金・貴金属
今日の1gあたりの買取相場価格

金・貴金属 買取相場価格

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今日の相場価格に対する専門家のコメント

水野崇
水野崇
(CFP/1級FP技能士)

2024年11月20日(水)のNY金先物は続伸となりました。ロシアがウクライナに対し、2022年2月24日に全面侵攻を開始して11月19日(火) で1000日を経過しましたが、緊迫感を増すウクライナ情勢が安全資産の需要を高め、金相場の上昇要因です。ウクライナの長距離ミサイル攻撃を受けて、ロシアのラブロフ外相は適切な形で対応すると警告し、プーチン大統領は核兵器の使用基準を緩和する大統領令に署名。ロシアの報復攻撃の可能性にも懸念が高まっています。国内金価格は1ドル=155円台で推移するドル円の円安傾向も追い風に、リバウンド相場が継続して14,000円台中盤の水準に回復してきました。

投稿日時| 2024年11月21日(木) 08:54

工藤崇
工藤崇
(AFP/証券外務員Ⅱ種)

2024年11月21日(木)のプラチナは41円の下落。同社の8-10月決算は前年同期比94%増となったが、事前に好決算を株価に織り込まれていたことで、時間外で確定売りが進んだ。本日のプラチナもそれを受け、下落方向に動いたと考えられる。本日フランスのパリで日銀の植田総裁が講演する予定。利上げに対し慎重姿勢を見せた18日の発言からトーンが変わらないか注目される。アメリカの新政権は貿易摩擦や関税に注目され、プラチナなど貴金属の論点は薄く、いまだ材料探しの印象が強い。

投稿日時| 2024年11月21日(木) 09:43

貴金属・純度別の買取相場価格

今日の金(ゴールド)1gあたりの買取相場価格

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今日のプラチナ1gあたりの買取相場価格

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今日の銀(シルバー)1gあたりの買取相場価格

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今日の金・プラチナコンビ1gあたりの買取相場価格

Pt900 / K18 半々

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金製品をより高く売るためには、毎日の相場チェックが欠かせません。「なんぼや」では、金・貴金属の買取相場動向を細かくチェックし、専門家のコメントと合わせて日々更新し続けています。世界情勢やドル円相場の影響もあり、金相場は目まぐるしく変化しています。今後、金の相場価格は落ち着いていくとの見方もあり、今日が最高値となる可能性もないとは言い切れません。
24金のインゴットやコイン、喜平ネックレスをはじめ、18金のアクセサリーなど、金製品の売却は当店まで。

月日 買取価格 前日比

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※平成23年6月に成立した税制改正により「金地金等の譲渡の対価の支払調書制度」が創設され、譲渡対価の額が200万を超える場合には、個人番号カードのご提示が必要となります。詳しくはこちら
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今日の金(ゴールド)の買取相場価格 グラム表

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今日の金・貴金属の買取参考価格

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  • 24金(K24・純金) ネックレス 11.3g

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  • 24金(K24・純金) ペンダントトップ 31.1g

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金・貴金属 買取 に重要なポイント「相場」について

1gあたりの「金相場」はどうやって決まる?金の値段の仕組み

金とグラフ

金を使った、アクセサリーやジュエリーが増えていますよね。リング、ブレスレット、ピアスなど、バリエーションも豊富です。純金を使ったものやK14メッキなど、その純度もいろいろですし、最近ではK18などのカラーゴールドも人気を集めています。いろいろな金製品がありますが、こうした製品はすべて、金の純度が高ければ高いほど値段も高くなります。そして、この金の価格を決めているのが、「金相場」です。

金相場は、すべての金製品の価格に影響を与えます。アクセサリーやジュエリーだけではありません。金の延べ棒でイメージされる地金、記念金貨や地金型金貨、そして金を使った金融商品。これらすべての価格を左右しているのが、金相場なのです。

では、金相場とはどのような仕組みなのでしょうか?なぜ金相場は変動するのでしょうか?
今回は、金相場についての基礎知識を解説します。金の値段の仕組みが明らかになりますよ!

金相場は二重構造

金の価格は、毎日変化しています。金の価格は、需要と供給の関係で決まります。株式市場における株価は投資目的で上下しますが、金の取引市場は少し複雑になっています。金の供給量の増加は、鉱山会社が採掘量を増やしたり、中古金スクラップの流通が増えたりすることによるものです。

一方、需要の方は、投資目的と製造に使う目的の二重構造になっています。なぜなら金は、原材料としても使えますし、資産としても流通しているからです。こうした需要と供給のバランスを取りながら、金の取引価格が毎日決定されているのです。

金相場は市場が決める

金とグラフ

こうした二重構造になっていますので、金の取引市場には、現物の金を買い付ける「現物市場」「先物市場」があります。株式の売買に株式市場があるように、金も市場を通じて取引されるのです。

四大金市場とも呼ばれるロンドン、チューリヒ、ニューヨーク、香港の市場があります。ほかにも、金市場として東京や上海の市場が挙げられます。特にロンドン市場は、金の現物取引を扱う最大の市場といわれていまして、世界の金市場の基準になっています。また、ニューヨークや東京の市場も、重要な先物市場として知られています。

買取店舗で買い取られた金は、精製、溶解、加工されて、地金になり、最終的には現物市場で取引されるようになります。したがいまして、金の店舗での買取価格などは、現物市場の相場が参考にされます

金相場を知るには?

たとえば現物の金を取り扱う田中貴金属工業が、毎朝9時半に、現物市場の金価格を発表しています。ホームページなどでも確認できます。こうした金価格は、正確にいいますと地金(じがね)の価格になります。つまり、純金(99.99%以上の純度)の延べ棒の価格なのです。このような地金を取り扱う業者は現物の金を扱ってはいますが、海外市場から金を輸入していますので、海外の金相場や為替市場によって金価格が影響を受けます。
現物市場だけでなく、先物市場の相場も公開されています。

東京商品取引所では、先物市場で金が取引されています。この先物価格もホームページなどで公表されていますので、誰でも確認することができます。

金相場を公表している会社はどんな会社?

どんな会社でも金の取引を簡単にできるわけではありません。偽造防止や純度の統一が大変重要ですので、金の取引をしている会社は限られています。地金業者・鉱山会社・銀行、先物市場を運営する会社など、金取引を高い信頼のもとに扱っているのは少数の会社です。
田中貴金属工業、三菱マテリアル、徳力本店など、ロンドン貴金属市場協会(LBMA※1)に認定を受けている企業の取引価格が、金相場として参考にされています。とはいえ、これらの会社ごとに、金の店頭価格はわずかに異なります。それぞれの会社が独立して金の取引価格を決めているからです。

※1 LBMAは、ロンドンの貴金属市場で流通する貴金属の規格を定めて、公認溶解業者として企業や造幣局を登録しています。認定された企業の地金は、世界標準として地金の取引市場で流通できます。

金相場が影響を与える製品

金製品

金相場は、あらゆる金製品の値段に影響を与えます。純金製品以外にも、金が含まれていればその分だけ製品の値段も変化する可能性があります。なぜなら、金の製品をつくるメーカーは山ほど存在していますが、それらのメーカーは金相場に従った価格で金を原材料として購入するからです。つまり金相場が変化すれば、金製品の原材料の価格が変化します。もちろん各メーカーが製品の値段を安定させるように努力していますが、金相場の変動が激しい場合には、メーカー側も金製品の値段を変化させなくてはなりません。要するにどのメーカーも同じ金相場に従っていますので、金相場が変化すればすべての金製品の価格が変化する可能性があるのです。

金相場が変化すれば、たとえばリング、ピアス、イヤリング、ブレスレット、ペンダント、時計、万年筆、ブレスレットなど、これらすべての値段が変化する可能性があります。地金(※2)、地金型金貨(※3)、記念金貨などの商品の価格も同様です。それだけではなく、金の価格と連動した金融商品や、ペーパーゴールドと呼ばれる金の信用取引の価格も変化するでしょう。

※2 地金(じがね)は別名インゴット、ゴールドバーとも呼ばれる金塊です。保管しやすいように加工してあるだけでなく、刻印もしてあります。その純度も、99.99%以上といった基準を満たすものが流通しています。その重さも、1キログラムのものや、スモールバーなどとも呼ばれる軽量のものなどさまざまです。

※3 コレクターが集めるような記念金貨ではなく、主に投資を目的としてつくられるのが地金型金貨です。純金のものだけでなく、K22のものも流通しています。少額投資を目的としての流通が多いのですが、美しいデザインのものが多く、コレクターの間でも人気があります。

金相場変動の特徴

たとえば株式なら、数年で10倍になることも珍しくありません。それに比べて金の相場は安定しています。
とはいえ、さまざまな要因によって数年単位で変動しますし、10年くらいの長期的なスパンで見ますと、徐々に価格が高くなっています。2001年の金の現物価格は、1グラムあたり1100円前後で安定していました。しかし、2015年では、4200円から4800円までの範囲を上下しています。供給側と需要側で、金の相場を変化させるさまざまな要因があります。

以下にそれぞれ解説していきます。

金の相場を変化させる要因:供給不足

金 天秤

金の供給量が少なくなれば、それだけ希少価値が高まりますので、金の価格は高くなります。これまでに人類が6000年かけて採掘し続けてきた金の総量は、もうすぐ20万トンに届きそうな量だといわれています。これはオリンピックの公式プールにして、4杯分近くの量になります。しかし、これだけの金がこれからも掘り続けられるという保証はありません。残念なことに、埋蔵量として残されているのは7万トンほどだといわれています。金の1年あたりの供給量は、全体でおよそ4000万トンです。そのうち中古の金のスクラップは、1000万トンほどになります。新たに鉱山から生産した金の量は、およそ3000万トンです。しかも、ここ10年で、鉱山の採掘量は500万トンほど増えています。埋蔵量を考えてみますと、この採掘ペースでは30年も掘り続ければ金がなくなってしまうことになります。
もちろん中古金を使いまわすことはできますし、新たな金鉱山が発見される、採掘技術が高まる、といったことがあればもっと採掘できるようになります。ですが、技術水準が変わらない場合、金の供給量は頭打ちになってしまうでしょう。

金の相場を変化させる要因:通貨の価値

金融緩和などの経済政策でインフレーションが進みますと、金価格は上昇しやすくなります。インフレーションとは、つまりその国の通貨の価値が下がるということです。ドル建ての金なら、1ドルと何グラムの金が交換できるかが、相場にとっては問題となります。たとえばアメリカの中央銀行が経済政策によって、たくさんドルを発行したとします。すると、ドルが多くなりますので、相対的にドルの価値が低くなります。ドルの価値が下がりますと、ドルと交換する実物資産の価値は上昇します。原油などもそうですが、もちろん金も実物資産ですので、このようにして価格が上昇することになります。また、1985年のドル高を是正するために結ばれたプラザ合意のあと、ドルの価値が下がり金価格が上昇しました。

金の相場を変化させる要因:有事

政情不安

国際情勢が悪化してしまいますと、貿易ができなくなるなどの経済的な問題が増えてしまいます。
そうなりますと、国の信用も失われていきます。その国の株式相場も停滞しますし、その国の通貨の信用もなくなっていきます。国際情勢の悪化は、それだけ信用破綻に陥ってしまうリスクを高めてしまうのです。そんなとき、金を保有したいという人が増えて、金の相場が高くなる傾向にあります。イラン革命や、ソ連によるアフガン侵攻などの事件があった1979年は東西冷戦のまっただ中で、たくさんの情勢不安がありました。金価格はこのとき、急上昇しています。

それから徐々に価格が下がってはいきましたが、1982年にメキシコの債務危機や、イギリスとアルゼンチンの間で生じたフォークランド紛争などが原因で、ふたたび金価格が跳ね上がっています。さらに2001年9月の同時多発テロ以降、金の価格は急上昇しました。国際情勢に不安を与える事件でしたので、資産を防衛しようという思惑が働き、金価格が上昇したのです。

金融不安

金融不安も金価格を上昇させます。2007年8月にはサブプライムローンの問題が顕在化し、その後リーマンショックなど世界的な金融問題に発展しました。このときにも、金価格が上昇しています。金は安全な資産とみなされていますので、信用リスクから資産を守るために金を保有したい人が増えるのです。

金の相場を変化させる要因:株式市場の停滞

株を確認する男

株式市場が停滞しても、金の価格は上昇します。つまり、株安のときに金が高くなります。これはなぜかといいますと、株式の人気が下がることで、もともと株式に投資されるはずだった資金が、金に投資されるようになるからです。デフレによる経済不安が生じたときにも、株式市場が停滞して金の需要が高まることがあります。このように、株式市場の動向が投資家の投資計画を左右して、金相場に影響を与えるのです。

金の相場を変化させる要因:為替相場

日本の地金業者は金を海外から輸入していますので、日本での金相場は為替相場の影響を受けます。具体的には、日本で金の買い注文を受けて、海外の業者からその量を購入します。こうした日本での金相場は、為替相場の影響を受けるのです。もし為替相場が変化して、円高ドル安になりますと、円建ての金の価格が高くなります。
これはどういうことか、簡単にご説明しましょう。

為替の影響の例

まず、100円 = 1ドルの為替相場で、1万円が100ドルと交換できるとします。そして100ドルは、1キログラムの金と交換できるとします。このとき、1万円は1キログラムの金と交換できるということになります。しかしその後、円高ドル安になって、100円 = 2ドルになったとします。このとき、1万円は200ドルと交換できます。200ドルは2キログラムの金と交換できますので、結局、1万円が2キログラムの金と交換できることになります。
つまり、もともと1キログラムの金価格が1万円だったものが、円高ドル安によって、2キログラムの金が1万円になってしまいました。円高ドル安で、金が安くなるのです。このようにして、為替相場は金相場に影響を与えます。

金の相場を変化させる要因:金利

世界の紙幣

金は資産として考えた場合、基本的には利子や配当がない資産に分類されます。つまり、資産運用というよりも、資産防衛の意味合いが強い資産です。運用益の出る投資法もありますが、通常は金には利子がつかないのです。この特徴は、金の相場に影響を与えます。具体的には、銀行預金、国債などの債権の金利が低下したときに、金の価格は高まる傾向にあります。その理由は、銀行預金や国債の金利が下がりますと、それらに投資するメリットが少なくなり、相対的に金の資産としての価値が高まるからです。

逆に、金利が上昇したときには、金利でもうけることのできる資産の需要が高まり、金の価格は安くなります。 金利が高いときには、利子でたくさんもうけることができます。そのときには、わざわざ利子のない金を買う人は少なくなりますので、金の価格が下がるのです。

金の相場を変化させる要因:投資ブーム

投資ブームが起こりますと、株式市場への投資も増えますが、そのリスクを軽減させるために、あわせて金が購入されることがあります。しかも最近では、金を実物資産として投資する投資家だけでなく、新しい金融商品として投資する投資家が増えています。純金積立といった着実な投資だけでなく、金ETFといった金融理論を応用した新たな金融商品が登場しています。金先物取引や金CFDなどのリスクを伴う投資や、専門的な知識が必要な投資と違って、金ETFは比較的誰でも投資ができる金融商品です。他の投資法と比べても、比較的少額から投資ができるようになっています。

最近では、非課税制度まで導入され、政府が個人の投資を推奨しています。金投資も例外ではありません。このように、金に投資する人が世界中で増えているのです。ただでさえ希少な金を、より多くの人が欲しがるようになります。そうなりますと、ますます金相場が高騰していく可能性があります。

金の相場を変化させる要因:投資機関の思惑

金の取引は、現物だけではありません。投機的な思惑による信用取引もあります。
現物市場の価格は、現物の金の価値そのものが大きく価格を左右しますが、先物市場の場合には投機的な思惑によっても価格が左右されます。
先物市場での紙証文取引や金ETFでは、金の現物取引ではなく信用が取引されていることになりますので、取引対象をペーパーゴールドと呼ぶことがあります。
先物市場ではレバレッジが効きますので、たくさんの金が取引されることになります。
投資銀行、ヘッジファンドなどの大きな機関が金先物を大量に投げ売りすれば、金地金の相場も暴落する結果になります。
金融業界の思惑も、現物の相場に影響してくるのです。

こうした先物市場の信用取引が、現物の金の裏付けがないままに暴走しますと、現物の地金価格にも大きな影響を与えてしまうのです。

金の相場を変化させる要因:消費の増大

金を含む基盤

世界中で普及し始めている、スマートフォンやパソコン。こうした機械には、必ず金が使われています。金は電気を通しやすい性質があるうえに、高熱や高電圧、酸といった過酷な環境でもダメージを受けにくい素材です。しかも、触媒と呼ばれる化学反応を助ける素材としても使用されます。金は、これから普及が進みそうな電気自動車の電池にも必要な材料です。また、微細に加工すればインクとしても使うことができます。このように、金は科学技術が発展して消費が増大するほど、その社会に必要な物質となっていくのです。世界的に技術革新が進んで発展途上国の消費が増大すれば、金の需要はますます高くなります。それに伴い金の価格も上昇していくと考えられます。

イギリスEU離脱問題も金価格を上げる

最近では、イギリスのEU離脱問題が話題となっていましたよね。イギリスの国民投票で、国民の過半数が離脱を支持したことが分かったとたん、イギリスの通貨であるポンドの価値が下落しました。そして、ポンド建ての金価格は上昇しました。通貨安は金価格を上昇させますので、当然のなりゆきです。ポンド安以外にも、金価格を上昇させる要因がありました。アメリカの中央銀行であるFRBが、イギリスのEU離脱による金融市場の混乱を避けるため、利上げを延期しました。金利が上がらないときには、金の資産としての魅力が相対的に高まりますので、金価格が高まります。このように、通貨の価値と金利の問題が重なりあって、金相場に影響を与えているのです。

金相場のまとめ

金と女性

金を使ったすべての製品の値段を左右するのが、金相場です。金相場には、現物市場と先物市場の2つがあります。金には、原材料としての価値と資産としての価値があるからです。市場での金価格は、供給と需要のバランスによって決まります。供給不足によって金の希少価値が高まれば、金の価格は上昇します。実際、金の価格は長期的には高まる一方です。金は限られた資源ですので、現代が最も金の希少価値が高い時代だといえるでしょう。金相場に影響を与える、需要側の要因もさまざまです。

発展途上国の消費の増大や科学技術の発展は、金の需要を増大させる原因となります。こうした実物としての金の価値だけでなく、資産としての金の価値も金相場を大きく変化させます。金融緩和や為替に関する合意によって通貨価値が変化しますと、それにあわせて金の価格も変化します。金と通貨との交換比率が変化するからです。

また、日本で購入される金は輸入されたものですので、そのことも為替相場が金相場に影響を与える理由です。金は「有事の金」とも呼ばれるように、政情不安や金融不安が起こったときに需要が高まります。社会が不安定になったときに、金の価格は上昇しやすくなるのです。そのためか、中国やロシアなどの中央銀行も、金の保有量をどんどん増やしています。

ほかにも、投機マネーの動きが、金相場を変化させてしまうことがあります。株式市場の動向や金利の動向によって金相場は変化しますし、ヘッジファンドなどの思惑も金相場を変化させます。

最近では、金の先物投資だけでなく、金ETFといった金融商品も増えています。ペーパーゴールドなどの信用取引が、現物市場にも影響を与えてしまうのです。金融市場が複雑になるにつれて、ますます金相場の動きも複雑になるでしょう。金相場がたくさんの顔を持つのは、それだけ金が活躍している証拠でもあるのです。

金・貴金属買取なら「なんぼや」へ
「なんぼや」では、金の相場だけでなく、製品としての価値もしっかりと評価し、買取を行っています。コンディションが著しく悪いジュエリーなど、そのままの状態で再販が難しい金製品でも、インゴットなどの純金に精製することによって、高値での売却ができるため、高価買取が可能です。24金(K24)や22金(K22)、20金(K20)、18金(K18)、14金(K14)など、あらゆる純度の金製品が買取対象。銀やプラチナ製品も取り扱っています。金をはじめ、銀やプラチナなどの貴金属の買取は、「なんぼや」にお任せください。

金・貴金属相場に関するよくあるご質問

日本における金や貴金属の買取相場は、ニューヨークやロンドンなど、海外市場の取引価格とドル円為替相場を基に決定されます。なお、市場における金の価値は、需要と供給のバランスをはじめ、さまざまな要因によって変動します。

金相場の高騰には様々な理由が挙げられますが、分かりやすいのは需要の増加と供給の低下です。地球上に存在する金の量には限りがあり、埋蔵量として残されているのは数万トンと言われます。供給量が減れば、希少価値が高まり高騰傾向となります。また、金融不安や国際情勢の悪化も、実物資産である金の需要を高めるため、金価格の高騰につながります。

まずは金製品の刻印をご確認ください。金の純度は、主に24分率か1000分率で刻印されています。例えば「K18」の刻印は18金を示します。刻印のないものは、比重計などを使って調べる方法がありますが、判別が難しいケースもあり万能ではありません。

地球上にある金の量には限りがあります。採掘によって埋蔵量が減れば、その分だけ埋蔵された金の希少価値が高まります。加えて、現物資産としての信頼性・流動性の高さや、装飾品だけでなく工業製品にも利用できる汎用性の高さも、金の価値を高める要因のひとつです。

金を店舗にお持ち込みいただいた場合、1点あたりの査定時間は10~15分程度が目安です。ただし、査定方法や金・貴金属の状態、量などにより所要時間は異なります。場合によってはより長いお時間をいただく場合もございます。予めご了承ください。

原則、金の価値は刻印の有無では左右されません。「K24」の刻印がなくても、24金であることが確認できれば、純金として査定が行われます。ただし、純度が不明でスクラップ扱いの査定になるケースでは、刻印があるものに比べて査定額が少なくなる場合がございます。

歯科治療で使われる金歯も、貴金属の一つとして買取は可能です。金は耐酸化性に優れているため、長年口の中に入れていたとしても、錆や変色が生じることはありません。熱で溶かして金だけを精製できるため、金歯の状態でも買取は可能です。ただし、接着剤や歯がついていない状態で持ち込むようにしてください。

砂金/金箔/金粉は原則、買取不可です。砂金には多くの不純物が含まれています。金箔/金粉は、純金の含有率が分かりにくい状態です。そのため、査定時には精製費用を考慮しなければなりません。買取が可能だったとしても、高額査定が期待できない可能性があります。

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