2024年
11月11日週
プラチナ相場の過去推移

2024年 11月 11日週プラチナ相場の価格推移グラフ

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2024年 11月 11日週プラチナ相場の価格推移

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2024年 11月 11日週プラチナ相場の価格推移表

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2024年 11月11日週プラチナ相場に対する考察

2024年11月11日〜11月15日週のプラチナは「トランプ・トレード」による株高およびドル高の影響を受け、下落基調で始まった。まず11日（月）は130円の大幅下落。上がり続ける株高に対し、プラチナをはじめとした貴金属が下落する構図が続く。新しいニュースが入ってくるというよりも、「トランプ氏が次期大統領となったので、株高もドル高も（+保護主義も）推進される」という予測が相場を牽引する構図といえる。翌12日（火）は37円の下落。株高のほか、貴金属にとっては同じオルタナティブ資産であるビットコイン（暗号資産）の高騰が続く。貴金属と暗号資産、同じオルタナティブ間で資金の取り合いが生じている可能性も想定される。トランプ氏は暗号資産の推進者とされるため、今後も暗号資産の上昇が続くだろう。13日（水）もプラチナの下落は止まらない。この日は日米ともにトランプラリーが一服、日経平均も58円安の寄付きとなった。本来の貴金属は上昇局面だが、半導体も下がっていることで様子見が強まったと考えられる。14日(木)＿の発表の前にアメリカの消費者物価指数（CPI）が発表される。前年比2.6%となり、インフレ率の上昇を裏付けた。これを受け、12月に再度利下げを行う可能性が高まる。プラチナの視点から見るとこのような材料は上昇局面にほかならないのだが、この日のプラチナは35円の下落。CPIの影響力に対し、トランプトレードが推し勝っている構図といえるだろう。週の最終日になって幾分「平常化」する。15日（金）のプラチナは50円の上昇。トランプトレードの影響が少しずつ霧消し、代わりに材料として認められた格好だ。一方のトランプ新政権も次々と組閣人事が進み、経済領域の担当大臣が発表されそうなタイミングに到達した。FRBのパウエル議長から「（12月の）利下げを急ぐ必要はない」という牽制球が投げられているが、新政府とFRBの関係性も次の段階に入っていきている、相場としてはあらたな材料探しが進んできたと考えられる。