価値が高いモルガナイトの特徴とは？選び方のヒントと買取相場
モルガナイトは、その美しいピンク色と希少性から注目を集めている宝石です。価値の高いモルガナイトを選ぶためには、その特徴と買取相場の理解が欠かせません。今回は、価値が高いモルガナイトの特徴や選び方、買取相場などをご紹介します。所有しているモルガナイトの価値が知りたい方や、できるだけ価値の高いモルガナイトの購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
価値が高いモルガナイトの特徴
モルガナイトは、淡いピンク色が特徴の宝石で、ピンクアクアマリンと呼ばれることもあります。アクセサリーに使用されることが多く、価値の高いものは以下の特徴があります。
色の鮮やかさと均一性
もっとも価値が高いとされるモルガナイトは、深いピンク色で色ムラが少なく、均一な色合いをもつものです。モルガナイトの美しさは、その色の鮮やかさと均一性によって際立ちます。
クラリティの高さ
価値の高いモルガナイトは、内包物や傷が少ないという特徴があります。透明度が高く、内部からの光の反射のすぐれているものほど価値が高いとされています。
ブラジル産またはマダガスカル産のもの
モルガナイトはマダガスカルで発見された宝石ですが、現在の主な産地はブラジルです。産地としてはブラジル産とマダガスカル産のものが高品質で、価値が高いとされています。成分を分析して産地の特定ができる宝石がありますが、モルガナイトはまだ特定は難しいといいます。 関連記事モルガナイト／Morganite
ベリルの中で主にピンク色の発色をするものであるモルガナイトは、ローズベリルやピンクベリルなど と呼ばれ、個別の石の名称はありませんでした。そこで…
2024.02.26
モルガナイトの買取相場
モルガナイトの買取相場は、需要と供給のバランスや品質の高さ、状態、大きさ、カットスタイルなどによって大きく変動します。
買取相場の目安としては、1カラットあたり5万円前後です。ダイヤモンドやエメラルドに比べると大きく価値は下がりますが、品質の高さや装飾などによってさらに高くなることもあります。
モルガナイトの買取相場が低い理由としては、歴史が浅いということが挙げられます。マダガスカルで発見されてからまだ100年ほどしか経っていないため、認知が薄い宝石なのです。
トレンドの変化によりモルガナイトの需要が高まれば、今よりもっと価値があがる可能性があります。
モルガナイトをより高く売却する方法
モルガナイトは歴史が浅いため、ダイヤモンドに比べると買取相場は低くなりますが、非常に魅力的な宝石です。大切なモルガナイトをより高く売却するなら、以下の点に注意してみましょう。
鑑別書をつける
購入時に受け取る鑑別書などの付属品は、モルガナイトが本物であることを証明するのに有効です。また、モルガナイトは分析で産地を特定することが難しい宝石のため、産地を証明する鑑別書があればさらに高値がつく可能性もあります。査定を依頼するときは、ぜひ鑑別書や付属品も揃えてお持ちください。
メンテナンスをしておく
モルガナイトのアクセサリーの高額売却を望むなら、日ごろからメンテナンスをしておきましょう。保存状態が良ければ、査定金額もアップしやすくなります。モルガナイトは耐久性の高い宝石ですが、使われている地金や装飾部分は、汗や皮脂で劣化する恐れがあります。定期的に中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけて、やわらかいブラシなどで汚れを落としておきましょう。
宝石に精通した買取店を選ぶ
モルガナイトは、認知度がそれほど高くない宝石です。そのため、宝石に精通した人が在籍していないお店では、価値を低くみられてしまう可能性があります。正しい価値で買い取ってもらうためには、宝石の買取実績が豊富な信頼のおける買取店を選びましょう。 関連記事宝石買取してもらえる種類と業者の選び方
購入時には高価だった宝石類。けれど買取の見積りをしてもらったら、その金額にがく然。そのような話をよく聞きます。それは何が原因なのでしょうか？そも…
2024.02.08
まとめ
関連記事ベリル／Beryl
ベリルは、さまざまな色合いを持つ鉱物で、アクアマリンやエメラルドなど、その色合いにより宝石名が付けられています。純粋なベリルは無色透明で、ゴシェ…
2024.02.28
価値の高いモルガナイトの特徴や、買取相場についてご紹介しました。モルガナイトは、今でこそ知名度が低く、ダイヤモンドやエメラルドに比べて価値が低い宝石とされています。しかし、年々注目が集まってきているため、今後さらに価値が高くなる可能性があります。売却予定のモルガナイトのアクセサリーがあれば、ぜひ一度「なんぼや」の無料査定をお試しください。
