【更新:2024年11月】ダイヤモンド買取、人気店の見分け方
日経電子版によれば、記者が鑑定書のないダイヤモンドを持って都内を中心に20箇所の買取店を回って調べたところ、なんと、同じダイヤモンドの査定価格に23倍もの差が生じたのだとか。
どこのお店も「高価買取いたします」と宣伝している中で驚きの話ですが、この現実を踏まえ、ダイヤモンドの買取で泣かないために本当の人気店(=買取価格が高い店)を選ぶのためのハウツーをお届けします。
まずは、選んではいけない買取店の3つのポイントをお伝えします。
2024年宝石買取相場急上昇中!! さらにジュエリーに使われている金は10月31日(木)現在1gの相場が15,025円を超えました!! 20年前と比べておよそ7倍以上値上がりしており、これまでにない高値となっています。 宝石やジュエリーを売るなら今がチャンス、宝石買取なら「なんぼや」にお任せください。
選んではいけない買取店(1):ダイヤモンド査定の専門家がいない
ダイヤモンドは、ベルギーをはじめ世界16ヶ所ほどに存在するダイヤモンド取引所で売買され、グレードごとに国際相場が決まります。私たちが個人で持っているダイヤモンドを買取店に持ち込んだ場合も、査定価格は国際相場に照らしたものになるはずです。
しかし、相場はあってもダイヤモンドを鑑定書なしの状態で業者に持ち込んだ場合、専門知識を持たない店舗では、そもそもそのダイヤモンドがどのグレードに属するものか、正しく評価することが困難です。
ルーペ、カラット重量計、宝石屈折計など各種査定機器があったとしても、機器でわかるダイヤモンドの品質は完璧ではありません。品質基準である4Cに照らし、微妙なカットやカラーの違い、クラリティの状態も含めて正確にグレーディングするためには、ダイヤモンドに関する専門知識と目利きが不可欠です。
専門家のいないお店では自分の査定に対する不安と売却時の損失を避けるため、低い査定・買取額を提示することになります。
選んではいけない買取店(2):強い販売力を持っていない
ダイヤモンドの買取価格には、買取店が私たちからダイヤモンドを買い取った後の再販事情も大きく関係しています。
買い取られた中古ダイヤモンドは、そのまま自社の店舗で売られる場合もありますが、通常は、中古宝石を扱う別の業者に再販されます。
買取業者の利益は仕入れ(買取)と販売価格の差額となるため、海外におよぶ広いマーケットの需要とバイヤーが確保できているような、販売力に自信のある業者は、比較的安心して品物を買い取ることができます。
反対に買取後の売却先は狭い国内にしかない、自社販売でダイヤモンドが在庫余剰になっているなどの事情がある場合、買取価格を抑えることでリスク調整が行われます。
このため、強い販売力を持たない業者への持ち込みは避けたほうが賢明と言えます。
「なんぼや」は、お客様から買取させていただいた宝石を、国内外のさまざまなルートで販売します。そのため、お客様への査定金額を高くおつけすることが可能です。ご不要な宝石があればぜひ当店へ。
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選んではいけない買取店(3):競争相手が少ない地域にある
たとえば東京、名古屋、大阪などの都市部では、ダイヤモンドや宝石の買取店を多く見かけます。こうした競争相手の多い地域では、他店にお客様を奪われないよう、少しでも高い買取をする必要があります。
反対に競争相手がいない場所の場合は勝ち抜く必要もないため、取引は店側の望みに沿った形で行われやすくなります。ここから売り手にとっては、競合店が多い地域の方が条件の良い取引がしやすいと言えます。
たとえば東京なら銀座、渋谷、新宿、池袋をはじめ、買取店が密集する地域はいくつもあります。ダイヤモンドを持ち込むなら、こうした密集地域が狙い目です。
いかがでしょう?大きく「選んではいけない買取店」のポイントを3つ挙げましたが、ほかにも
- 買取数自体が少ないお店は、1点あたりからの利益率を高める必要があるためNG
- 金やプラチナなど、貴金属の買取が主力の業者は宝石の価値には興味がないのでNG
が挙げられます。
次に、ダイヤモンド買取で人気のあるお店の特徴についてまとめます。
人気のある買取店を見分ける4つのポイント
ダイヤモンドなど宝石の買取で人気のあるお店イコール、買取価格の高いお店と言えます。実際にダイヤモンドの買取を利用したことがある人の口コミ評判やレビューもネットで見かけますが、店舗あたり何件ものレビューに目を通すのは少し大変です。
そこで、ダイヤモンドを高く買い取れるお店の簡単な見分け方としては、「選んではいけない買取店」の逆の条件を備えるお店となります。その条件をまとめてみます。
- ダイヤモンド査定の専門家が在籍している
- 海外も含め、広い販売ルートを持っている
- 各都道府県で、競合店が密集する地域に店舗を構えている
- ダイヤモンド、宝石の買取実績数が多い
あたりでしょう。
「ダイヤモンドの専門家」とは、宝石学の教育機関として世界的な権威を持つGIA(米国宝石学会)による鑑定資格『GIA GG(グラジュエイトジェモロジスト)』の保有者などを指します。
少なくとも上記4つのポイント抑えて取捨選択すれば、大量の買取業者の中から、検討リストに残すべきお店をかなり絞り込むことができるはずです。
ダイヤモンドを含めきちんとした宝石査定ができるお店では、ティファニー、ブルガリ、カルティエなどのブランドのものでは、宝石自体の価値に、さらにブランド価値がプラス査定されます。
貴金属部分が金やプラチナなどの高級貴金属の場合は、宝石の価値に加え、貴金属の価値もプラス査定されます。
貴金属部分に華美な装飾が施されている場合は、宝石と貴金属の価値に加え、ひとつの芸術品としての価値もプラス査定されます。
本当に信頼できる業者を選べば、使わないダイヤモンドなどの宝石は、ちょっとした資産に換えることができます。
ドレッサーやタンスの引き出しにしまったままの指輪やネックレス、イヤリングやブローチなどもてあましているジュエリーは、人気のあるお店をしっかりチョイスして、今後の自分のために、有効に役立てたいですね。
現在、宝石やジュエリーの買取相場が上がっています
写真を撮って送るだけ、店舗に行く前に買取金額が無料で分かります。