婚約指輪の相場は?おすすめの2ブランド比較もご紹介
プロポーズ時に相手へ贈る婚約指輪ですが、その相場は意外に知られていません。以前は「給料3か月分」といった言葉も定着していましたが、現在は大きく状況が変わっています。こちらでは、結婚指輪の相場についてご紹介します。
婚約指輪の平均相場は約39.9万円
マイナビウエディングが2022年に行った調査によると、婚約指輪の相場は約39.9万円でした。結果の分布も見てみましょう。
もっとも多いのは「30~40万円」で30%。次いで「20~30万円未満」が27%でした。こうしてみますと、20~40万円が半分以上を占める結果であることが分かります。100万円以上などの高額購入も入るため平均は高くなっていますが、中央値で考えれば30万円前後になりそうです。
20代の平均相場は?
続いて、年代別の平均購入価格についても見ていきましょう。まずは20代です。結果は「30~40万円」が30%。次が「20~30万円未満」で28.7%と、全体に比べてほとんど変わらない結果となりました。ちなみに、「20万円未満」が10%、「40~50万円未満」が13%という点も全体と同じです。
30代の平均相場は?
次に30代です。「30~40万円」は33%と、20代に比べて3%多くなっています。また、「20万円未満」は9%、「20~30万円未満」が25%と、全体的に購入価格が上がっていることが分かります。経済的な余裕が婚約指輪の購入金額に現れていることが伺えます。
カルティエとティファニーの婚約指輪どっちを選ぶ?
婚約指輪として選ばれることの多いカルティエとティファニー。いずれも日本において絶大な人気を誇る2大ブランドです。以下から、それぞれのブランドが販売する婚約指輪の特徴をご紹介します。
ティファニーは若い女性の憧れ
ティファニーの婚約指輪は細めで女性らしいデザインが特徴です。20代後半から30代の年齢層に支持されている傾向にあります。刻印はもちろん、ブルーボックスのエンボス加工など、オプションも豊富。エンゲージリングの代表格とも言われるとおり、結婚を望む女性にとって憧れの対象となっています。
なお、カルティエと比べるとリーズナブルな価格の婚約指輪があることも特徴。国内店舗の数も多いため、購入もしやすいでしょう。
カルティエが持つエレガントな魅力
カルティエは幅広で上品なデザインを持つ、大人向けの結婚・婚約指輪が豊富にラインナップされています。想定される年代としては30~40代であり、ティファニーに比べると大人向けと言えるでしょう。値段も高めに設定されてはいますが、ダイヤモンドエキスパートが厳選したダイヤモンドなど、そのクオリティの高さを見れば納得です。
店舗はカルティエに比べると少ないものの、全国に30店以上と決して少なくありません。
結局どっちの婚約指輪がおすすめ?
ご紹介したとおり、カルティエとティファニーはそれぞれに魅力のあるブランドです。年代さえ離れていなければ、どちらを購入しても問題はありません。
ちなみに、それぞれのブランドが出している婚約指輪の最適価格は以下です。
- カルティエ:約32万円~
- ティファニー:約23万円~
【番外編】結婚指輪の平均相場は?
最後に、結婚指輪の相場についても簡単にご紹介します。結果は2本で29.9万円と、婚約指輪に比べてかなり低い金額となりました。
分布としてもっとも多いのは「20~30万円未満」で46%と圧倒多数です。次点で「30~40万円未満」です。2本分なので厳密には比べられませんが、婚約指輪よりはかなりリーズナブルと言えるでしょう。
ただし、実際には上記に比べて婚約指輪の購入金額が必要です。予算を考える際には、これらをすべて計算した上で無理のない計画を立てましょう。
まとめ
2022年における婚約指輪の平均は39.9万円でした。しかし、これは平均値です。実際の分布としては、20~40代ですと30~40万円未満が多いという点は注目しましょう。婚約指輪探しの際には、ぜひ今回ご紹介した相場を参考にしてください。