2月の誕生石「アメジスト」について詳しく知ろう！

宝石言葉：高貴・誠実・知性・調和・冷静・心の平和・インスピレーション

アメジストってどんな宝石？

アメジストは和名の「紫水晶」という名前のとおり、透明度の高い紫色が美しい水晶です。
古くから愛されてきた宝石のひとつで、心に染み入るようなパープルカラーは王族や貴族など、地位が高い人々から特に好まれてきました。
名前の由来はギリシャ語の「amethustos」で、「酔っぱらっていない」という意味があります。
そこから、アメジストの杯でお酒を飲むと酔わないと信じられていた、というエピソードも。
またアメジストは太陽光に弱く色があせてしまいますので、しまうときは注意してくださいね。

アメジストにはどんな特徴があるの？

貴重な透明パープルのカラー

宝石の色は多種多様ですが、実は透明度の高いパープルカラーをもつ宝石は多くありません。
特に色が濃くて美しいパープルとなると、ほんの数種類になります。アメジストはその中で、最も美しい色彩を誇る宝石なのです。

アメジスト？アメシスト？

アメジストは英語で「Amethyst」。発音をカタカナで書くと「アメシスト」になり、宝石名としてはこちらが正解です。ですが 一般的には「アメジスト」と濁音付きのほうが定着しています。どちらも間違いではないので、好きな方を使いましょう。

ラベンダーアメジストって？

アメジストの中で色彩が淡く、一見ピンクにも見えるほど柔らかなパープルカラーのものを「ラベンダーアメジスト」と呼びます。透明感が高く優しい色合いは、さまざまカラーの宝石や服装にも合わせやすく、アクセサリーにもぴったりです。

パワーストーンとしてのアメジスト

アメジストは古くから、高貴な美徳を示す宝石として用いられてきました。心を落ち着かせて清めてくれるパワーストーンで、真実の愛を象徴するともいわれています。また、恋愛成就のお守りとしても人気なんですよ！

なお、ピンクアメジストの石言葉は、真実の愛、そして女性性。内なる魅力を引き出すことで、愛される力を高めてくれます。ネガティブなエネルギーを排出する力も持つため、幸運や良縁も引き寄せてくれるでしょう。

アメジストの宝石言葉は？

アメジストの石言葉は、高貴、誠実、心の平和です。かつては、神聖な人間だけが身に着けることを許されていた神聖な石で、マイナスなエネルギーをプラスのエネルギーに変える効果があるとされています。

絆を深め、愛を守り抜く強さを育むことから「愛の守護石」とも呼ばれています。

アメジストの効果、象徴って？

アメジストは宝石言葉が示すように、「高貴・誠実・調和」そして「心の平和」を象徴するパワーストーンです。精神的なストレスを緩和して、心を健やかに保つように力を貸してくれるといわれています。寝室にインテリアとして飾ると、悪夢を退け安眠できるとも伝えられます。
また真心や真実の愛を表しますから、恋愛成就のお守りや恋人同士で着けるペアリングの宝石としてもおすすめです。

アメジストの歴史

アメジストの歴史はとても古く、紀元前2000年以上前の古代メソポタミアでは、高貴な身分の人たちの印材として用いられていました。また初期のキリスト教会では、司祭の正装としてアメジストの指輪が使われていたといわれています。
アメジストは、ずっと昔から心を清める神聖な宝石として信じられてきたことがわかりますね！

アメジストが持つ不思議な力とは？

「守護石」とも言われるアメジストは、魔除けの力が強いと言われています。

アメジストの神秘的な紫色から、霊的エネルギーが強い石と言われ、内側のネガティブな気持ちを排出するだけではなく、第六感を高めることで、邪悪なものや、災いを遠ざけてくれるそうです。

古代エジプトでは、魔除けのアクセサリーとして使用されただけではなく、キリスト教では「司教の石」と呼ばれ、かの有名なレオナルドダヴィンチも愛した石と言われています。また、感情を沈め、冷静な思考をサポートしてくれるほか、直観力を高めてくれるため、よい判断が下せるようになるようです。

さらに、ヒーリング効果も強く、石を胸に当てて深呼吸することで、心の安定の効果が感じられると言われています。不安や日々のストレスを取り除くだけでなく、穏やかな気持ちにさせてくれるでしょう。厄除けや、心の安定のためのお守り代わりに身に着けるのもおすすめです。

アメジストが「怖い」と言われる理由

さまざまなエネルギーを持つアメジストですが、一部では「怖い石」と言われることがあるようです。その理由の一つは「人を選ぶパワーストーン」と言われるからかもしれません。

持ち主と波長が合わないと体調不良になったり、嫌な気分になったりすることがあるそうです。感性が鋭い方は、石酔いと呼ばれる不調が起きることもありますが、その場合は体に慣れると引いていくようです。

また、アメジストが怖いと言われる一番の原因は、「呪いのアメジスト」の伝説かもしれません。「デリーの紫のサファイヤ」と呼ばれ、1800年代にインドの神殿から奪い去られたもので、所有者が次々と不幸に見舞われたというもの。都市伝説との噂もありますが、真実は闇の中です。

おすすめの身に付け方は？

気品にあふれた落ち着きのあるパープルカラーが美しいアメジストは、やはりシックな装いにとてもよく合います。
特に寒色系のエレガントな服装や、ホワイトをベースにした清楚な装いに、アメジストのネックレスを合わせると、より洗練された上品なイメージを演出することができますよ。
また髪をアップにして、アメジストのイヤリングを身に付けるのもおすすめです！

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アメジストと相性が良い石は？

紫水晶とも呼ばれる「アメジスト」は、水晶系のすべての石と相性が良いです。

特に、シトリン、アクアマリン、ルチルクォーク、ローズクォークと相性が良く、浄化石と組み合わせることで、より力を発揮してくれます。

シトリンは、富や金運を高めるだけではなく、ポジティブなパワーを与えてくれるため、アメジストとの組み合わせでは、金運だけではなくヒーリング効果も期待できます。心を潤し、豊かにしてくれるといわれる「アクアマリン」と組み合わせると恋愛成就など、恋のお守りにおすすめです。

ルチルクォーツには、障害物を取り除くことで、物事を発展させる力があるため、収入アップなどのお金に関する運気があがるとされています。ローズクォーツは、女性の幸せや喜び、愛を呼び起こすとされる石のため、アメジストと組み合わせることで恋愛運を高めてくれます。

アメジストと相性が悪い石は？

「心の安定」や「調和」など、メンタル面に重きを置いた柔らかで優しいエネルギーをもつアメジストに相性の悪い石はあまりありません。ただ、組み合わせる石によっては、アメジストの癒しの効果が充分に得られない場合があることは覚えておかなければいけません。

例えば、圧倒的行動力を授けてくれる石である「タイガーアイ」など、強いエネルギーを持つ石と組み合わせた場合は、アメジストの癒しの効果が薄れてしまうことがあります。精神的な安定など、癒し効果を求めてアメジストを身に着ける場合などは、組み合わせる石に注意が必要です。

2月の誕生石について

宝石は数多くありますが、アメジストほど昔から世界中で愛されている宝石は少ないでしょう。誕生石の内容は各国で微妙に異なりますが、1月のガーネットと2月のアメジストだけは各国共通で、他の宝石が追加されたこともありません。
高貴な宝石というイメージも同じで、どの国でも王族や貴族が好んで使いました。今でも愛される、人気の高い宝石のひとつなんです。

2月の星座の守護石って？

明晰な頭脳と自由な発想が持ち味。自分をしっかりもっていて、興味があることを追求するがんばり屋さんの星座です。

みずがめ座の守護石

メインストーン
・アメジスト （誠実・心の平和）

サブストーン
・サファイア （誠実・慈愛・真理）
・翡翠 （安定・平穏・知恵）
・オニキス （成功・雄弁）

感受性と想像力が豊かで、直感力に優れます。他人のことを自分のことのように感じ、気配りをする心優しい星座です。

うお座の守護石

メインストーン
・アクアマリン （沈着・勇敢・聡明）

サブストーン
・ブラッドストーン （集中力・沈静化）
・ムーンストーン （純潔・長寿・品格）
・ダイヤモンド （純潔・健康・不変）

※画像はすべてイメージです