アフガナイト /Afghanite
宝石の中では新種に属するアフガナイトは、アフガニスタンで発見されたブラックライト(紫外線) にあたると蛍光色を示す宝石です。
石の中にラピスラズリの主成分であるラズライトが含まれることにより青い色になるのですが、中には全く含まれない無色や白系統のものも数多く存在します。
へき開が完全 ※1なため、職人泣かせの宝石とも言われているアフガナイト。そのスペックや特徴、その価値などを解説しています。
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アフガナイト宝石の属性
名前 | アフガナイト |
英語名 | Afghanite |
和名 | アフガン石 |
色 | 青系、無色、緑系 |
グループ(種・変種) | カンクリナイト、ビシュネバイト 、マイクロゾンマイト |
硬さ(モース硬度) | 5.5-6.0 |
光沢 | ガラス光沢 |
化学成分 | (Na,Ca,K)8(Si,Al)12O24 (So4,Cl,Co3)3・H2O |
結晶系 | 六方晶系 |
アフガナイト宝石言葉・意味
- 宝石言葉
- レアストーンのため宝石言葉は設定されていません。
- 意味
- レアストーンのため宝石言葉は設定されていません。
アフガナイト産地・産地
- アフガニスタン:サー・エ・サン/sar-e-sang
- アメリカ:セントローレンス/St. Lawrence
- カナダ:全域
- ロシア:全域
- イタリア:全域
アフガナイト特徴・特性
宝石としては比較的新しい種であるアフガナイトは、ラピスラズリの主要産出地であるアフガニスタンのバダフシャーン (バダクシャン)地方・サー・エ・サン鉱山で、1968年に発見されました。
名称の由来
その名のとおり、アフガニスタンから来ています。
アフガナイトの成分
同じ鉱山ではソーダライトやラズライトなどの青みを有する宝石も産出され、中でもソーダライトグループとは、その組成成分が似ています。
ソーダライトとともに産出されることも多いため、ソーダライトグループであると誤認されやすいのですが、結晶系を確認すると別物であることがわかります。
カンクリナイト(灰霞石)グループに属するアフガナイトは、ラピスラズリの主成分でもあるラズライトを含むことで青い色を発します。
これは硫黄によるもので、この成分を含まないアフガナイトは無色になります。
発光するアフガナイト
アフガナイトというとまずは青色を思い浮かべると思いますが、実際には青系色を含まない鉱物も多く採石されます。
紫外線長波を当てることで、オレンジ色~ピンク色に見える発光をする特徴を有しますが、これも青色を除く部分のみの特徴です。
青みを有する部分とそうでない部分を共有するアフガナイトがほとんどで、表面が青色でも削っていくと内部は透明な石も数多く存在します。
青い部分の紫外線長波照射でも、発光が確認される場合は、そのような理由からです。
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アフガナイト価値
現在ではアフガニスタン以外でも産出されているアフガナイトですが、ほとんどがランクの低いもので、宝石品質の石の産出ではアフガニスタンが他を凌駕しています。
とはいえ採石されるほとんどは不透明から半透明で、宝石品質のアフガナイトの産出量はとても少ないため、現在でもレアストーンと言われているゆえんです。
大粒にカットできるものも産出されますが、圧倒的に数が少ないために高額にて取り引きされています。
へき開が一方向の研磨職人泣かせの宝石
へき開が一方向に完全なためカットにも注意が必要で、プロの研磨職人でもカットを途中で断念することがあります。
そのため、キレイにカットされた透明度の高いブルーのアフガナイトは希少で高価です。
アフガナイト パワーストーンとして
頭脳明晰・ 真実と向き合う勇気
前を見て進む力と勇気、そしてその判断が正しいかを仰ぎたいときに、手助けをしてくれると言われています。
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