イヤリングが痛い？原因と対処方を紹介
イヤリングは、耳元を美しく飾ってくれるアクセサリーです。とはいえ、上手に着用しないと、痛みを感じることもあります。お気に入りのイヤリングを身につけるとき、耳の痛みは避けたいところでしょう。そこで今回は、なぜイヤリングが痛くなるか原因を解説し、実際に痛くなる場合の対処法や痛くなりにくい種類をご紹介します。
イヤリングが痛くなるのはなぜ？
イヤリングで耳が痛くなる主な原因は、適度な強さで着用できていないためです。人によっては、アレルギー反応を起こしている場合もあります。
挟む力が調節できないタイプのイヤリング
イヤリングは、耳たぶに挟んで身につけるスタイルが主流です。耳たぶの厚さは個人差があり、留め具の挟む力が調節できないタイプは、耳の痛みにつながるケースが多く見られます。
きつく締めすぎている
留め具の挟む力を調節できる場合、それでも耳が痛くなるなら、必要以上に締めているかもしれません。留め具をきつく締めすぎるケースは、大切なイヤリングが落ちないか心配なときに起きやすい事例です。
留め具部分が小さい
イヤリングによる痛みは、留め具のサイズも関係しています。留め具部分が小さいと耳たぶに接する面積は減少し、狭い範囲に圧力が集中し続けるため、痛みを招きやすくなります。
金属アレルギーによる痛み
さらに、金属アレルギーもイヤリングが痛くなる原因のひとつです。留め具の多くは金属が使われているため、肌に合わないと痛みを引き起こす可能性があります。
イヤリングが痛くなる原因をふまえた場合、購入時には留め具のタイプや素材を確認することが大切と考えられます。
痛くなるイヤリングの対処法
イヤリングが痛くなる場合、身につけ方を工夫すると痛みの軽減に効果的です。実際の対処としては、装着位置を変えるなどの方法が挙げられます。
イヤリングの位置をこまめに変える
一般的にイヤリングは、耳たぶの中央より内側につけたほうが痛くなりにくいといわれています。ただし、長時間にわたり装着していると、痛み始めることは少なくありません。
イヤリングを長く着用する際は、こまめに装着位置を変える方法がおすすめです。化粧を直すタイミングでイヤリングも移動すると、同じ場所が留め具に圧迫される事態を避けられます。
留め具を変える
金属アレルギーが起きている場合は、留め具部分を変える選択肢もあります。樹脂製のものはアレルギーの防止につながり、素材が柔らかいため耳への負担も和らぐと期待できます。
また、小さい留め具を大きいサイズに変えると、耳たぶにかかる圧力は分散され痛みの軽減に役立ちます。
その他の方法
留め具の肌触りを改善したい場合、シリコンカバーを利用する対処法があります。また、イヤリングを耳たぶの痛みにくい位置に固定するには、両面テープなどで粘着力を高める方法が有効です。
イヤリングの重さで耳たぶが引っ張られ痛くなっているなら、重量が軽めのタイプを選ぶとよいでしょう。
痛くなりにくいイヤリングの種類は？
イヤリングは、痛くなりにくい種類もあります。このタイプの代表例は、ネジバネ式やクリップ式です。
ネジバネ式イヤリング
ネジバネ式は、ネジ式とバネ式が組み合わされた種類です。ネジ式の留め具を調節できる構造と、バネ式の痛みが生じにくい特徴を兼ね備えています。留め具が調節可能で肌あたりもよいため、痛みを気にせず身につけるのに適しています。
クリップ式イヤリング
クリップ式は、留め具をクリップのように開閉できるタイプです。装着したとき耳たぶに密着するため、安定感があります。ソフトタッチのクリップ式は留め具のシリコン部分が吸盤の役割を果たし、痛みにくく落ちにくい仕組みが特徴的です。
ノンホールピアス
ノンホールピアスは、イヤリングの挟む力を指で調節できます。さらに、留め具のシリコン素材がクッションになるため、痛みを感じにくい特徴があります。
イヤーカフ
イヤーカフは、耳の軟骨部分に引っ掛けるタイプのアクセサリーです。耳たぶに挟んで固定する必要はなく、長時間つけても痛みが生じにくく耳への負担は少ないといわれています。
イヤーフック
イヤーフックも、留め具を耳たぶに挟まないアクセサリーです。こちらは、耳の上部に引っ掛けて装着するタイプです。耳たぶが痛みにくいだけでなく、簡単に身につけられる利点などもあります。
イヤリングを耳たぶに挟むのが苦手であれば、イヤーカフやイヤーフックがおすすめです。
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今回は、イヤリングが痛くなってしまった際の対処方法などをご紹介しました。しかし、ご自身の耳に合っていないものの場合、対処が難しいケースもあり得ます。こうした際には、買い替えもぜひご検討ください。
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