっており、華やかな輝きを持つジュエリーは全世界の女性の憧れとなっています。ジュエリーやアクセサリーにはそれぞれ古来より様々な意味合いが込められていますが、現在は自分自身の美しさをより一層引き出すためにジュエリーやアクセサリーが使われています。
ジュエリーは過去も現在もこれからも女性たちの憧れのアイテムになっていくのでしょう。
