2024年
4月15日週
銀(シルバー)相場の過去推移

2024年 4月 15日週 銀(シルバー)相場の価格推移グラフ

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2024年 4月 15日週 銀(シルバー)相場の価格推移

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2024年 4月 15日週 銀(シルバー)相場の価格推移表

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2024年 4月15日週 銀(シルバー)相場に対する考察

2024年4月15日~4月19日週のシルバーは4月15日の146円から始まり、次の日に151円と過去最高に返り咲き、4月17日の下落後は4月19日まで147円と変動がないといった流れでした。先週は4月13日にイギリスやEUの鉱工業生産指数、アメリカではミシガン大学消費者信頼感指数、そして4月17日はアメリカの鉱工業指数の発表がありました。鉱工業指数について説明すると、イギリスの前月比の結果が市場予想を上回る1.1%プラス、前年比も市場予想を上回る1.6%プラスでした。EUについては前月比0.8%プラスで、前年比については-6.4%と前回の結果よりは下回ったものの、市場予想よりは下回るマイナスとなりました。アメリカについても前月比は0.4%プラスといった結果で、ミシガン大学消費者信頼感指数については市場予想の79より少し低い77.9であったため、少し弱い結果と言えるでしょう。過去最高値に返り咲いたことについては、バイデン政権がテキサスに建設予定の半導体工場と研究開発に対して、最大9,800億円の補助金を出資するといったニュースがあったことが挙げられます。一方下落後に変動がなかった要因としては、過去最高値を叩き出したことで変動がなかったことも1つでしたが、台湾の半導体メーカーであるTMSCがAI需要拡大の影響から決算で売上高や純利益が市場予想を上回りながらも、2024年の半導体市場について成長率を下方修正したことも変動なしという結果に繋がったと考えられます。来週の発表としてはシカゴ連銀全米活動指数やオーストラリアやアメリカ・ドイツ・フランスそしてEUなどの製造業PMIの発表、コアPCEの発表、そして半導体メーカーや自動車業界の決算があるので、変動せずに落ち着きつつある銀価格が再び変動していくものと考えられます。

専門家コメント・考察コメント作成

國弘泰治
國弘泰治
(MBA/2級FP技能士)

大学院修了後、投資用マンション販売企業の営業を経験。現在はMBA・FP事務所の代表を務める。資産運用の相談以外にも、資格関連の学校でFP試験の講師も経験。

2024年 4月 週別 銀(シルバー)相場の価格推移

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