TASAKIの刻印が変わった?|田崎真珠の刻印の種類【旧刻印】
TASAKIは国産のジュエリーブランドで、真珠が有名ですが、近年は独創的なデザインのラインナップを展開し、真珠ジュエリーだけでなく、ブライダルジュエリーも人気になっています。
今回はTASAKIジュエリーの刻印についてご紹介していきます。
TASAKI(田崎真珠)の特徴
TASAKIは1954年に「田崎真珠」として創業を開始しました。もともとは創業者である田﨑俊作氏が神戸の真珠を取り扱う会社で番頭であった父親である田﨑甚作氏に通じて養殖真珠加工販売業を行ったことから始まります。あこや真珠の養殖や選別・加工・販売まで一貫して自社で行い、絶滅寸前だったマベ貝の人工採苗技術を世界で初めて開発し、この出来事は世界中で称賛されました。
その後も長崎県九十九島や三重県の伊勢志摩、アンダマン海など真珠の養殖場を拡大し、国産の真珠ブランドとしての頭角を現していきます。
ダイヤモンドの質へのこだわり
「田崎真珠」は真珠だけでなく、ダイヤモンドの質へもこだわり、1994年に世界最大級のダイヤモンド供給元であるデビアスグループのサイトホルダーを獲得しました。
サイトホルダーとは、いわば取引資格のことで、デビアスグループから直接取引を行って、優先的に良質なダイヤモンドを供給してくれる権利になります。このサイトホルダーは日本ではTASAKI(田崎真珠)のみが所有しており、これにより、TASAKI(田崎真珠)のダイヤモンドの質は高いといわれる所以にもなっています。
田崎真珠からTASAKIへ
真珠ジュエリーで有名になった田崎真珠ですが、新たな挑戦をし続け、2009年にブランド名を「TASAKI」へ変更します。さらに、ニューヨークのデザイナーであるタクーン・パニクガル(Thakoon Panichgul)氏をクリエイティブデザイナーに迎え、これまでにない新しいデザインをTASAKIのジュエリーで表現していきます。
「バランス(balance)」や「デインジャー(danger)」など独創的なパールジュエリーを世界中に展開していきます。
TASAKIの刻印が変わった?
TASAKIは2009年にブランド名を「田崎真珠」から「TASAKI」に変更してから刻印が変更されています。
すべてのジュエリーやアイテムにはフォント刻印である「TASAKI」の文字と三日月と丸と丸ひし形の3つが連なった貝を模した刻印が印字されています。
ちなみにネットなどでよく書かれているSマークというのはシルバーを表す素材認識のマークになります。
2009年9月15日以降に製造された製品に関しましては、製造証明として全ての製品に「TASAKI」の刻印を付しております。
それ以前に製造された製品に関しましては、製造証明として旧刻印が付されております。
公式サイトの説明によると、2009年9月15日以降の商品に関しては「TASAKI」の刻印があり、それ以前のものは「TASAKI」の刻印は印字されておらず、他の刻印がされている可能性があります。
もしも、2009年以前のTASAKIの製品を所有しており、いつのものか、どのようなものかを把握したい方は公式サイトの問い合わせフォーム「商品について」やお電話でTASAKIカスタマーサービスへ連絡をしてみましょう。
田崎真珠の旧刻印とは?
2009年以前の田崎真珠の刻印に関しては「TASAKI」のフォントロゴがなく、刻印も変わっている可能性があります。
残念ながらTASAKIの公式サイトでは昔の刻印などの情報は記載されていませんが、旧刻印として代表的なものが「貝のマークの中にTの文字がある」タイプになります。貝を模した丸の中にTの文字が入っている刻印を所有している方は2009年以前の田崎真珠の頃のジュエリーと考えてよいでしょう。いつのものであるか詳細な情報は公式サイトの問い合わせから問い合わせをしてみましょう。
まとめ
今回はTASAKIの刻印についてご紹介していきました。TASAKIは2009年9月15日からブランド名や刻印を変更しており、それ以前の旧刻印に関してはメールフォームやお電話で問い合わせをすることで詳細を教えてくれるようです。旧刻印に関しての問い合わせが多いのは、パールジュエリーなど親御さんから譲り受けることが多いTASAKIならではといえるでしょう。
TASAKIジュエリーは近年、人気になっており、中古市場でも需要が高くなっています。
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