ダイヤモンド鑑定方法~本物を見分けるセルフチェック方法も
ダイヤモンドの価値を計るため、欠かせないのが「査定」作業です。
専門家の手で様々な調査が行われ、ダイヤモンド1つ1つの価値が見極められています。
せっかくだから良いグレードのダイヤモンドを購入したいと思う方にとっても、手元のダイヤモンドをできるだけ高く売却したいと考えている方にとっても、ダイヤモンド査定がどのような方法で行われているのかは、気になるところです。
実際の査定がどのような方法で行われているのか解説していきます。また同時に、自宅で手軽に本物かどうかを見極められる査定方法も紹介します。
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ダイヤモンド鑑定方法 ダイヤモンドを査定する際の項目とは
ダイヤモンドを査定する際には、対象のダイヤモンドを様々な側面からチェックし、その希少価値を確かめていくことになります。
査定時にチェックされるのは、主に以下の項目です。
カラット
ダイヤモンドの重さを見極めるための項目で、大きさや重さを専門家の手で計測することによって見極められます。
1カラットは200ミリグラムで、重ければ重いほどダイヤモンドとして稀少価値が高いことを示しています。
カット
ダイヤモンドを美しく輝かせるためには、熟練の職人による繊細なカットが欠かせないポイントとなります。
どの程度美しく加工されているのかによって、カットのグレードが決定されます。
「いったいどのように査定するの?」と気になる方も多いかもしれませんが、各切子面の比重を計算した上で、見え方への影響を判断します。
カラー
ダイヤモンドといえば「無色」というイメージもありますが、本当の意味で「無色」の石は非常に希少価値が高いです。
ほとんどのダイヤモンドには、ほんのりとした色味が付いているためです。
カラーを査定する際の方法としては、「マスターストーン」と呼ばれる見本が使われる方法が一般的です。
マスターストーンと比較して、どの程度色味が強いかを判断していきます。
クラリティ
クラリティは、ダイヤモンドの傷や内包物、透明感などをチェックする項目となります。
目立った傷や内包物がないかどうかを、確認していきます。
査定士自身が、ルーペを使ってダイヤモンドの内部までチェックしていきます。肉眼でも内包物がチェックできるような石は、グレードが低くなってしまいます。
このほかにも項目はいろいろ
ダイヤモンドの査定方法としては、これら4つの項目以外にも、様々な側面から石をチェックしていきます。
ダイヤモンドの形がどの程度左右対称になっているかを見極める「対称性」や、紫外線に当てたときに蛍光を発しないかどうかを見る「蛍光性」などがこれに当たります。
1つ1つをしっかりと見極めた上で、ダイヤモンドの査定結果は導き出されます。
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ダイヤモンド鑑定方法 査定機関によってダイヤモンドの価値は変わる
ダイヤモンドの査定を行う機関は様々です。ダイヤモンド査定の方法はそこまで違いませんものの、その結果に違いが現れてしまうケースがあります。
その理由は、ダイヤモンドの査定には、「査定士の腕」や「見方」が深く関わっているからです。
「カラット」以外の項目においては、「査定士の見方」1つで結果が変わってしまう可能性も低くありません。
だからこそ、ダイヤモンド査定においては、「方法」とともに「きちんとした腕を持つ人が担当してくれるかどうか」が非常に重要なポイントとなります。
ダイヤモンド査定機関として、世界的にも名を知られているのが「GIA(米国宝石学会)」です。
また日本国内においては、「CGL(中央宝石研究所)」も人気です。
きちんとした査定結果をもらいたいときには、ぜひチェックしてみてください。
ダイヤモンド鑑定方法「偽物かも?」と思ったら…自分でできる査定方法
手元にあるダイヤモンドが「偽物かもしれない」と思ったときには、専門機関において品質を確かめてもらうのがベストです。
しかし自分で一工夫することで、「本物なのか、それとも偽物なのか」を見極める程度のことはできます。
専門機関における査定には、それなりの費用がかかってしまうもの。「本物かどうかを見極めたい」という場合には、まずはセルフチェックを行ってみるのも良いでしょう。
自分で見極めるための方法を、2つ紹介します。
とがっていない面を下にして新聞の上に置く
まずはダイヤモンドを、とがっていない面を下にして、新聞紙の上に置いてみましょう。
石を通して、新聞の文字が簡単に読めてしまったら、残念ながら偽物の可能性が高いです。
本物のダイヤモンドは屈折率が高い石です。
つまり石の内部を通る光は、様々な方向へと屈折する性質を持っているため、文字も読めなくなるのが普通です。
そっと息を吹きかけてみる
もう1つ、本物のダイヤモンドが持つ特徴として「熱伝導率が高い」という点が挙げられます。
熱を加えても、どんどんと逃げていってしまうのが本物のダイヤモンドです。
宝石に熱を加えるための専用テスターもありますが、自分の石をチェックするだけなら、「はーっ」と優しく息を吹きかけるだけでOKです。 関連記事ダイヤモンドの鑑定書の見方と紛失等した場合の再発行について
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2024.02.08
本物のダイヤモンドであれば、表面に曇りが生じ、それがそのまま留まるようなことはありません。
ダイヤモンド鑑定方法を知って基礎知識を身につけよう
原則としてダイヤモンドの査定は、プロに任せておけばOKです。
しかし最低限の査定方法を身につけておくことで、手元のダイヤモンドの価値をなんとなく量れるようになるでしょう。
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