ショーメのリアンはダサい?デザインの特徴とダサいといわれる理由
ティアラと時計などで日本国内でも有名な高級ジュエリーのショーメ。
パリの5大ジュエリーである「グランサンク」の1つに数えられる歴史あるハイブランドです。
ショーメには「ジョゼフィーヌ」「トルサード」「ビーマイラブ」など特徴的なデザインのコレクションが展開していますが、今回はその中から「リアン」について紹介したいと思います。
「リアン」のデザインの特徴とネットなどでも聞かれる「リアンがダサい」といわれる理由についても考えていきたいと思います。
ショーメのリアンとは?
ショーメ(Chaumet)とは?
ショーメは1780年パリで創業した200年以上続く歴史ある高級ジュエリーブランドです。
創業者のマリ=エティエンヌ・ニトはナポレオンを暴れる馬車馬から救出したのを機に戴冠式の王冠の依頼を受けたことで一気にブランドとともに知名度が上がります。
そして、1830年王室御用達宝石商へと就任し、ナポレオン夫妻の寵愛を受けます。細部までデザイン性にこだわった美しいジュエリーが豊富で、王冠やジュエリーなどの繊細できらびやかな装飾が現在も歴史的宝飾品として残存しています。
ショーメという名前は1885年に経営を引き継いだジョセフ=ショーメが自らの名前をとって名付けられた経緯があります。創業者の名前がブランドの名前になっていないのは珍しいようです。
ショーメのリアンに込められた意味
そんなショーメが1977年に誕生させたのが「リアン」シリーズです。
「リアン」とはフランス語で絆を意味する言葉で、想いを伝えるジュエリー(ビジュー ドゥ サンティマン)としてショーメを代表するアイコニックなシリーズとなっています。
ショーメのリアンシリーズの特徴
二人の絆を表す中央のラインがデザインの特徴となっていて、クロスした結び目のデザインにダイヤモンドなど宝石がちりばめられたおしゃれでシックな印象を与えるジュエリーになっています。
指輪以外にもペンダントやブレスレット、リングなども展開しています。二人の絆を表すため、マリッジリングとして購入されることも多いようです。
ショーメのリアンシリーズ
ショーメのリアンシリーズは指輪は一つのラインが入っている形が多く、ペンダントなどは2つのラインがクロスしたものが入っています。
新作の「リアン」コレクションの「ジュ ドゥ リアン リング」は2つのリングをクロスさせ、無限のイメージをインスピレーションに新しいデザインを展開しています。
リアン・ド・ショーメ
結ばれたリボンのような繊細で遊び心のあるデザインのリング。
シンプルながらも他のブランドにはないデザインが人気です。
リアン・セドゥクシオン
優雅に絡み合うリボンのような結び目をモチーフとした軽やかなデザインが特徴のジュエリー。
通常の「リアン・ド・ショーメ」よりも大きさがあるデザインなので、アクセントを出したい方にオススメです。
ジュー・ドゥ・リアン
遊び心のあるフレッシュで軽やかなデザインのリングです。
リングの円形は重なっておらず、その2つの線をクロスラインが結ぶ形になっています。
リアン・ダムール
ダイヤモンドやカラーストーンを使用したラグジュアリーなデザイン。愛の誓いのシンボルとして婚約指輪が人気です。
繊細に絡み合うダイヤモンドの粒の中央で、大きなセンターストーンが上品さを演出してくれます。
リアン・エヴィダンス
中央のリングの切れ目を一つの「リアン」でつなぐ特徴的なデザイン。揺るがぬ愛を表現しており、シンプルモダンでユニセックスなデザインのためマリッジリングに人気です。
ショーメのリアンがダサいといわれる理由
ネットやSNSを見るといくつか「ショーメのリアンがダサい」という意見があります。
好みは人それぞれであることを前提として、なぜそのような意見があるのか考えてみました。
歴史あるブランドのため
ショーメは200年以上の歴史を持っている伝統のある高級ジュエリーブランドです。
そのため、トレンド感よりも定番感が強く、古風な感じがして若者受けしなさそうなイメージを持たれることも多いようです。
国内での認知度がまだ低い
また、日本国内ではティアラや時計などのイメージも強く、ジュエリーブランドとしての認知度が低いこともあると思います。
ショーメは近年アジア市場に積極的に進出しているので、今後、日本国内でももっと人気になるかもしれません。
まとめ:ショーメのリアンは決してダサくない
今回はショーメの人気シリーズであるリアンコレクションについて紹介していきました。
一部、ネットなどでは「ダサい」という意見もあるようですが、新作シリーズは2つのリングをクロスさせたり、シンプルの中に新しい風を入れようとしているのがわかります。
ショーメらしい柔らかさと凛とした強さを兼ね備えた上品なデザインは年齢層を選ぶこともなく、カジュアルにもフォーマルにもシーンを選ばずに利用できるジュエリーではないでしょうか。
もしも、リアンが自分には合わないという方は買取を考えてみるのもいいでしょう。
ショーメは歴史と信頼のあるハイブランドなので、中古市場でも高値で取引されるアイテムも多くあります。
「なんぼや」ではショーメの高値買取を行っています。買取を検討してらっしゃる方は一度、お気軽に査定にお持ち込みください。