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プラチナの原料とは?ジュエリーに採用される理由も解説

プラチナの原料とは?ジュエリーに採用される理由も解説

ジュエリーの素材として一般的なプラチナは、何からできているかご存知でしょうか? 原料や貴金属としての性質について理解すると、よりプラチナのジュエリーに愛着が湧くかもしれません。こちらでは、原料や純度による違い、ジュエリー素材として愛されている理由など、プラチナの基礎知識について解説します。

プラチナの原料と特性

プラチナ 原料
ここからは、プラチナの金属としての概要や原料について解説します。

プラチナとは?

プラチナとは白銀色の輝きを持つ貴金属で、和名では「白金(はっきん)」と呼ばれます。純銀やホワイトゴールドと比較するとなめらかで落ち着いた色味が特徴で、「純潔」「純粋」「永遠」を象徴するカラーとして神聖視されています。そのため、特にブライダルリングとして好まれています。

プラチナは化学的には非常に安定した物質であり、アルカリや酸に強いです。人肌に触れても金属アレルギーを起こしにくいため、金や銀と並んでジュエリー素材として優れています。ジュエリー以外にも、電子機器・自動車部品・燃料電池・医療器具・宇宙開発など、さまざまな分野で利用されています。

プラチナの原料とは?

プラチナは「プラチナ鉱石」という鉱石の一種から抽出されます。プラチナ鉱石は、プラチナとその他のプラチナ族元素を含む鉱石のことです。プラチナ族元素とは、周期表の中でプラチナと同じ列に位置する元素のことで、パラジウム・ロジウム・ルテニウム・イリジウム・オスミウムなどが含まれます。それぞれのプラチナは希少な金属で、1トンの原鉱石からわずか3グラムしか採取できないと言われています。

プラチナ鉱石は地球の地殻に非常に少量しか存在せず、採掘や選別は困難ですので高価で取引されます。主なプラチナ生産国は、南アフリカ・ロシア・カナダ・アメリカ・ジンバブエなどです。特に南アフリカは世界のプラチナ供給の大部分を占めていて、2020年の産出量は102.6トンと群を抜いています。

プラチナの原料|プラチナ鉱石の精錬・抽出工程

プラチナ 原料
プラチナ鉱石を高温で溶解し、不純物を取り除くことで純度の高いプラチナを得るのが一般的な抽出方法です。まずプラチナ鉱石を粉砕して不純物を除去した精鉱を作り、その後化学的な処理を施してプラチナを抽出します。プラチナの精錬には、鉱石を溶かすための高温の炉や、化学薬品を用いて不純物を分離するための設備が必要です。また、原料のプラチナ鉱石が地金になるまでには、約8週間もかかります。

プラチナの原料|純度の違い

プラチナ 原料
一口にプラチナと言っても、純度によってその性質は異なります。ジュエリーとして頻繁に用いられる4種類の純度ごとに、それぞれの特徴を紹介します。

Pt999(1000)

「Pt999」は純度が99.9%のプラチナを指します。完全に混じり気のない金属を生成するのはほぼ不可能なため、純度は100%ではなく99.9%と表します。プラチナは傷つきやすいという性質があるため、ジュエリーの素材としてはあまり適しておらず、インゴットやコインなど資産運用のアイテムとして使用されることが多いです。

Pt950

「Pt950」は純度が95%のプラチナを指しており、残りの5%はパラジウムやルテニウムなど他の金属を混ぜ込んでいます。国際的にはプラチナジュエリーとして扱われるためには「Pt950以上が必要」という基準が設けられていて、ティファニーやカルティエ、ブルガリやハリー・ウィンストンといったグローバルな高級ブランドの商品に多く見られます。

Pt900

「Pt900」は純度が90%のプラチナを指しており、日本ではPt900以上をプラチナジュエリーとして扱っている場合が多いです。Pt950と比べると加工がしやすいため、Pt900が最もスタンダードなプラチナとしてジュエリー業界では重宝されています。Pt950よりデザインが多種多様で、Pt850より丈夫という特徴を持っていることから、日本ではPt900がジュエリーの純度として最も好まれています。

Pt850

「Pt850」は純度が85%のプラチナを指しており、日本ではプラチナジュエリーとして取り扱うための最低ラインと考えられています。他の金属を含んでいる割合が高くて頑丈であるため、傷・欠け・割れ・酸化などに強く、普段使いするのに最適な純度と言えます。ただし、プラチナの純度が低い分、Pt950やPt900と比べると錆びやすいので、念入りにお手入れする必要がある点に留意しましょう。

プラチナの原料|ジュエリーに最適な理由

プラチナ 原料
プラチナはジュエリーに最適な素材の一つとされています。その理由として主に以下の4点が挙げられます。

変色や変質に強い

プラチナは摩擦や高温など外部からの刺激に強く、水をはじめ温泉・プールなどに触れても変質・変色しにくいです。金や銀の場合、硫黄・塩素・漂白剤の成分などで酸化する恐れがありますが、プラチナは酸にもアルカリにも強い性質があるため、普段使いしていて傷むことはほとんどありません。

日本人の肌になじみやすい

プラチナの柔らかく温かみのある輝きは、日本人の黄味がかった肌になじみやすいと言われています。指先や首元の美しさを引き立て、高級感を与えてくれる効果があります。また、光り方は金ほどギラついておらず控えめであるため、落ち着いた輝きを好む日本人にとっては、プラチナの方が魅力的に感じやすいです。

加工性が高い

プラチナは粘りが強く、柔らかくてしなやかな性質を持った金属ですので、加工できるデザインのバリエーションが多く、宝石もしっかりと支えられます。さまざまなジュエリーブランドが幅広いプラチナのアイテムを展開しており、繊細なデザインが多いです。さらに、サイズを変更したり修理したりしたいときにも再加工がしやすいため、長期にわたって使用する結婚指輪にはぴったりの素材です。

どんなシーンでも活用する

プラチナのジュエリーは普段使いをはじめ、フォーマルなシーンでの装いでもしっかりと映えます。金や銀ほど輝き方の主張が激しくなく、どんなシーンでも気兼ねなく使用できるので、ジュエリーとして一つ持っておくと重宝します。

プラチナジュエリーの買取は「なんぼや」へ

結婚指輪・婚約指輪を含め、プラチナジュエリーの買取は「なんぼや」にお任せください。豊富な査定実績があるため、市場価格にもとづいた適正な金額でのプラチナ買取を行っています。査定料・買取料・キャンセル料などの各種手数料は無料ですので、まずは気軽に査定を依頼してみてください。

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水野 崇さん
(CFP/1級FP技能士)

キャリア20年超の株式トレーダー。講師、取材協力など多方面で活躍する独立系ファイナンシャルプランナー。大学や事業法人で講師を務め「金融リテラシー講義」を毎週行う学校法人専門学校非常勤講師。

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