記念硬貨の買取価格はどのくらい?記念硬貨(記念コイン)の種類と買取手段について
新型コロナウイルス感染拡大による世界的な金融不安を受け、右肩上がりで高騰している金相場。
2024年10年31日、日本国内における小売価格にて取引相場が1g(グラム)あたり15,162円を記録しました。
これは約20年前の金価格の9倍以上にあたる額。有事における安全資産としての金・貴金属が、いかに注目されているかがよくわかります。
そんな金・貴金属ですが、取引されるのはインゴットだけではありません。
オリンピックをはじめ、国家的行事・イベントを記念に発行された「記念コイン」や「記念メダル」も、貴金属の一種として取引されています。
とくに造幣局が発行した記念コインは希少性が高く、コインコレクターから熱い視線が向けられています。
今回は、中古市場において有名な記念コインの種類や、昨今のコインコレクター事情についてご紹介します。
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記念硬貨・記念コインの種類と買取参考価格について
記念硬貨はオリンピックなどの歴史的行事の際に記念して発行される硬貨のことをいいます。日本初の記念硬貨は1964年の東京オリンピックを記念して発行された100円銀貨と1,000円銀貨となり、オリンピックだけでなく、天皇陛下の御即位や万博、国際イベントなどの際も記念硬貨が発行されています。
記念硬貨は発行枚数が限られており、希少性が高く、コレクターの間では高い価格で取引されています。それに加えて、金価格の上昇により、記念硬貨の買取価格がさらに上がっている状態になります。特に大きな国民的行事の際には金貨が生成されるので買取市場でも高値で買取が行われています。
ここでは記念硬貨・記念コインの主な種類とその買取価格をご紹介します。
※記念硬貨の買取価格は2024年9月の価格を表示しており、あくまで参考価格になります。
オリンピック記念硬貨
日本の記念硬貨の歴史は、1964年開催の東京オリンピックからはじまりました。その後、冬季も含めオリンピックが国内で開催される際には、さまざまな記念硬貨・記念メダルが発行されています。
東京オリンピック記念硬貨
発行時期 | 1964年 |
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発行枚数(1,000円銀貨/100円銀貨) | 1,500万1,516枚/8,000万8,056枚 |
買取価格(1,000円銀貨/100円銀貨) | 1,000円/100円 |
材質 | 銀 |
質量(1,000円銀貨/100円銀貨) | 20g/4.8g |
直径(1,000円銀貨/100円銀貨) | 35mm/22.6mm |
1964年開催の東京オリンピックでも1,000円銀貨1,500万枚と100円銀貨8,000万枚が発行されました。特に100円銀貨は当時の国民1人に1枚渡る数になっており、記念硬貨の中でも発行枚数は特に多いことで知られています。
日本初の記念硬貨という背景があるため、一見プレミア価値が付きそうですが、こちらは基本的には両替品。ほぼ価値通りの値段で取引されています。
札幌オリンピック記念硬貨
発行時期 | 1972年 |
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発行枚数 | 約3,000万枚 |
買取価格(100円銀貨) | 約100円 |
材質 | 銀 |
質量 | 4.8g |
直径 | 22.6mm |
1972年開催の札幌冬季オリンピックでは、100円白銅貨幣3,000万枚が発行されました。しかし、こちらにはプレミア価値は付かず、両替品として扱われています。
ただし、海外向けに発売されたミントセット(札幌オリンピック記念100円/1円硬貨/5円硬貨/10円硬貨/50円硬貨/100円硬貨)は流通量が少ないため、高価取引が行われることもあります。
長野オリンピック冬季競技大会記念硬貨
発行時期 | 1998年 |
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発行枚数 | 各55,000枚 |
買取価格 | 18〜19万円 |
材質 | 金 |
質量 | 15.6g |
直径 | 26mm |
1998年開催の長野冬季オリンピックでは、3回にわたり1万円金貨が5万5,000万枚、5,000円銀貨が500万枚、500円白銅硬貨が2,000万枚発行されました。柄はスキージャンプ・フィギュアスケート・スピードスケートなど3種類が用意されており、このなかの1万円金貨については流通量が少ないことから、高価買取がなされています。一方、500円白銅貨幣と5,000円銀貨については基本的に両替、もしくは額面程度の買取になる傾向にあります。金貨と銀貨、白銅貨がセットになったものは、180,000円から190,000円以上の価格で買取されることもあります。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念硬貨
発行時期 | 2016年 |
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発行種類 | 39種類 |
買取価格 | 18〜19万円 |
材質 | 金 |
質量 | 15.6g |
直径 | 26mm |
東京2020オリンピック競技大会記念コインについては、プレミア価値が付いています。大会に向けて4回にわたり、計37種類の10,000円金貨・1,000円銀貨幣・100円クラッド貨幣が発行されました。
例えば1,000円銀貨の場合1万円程度の値が付くケースも。一方、100円硬貨については入手難易度が低いため、額面程度の取引額になるケースが多いです。
天皇陛下記念硬貨
記念硬貨のうち日本で最も有名であり、かつ高値買取が期待できる硬貨が天皇陛下の即位や在位を記念した硬貨になります。
発行枚数も限られており、かつ純金で特殊な加工も必要なものが多く、これも高値になる要因になっています。
天皇陛下御即位記念硬貨
発行時期 | 1991年 |
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発行枚数 | 200万枚 |
買取価格 | 35〜38万円 |
材質 | 金 |
質量 | 30g |
直径 | 33mm |
平成天皇陛下の即位を記念して作られた記念硬貨です。
10万円金貨幣は鳳凰と瑞雲の絵柄が表に、菊花紋章と桐と唐草が裏に刻まれています。そのほか、表に鳳凰と瑞雲が刻まれた1万円金貨、特別御料儀装車が刻まれた500円白銅貨幣、高御座が刻まれた500円バイカラー・クラッド貨幣などが発行されました。いずれも裏面には菊花紋章が刻まれています。特に10万枚しか発行されていないプルーフ金貨には高い買取価格が付き、状態の良さや金相場次第では380,000円ほどで取引されることもあります。
天皇陛下御在位10年記念硬貨
発行時期 | 1999年 |
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発行枚数 | 20万枚 |
買取価格 | 23〜25万円 |
材質 | 金 |
質量 | 20g |
直径 | 28mm |
平成天皇陛下の在位10年を記念に作られた硬貨です。10万円金貨幣の表には鳳凰と桐と白樺が、500円白銅貨幣には富士山と菊が刻まれています。裏面はいずれも菊花紋章と橘と桜の絵柄が刻まれています。御即位記念の硬貨よりも安いですが、それでも記念金貨の中では非常に高値で取引される金貨として有名です。
天皇陛下御在位50年記念硬貨
発行時期 | 1976年 |
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発行枚数 | 7,000万枚 |
買取価格 | 1000円 |
材質 | 白銅 |
質量 | 12g |
直径 | 30mm |
昭和天皇陛下の在位50年を記念して発行された100円白銅貨幣です。表には二重橋と皇居、裏には菊花紋章と鳳凰など、天皇陛下に関連した絵柄が刻まれています。材質が銅なので、買取価格は伸びませんが、需要も高いため1000円ほどで売ることができるようです。なお、50年記念硬貨と60年記念硬貨については昭和天皇陛下、それ以外は平成天皇陛下の記念硬貨となっています。
純金製の「天皇陛下御在位五十周年記念メダル」だと37万円ほどと高値で取引がされています。
天皇陛下御在位60年記念硬貨
発行時期 | 1986年 |
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発行枚数 | 1100万枚 |
買取価格 | 22〜23万円 |
材質 | 金 |
質量 | 20g |
直径 | 30mm |
天皇陛下の在位60年には、10万円金貨幣、1万円銀貨幣、500円白銅貨幣の3種類が発行されました。10万円金貨幣の表には、水辺の鳩が刻まれています。また、すべての貨幣の裏面には菊花紋章が刻まれています。1986年発行のものと1987年発行のものがセットになると、状態が良ければ500,000円以上の買取価格がつくこともあります。
天皇陛下御在位20年記念硬貨
発行時期 | 2009年 |
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発行枚数 | 10万枚 |
買取価格 | 22〜25万円 |
材質 | 金 |
質量 | 20g |
直径 | 28mm |
平成天皇陛下の在位20年の記念硬貨です。10万円金貨幣の表には鳳凰と瑞雲と皇居・二重橋が、500円ニッケル黄銅貨幣には菊花が刻まれています。また、裏面はいずれも菊花紋章となります。
天皇陛下御在位30年記念硬貨
発行時期 | 2019年 |
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発行枚数 | 5万枚 |
材質 | ニッケル黄銅、白銅及び銅 |
質量 | 7.1g |
直径 | 26.5mm |
平成天皇陛下の在位30年記念硬貨です。特筆すべきは、10万円金貨幣の表に刻まれた絵柄が天皇陛下御在位10年記念硬貨と同様、鳳凰と桐と白樺であることです。なお、同時に500円バイカラー・クラッド貨幣も発行されていますが、いずれも裏面は菊花紋章が刻まれています。
純金製の天皇陛下御在位30年記念1万円金貨については25万円ほどで買取されています。
皇太子殿下御成婚記念硬貨
発行時期 | 1993年 |
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発行枚数 | 200万枚 |
買取価格 | 20〜22万円 |
材質 | 金 |
質量 | 18g |
直径 | 27mm |
皇太子殿下のご成婚を記念に発行された硬貨です。5万円金貨幣と500円白銅貨幣の表には瑞鳥の鶴2羽と波、裏には菊花紋章と梓の絵柄が刻まれています。一方、5千円銀貨幣は波ではなく、瑞雲という違いがあります。買取価格は200,000円からで、状態が良ければ220,000円を超えるときもあります。
国際イベント開催記念硬貨
国際的なスポーツ大会や万博などが日本で開催される際に発行された記念硬貨です。
2002FIFAワールドカップ™記念硬貨
発行時期 | 2002年 |
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発行枚数 | 5万枚 |
買取価格 | 18〜19万円 |
材質 | 金 |
質量 | 15.6g |
直径 | 26mm |
2002年のFIFAワールドカップ™開催時に発行された記念硬貨で、複数の種類があります。たとえば500円ニッケル黄銅貨幣は地域ごとに3つに分かれ、それぞれ地図と選手が表面に刻まれています。その他にも、1万円金貨幣、1千円銀貨幣などの種類があります。ちなみにそれぞれデザインは異なりますが、裏面にはエンブレムのモチーフが刻まれています。
2005年日本国際博覧会(愛知万博)記念硬貨
発行時期 | 2002年 |
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発行枚数 | 7万枚 |
買取価格 | 1,500円 |
材質 | 銀 |
質量 | 31.1g |
直径 | 40mm |
愛知万博を記念して発行された硬貨です。1万円金貨幣、1千円銀貨幣、500円ニッケル黄銅貨幣の3種類があり、それぞれデザインに違いはありますが、表には地球モチーフ、裏には博覧会シンボルマークと大地が刻まれています。
ラグビーワールドカップ2019™日本大会記念硬貨
発行時期 | 2019年 |
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発行枚数 | 5万枚 |
材質 | 銀 |
質量 | 31.1g |
直径 | 40mm |
2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの1千円銀貨幣です。表にはラグビーのタックルシーンとゴールポスト、裏にはトーナメントマークとラグビーボールと開催都市名が刻まれています。
新幹線鉄道開業50周年記念硬貨
発行時期 | 2014年 |
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発行枚数 | 5万枚 |
買取価格 | 15,000円 |
材質 | 銀 |
質量 | 31.1g |
直径 | 40mm |
新幹線鉄道開業50周年の記念硬貨です。1千円銀貨幣の表面には0系新幹線と富士山と桜、裏面には0系新幹線(虹色発色)が刻まれています。
一方、100円クラッド貨幣は以下のようなさまざまな新幹線が表にデザインされており、コレクター心をくすぐります。
- 東海道新幹線(N700A)
- 山陽新幹線(500系)
- 東北新幹線(E5系)
- 上越新幹線(E4系)
- 北陸新幹線(E7系・W7系)
- 山形新幹線(E3系)
- 秋田新幹線(E6系)
- 九州新幹線(新800系)
- 北海道新幹線(H5系)
なお、いずれも裏面には0系新幹線の図柄が刻まれています。
近代通貨制度150周年記念硬貨
発行時期 | 2021年 |
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発行枚数 | 2万枚/5万枚 |
買取価格(1万円金貨/千円銀貨) | 200,000円/3,000円 |
材質(1万円金貨/千円銀貨) | 金/銀 |
質量(1万円金貨/千円銀貨) | 15.6g/31.1g |
直径(1万円金貨/千円銀貨) | 26mm/40mm |
現在の通貨制度ができて150年を迎えた記念に発行された硬貨です。1万円金貨幣、5千円金貨幣、1千円銀貨幣の3種類があります。いずれも表には「圓」の文字と「菊と桐」、裏面には6貨幣主の現行通常貨幣が刻まれています。
郵便制度150周年記念硬貨
発行時期 | 2021年 |
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発行枚数 | 2万枚/5万枚 |
買取価格(1万円金貨/千円銀貨) | 180,000円/3,000円 |
材質(1万円金貨/千円銀貨) | 金/銀 |
質量(1万円金貨/千円銀貨) | 15.6g/31.1g |
直径(1万円金貨/千円銀貨) | 26mm/40mm |
郵便制度がはじまり150周年を迎えたことを記念して発行された硬貨で、1万円金貨幣と1千円銀貨幣の2種類があります。1万円金貨幣には、日本で最初のポストなどが刻まれています。また、1千円銀貨幣も含め、裏面には旧東京中央郵便局入口が刻まれています。
東日本大震災復興事業記念硬貨
発行時期 | 1986年 |
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発行枚数 | 6万枚 |
買取価格 | 18〜19万円 |
材質 | 金 |
質量 | 15.6g |
直径 | 26mm |
東日本大震災の復興事業を国民的事業とみなし、復興を祈念して発行された記念硬貨です。1万円金貨幣、1千円銀貨幣の2つに大別されますが、それぞれの中に4つの種類があり、計8種類が発行されました。すべての硬貨の裏面には、復興や平和をイメージできる奇跡の一本松とハトが刻まれています。
沖縄復帰50周年記念硬貨
発行時期 | 2022年 |
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発行枚数 | 2万枚 |
買取価格 | 20万円 |
材質 | 金 |
質量 | 15.6g |
直径 | 26mm |
沖縄が日本に復帰し50周年を迎えた際に発行された硬貨です。1万円金貨幣と1千円銀貨幣の2種類があります。表面は首里城正殿と琉球舞踊「四つ竹(ゆちだき)」。裏面は伝統工芸である「紅型(びんがた)」など、沖縄に関連した絵柄が刻まれています。まだ発行されて間もない金貨でもあるので、今後さらに高値で取引されるかもしれません。
地方自治法施行60周年記記念硬貨
発行時期 | 平成20年~平成29年 |
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発行枚数 | 各10万枚 |
買取価格 | 5,500円 |
材質 | 銀 |
質量 | 31.1g |
直径 | 40mm |
地方自治法が施行され60周年が経った記念に発行された硬貨です。47都道府県ごとに1千円銀貨幣、500円バイカラー・クラッド貨幣の2種類、計94種類が発行されています。なお、発行時期は都道府県によって異なります。
買取価格の高い記念硬貨は?
記念硬貨の中で高値で取引されているのは材質が金のものになります。記念硬貨の多くは銀貨が多く、金貨で発行されているものは天皇陛下の記念硬貨が多く、中でも平成2年に発行された「天皇陛下ご即位記念金貨」が35万〜38万円ほどと最も高値で取引されています。
パルティア戦争勝利記念貨
表面が錆びたコイン、海外で発行されたコインも売ることができます。たとえば、先述した有名記念コインのひとつに「パルティア戦争勝利記念貨幣」があります。海外の記念コインのなかでも、コインコレクター垂涎ものの逸品です。
古代ローマ帝国が大国・パルティアとの戦争に勝利した記念に、2世紀頃に発行されたと考えられている金貨です。 貴金属としての価値はもちろん、査定時には考古学的価値も加味するため、1枚あたり50~100万円で取引されます。 昨今の金・貴金属相場の高騰、コインコレクター需要の増加を考えると、将来的にはより高値で取引される可能性があります。
発行:2世紀頃
記念硬貨とは?
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2024.09.10
記念硬貨とは、日本の国家的イベントや出来事を記念して発行される硬貨のことです。記念貨幣と呼ばれることもあります。なお、世界的には記念だけでなく、シリーズ貨幣として発行されることもあります。ちなみに、記念硬貨以外にも記念紙幣と呼ばれるものも存在します。ただし、日本においては波高されたことはありません。
なお、記念品としての意味もありますが、イベント時の資金調達のために発行されているケースも少なくありません。実際に、東京オリンピックでは記念硬貨の売上げが運営費に充てられました。
記念硬貨の歴史
世界ではじめての記念貨幣を作ったのはローマ帝国と言われています。当時は、戦勝記念としての貨幣が何度も発行されてきたとの記録があります。その後、さまざまな国で記念貨幣が発行されてきました。
日本の記念硬貨
はじめて日本で発行されたのは1964年(昭和39年)の東京オリンピックの頃。その後、皇室に関わる記念や、国際イベントなどのタイミングで発行されてきました。
額面には以下のような種類があります。
額面の種類 | 100円・500円硬貨 | 1千円~5千円硬貨 | 1万円~10万円硬貨 |
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主な素材 | 白銅やニッケル・クラッドメタルなど | 銀など | 金など |
価値 | 発行枚数が多く、希少価値は付きにくい | 額面に近い値になることが多い | プレミア価値が付き、高額買い取りになることが多い |
海外の記念コイン
日本だけでなく、海外でもさまざまな記念コインが発行されています。代表的なものとしては、カナダのメイプルリーフ金貨や中国のパンダ金貨などがあります。また、いわゆる古銭にあたるアンティークコインなども人気です。
記念硬貨が人気の理由
記念硬貨は発行枚数が限られているため、コレクターアイテムとしての需要もあります。 関連記事金貨の価値の決まり方を知ろう
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2024.02.02
記念硬貨の材料には金などの希少な金属が使われています。そのため、一般流通している硬貨よりも、それ自体に高い価値があります。プレミア価値がなかったとしても、素材の相場が高くなれば、額面よりも高い値が付く可能性があります。
記念硬貨で支払いはできる?
日本の記念硬貨には、額面通りの価値が担保されています。これはつまり、お金として認められており、支払いなどに使えることを意味します。
ただし、上記のとおりコレクターアイテムとしての価値があるため、物によっては高価買取につながることも。こうした硬貨をお持ちの場合は、間違って使ってしまわないよう注意しましょう。
記念硬貨・記念コインの買取方法は?買取してくれる店舗は?
不要になっている記念硬貨・記念硬貨を売却するには、買取業者へ依頼するのが一般的です。買取方法としてオーソドックスなのは店舗持ち込みですが、最近では出張買取や宅配買取、スマホなどで完結できるオンライン買取に対応する業者も増えています。以下では、買取方法の解説に加えて、「なんぼや」の記念硬貨・記念コインの買取方法、店舗についてご紹介します。
「なんぼや」の金貨買取・コイン買取情報について詳しく知りたい方はこちら
店舗買取について
まずは直接店舗に持ち込む買取方法です。現物を直接確認してもらえるため、精度の高い査定結果が得られます。
なお、近年では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、店舗への来店に不安を感じる方も少なくありません。「なんぼや」では、徹底した感染防止対策を実施しております。お客様が安心してご来店いただける環境づくりに力を入れておりますので、ぜひ足をお運びください。
お持ちの記念硬貨やゴールドコインなど、貴金属の価値が知りたい方は「なんぼや」にお任せください
当店では、メダルや金貨など幅広い商品を買取しております。店舗にて無料相談も気軽にご利用いただけます
出張買取について
売りたい記念硬貨やコインがあるけど、高価なものなので外に持ち出すのが不安。そんなときは、出張買取に対応した業者への買取依頼を検討しましょう。スタッフが自宅まで出向いてくれるので、外出の必要がありません。「なんぼや」の出張買取の場合は、査定・キャンセルがすべて無料。高額な買取金額になった場合でも、翌営業日に振込を行えます。そのほか、玄関先での査定など、お客様のご都合にそった対応が可能です。
オンライン買取について
より気軽な買取をご希望の方は、オンライン買取に対応した業者を選びましょう。外出や対面が不要。商品送付などの手間もかかりません。
「なんぼや」のオンライン買取は、事前に査定日時を予約。その後、スマホを使ってビデオ通話をしながら、記念硬貨・記念コインをスタッフに見せるだけで査定が完了します。タイミングによっては、予約不要で使える「今すぐ査定」も可能。ぜひ気軽にご利用ください。
「なんぼや」のオンライン買取についてはこちら
記念硬貨・記念コインの買取店舗について
記念硬貨・記念コインを高額で買取査定してもらうポイントは記念硬貨・記念コインは付属品や状態、時期などによって買取価格が変わります。以下では、高額査定につなげるためのポイントについて解説します。
付属品・箱をセットにする
記念硬貨・記念コインを売却する際には、箱などの付属品を合わせて持ち込むことが大切です。付属品が欠品している状態ですと、買取価格が低くなる可能性があります。
とは言え、硬貨自体が持つお金としての価値がなくなるわけではありません。付属品がない場合であっても、買取自体は可能なので、まずは一度査定に持ち込むことも大切です。
人気のある時期に買い取ってもらう
記念硬貨の需要は景気やイベント時期、流行などによって左右されます。とくに金貨・銀貨についてはブームとなるタイミングが定期的に訪れていますので、そこで売りに出すことで高価買取が期待できるでしょう。テレビや雑誌などで話題になっているようなら、一度査定に持ち込むことをおすすめします。
未開封商品はそのまま
記念硬貨・記念コインは保存状態の良し悪しが買取価格に直結します。そのため、未開封商品の場合はそのまま査定に持ち込むことがポイントです。一度でも開封すると価値が下がるのでご注意ください。
また、セット品の場合には未開封であることが非常に重要です。記念硬貨・記念コインは金貨と銀貨がセットになっているようなケースも多く、希少価値が高まります。すべて揃っている状態で持ち込むことで、査定額アップが期待できます。
磨いてから買取に出す
経年によって黒ずみやサビが付いてしまった記念硬貨・記念コインは、市販のクリーナーや洗浄剤などできれいになり、高価買取につながります。重曹や歯みがき粉、クレンザーなど、自宅にあるものでも大丈夫。その他、酢に浸した後、布で拭くという方法もあります。
無理やり汚れを落とさないようにご注意ください
塩素系漂白剤などを使う際には注意が必要です。たとえば白銅でできた記念硬貨・記念コインを塩素系漂白剤で拭くと、さらに黒ずみが深くなってしまう場合も。
その他、無理に擦ると表面がすり減る、キズが付くなどの問題が発生する可能性も。自分で汚れが取れない場合は、そのまま買取に出すのがおすすめです。
記念硬貨の買取によくある質問
「なんぼや」では、記念硬貨・記念コインの高価買取を行っております。以下からは、記念硬貨・記念コインの買取に関するよくある質問について回答をご紹介します。
外国コイン(金貨)の買取はできますか?
お任せください。そもそも、金貨には素材としての価値があります。実際に、地金型金貨は金相場と連動して取引価格が動いています。加えて、収集型金貨と呼ばれるアンティークコインの場合には、プレミア価値が付くことも。この場合は、素材としての価値以上の買取価格が期待できます。 関連記事外国金貨の買取では事前リサーチが重要。人気金貨と買取店の選び方
美しく輝く金貨は、昔から広く愛されてきた品物です。「金」という素材が持つ資産価値だけではなく、そのデザインやレア度に価値を見いだす方も少なくあり…
2023.10.19
外国金貨の買取では事前リサーチが重要。人気金貨と買取店の選び方
エラー硬貨(コイン)の買取はできますか?
ぜひお持ち込みください。
製造過程で変形などの異常が発生したことによる不良品のことを「エラーコイン」と呼びます。本来は製造段階で取り除かれるものですが、一部には市場に出回っているものも。これらの硬貨は不良品ではあるものの、コインコレクターの間では「希少価値が高い」と評価されることも珍しくなく、物によっては高額買取が期待できます。以下はエラーコインの種類例です。
- 穴無し:5円硬貨や50円硬貨で、穴が塞がってしまっているコイン
- 穴ずれコイン:5円硬貨や50円硬貨で、穴の位置がずれているコイン
- 角度ずれコイン:表と裏で打刻されたデザインの角度が異なるコイン
- 刻印ずれコイン:硬貨のデザインが中央からずれているコイン
- 影打ちコイン:両面が同じデザインになっているコイン
- 裏写りコイン:表と裏のデザインが重なっているコイン
- ヘゲエラーコイン:硬貨の金属が剥がれてしまったコイン
- 傾打ずれコイン:打刻されたデザイン全体の角度が表裏で異なるコイン
付属品の箱にキズがありますが、査定に影響しますか?
影響がございます。本体はもちろん、付属品も含めて商品の価値は決定されます。そのため、付属品の状態についても、キズ等がないに越したことはありません。
ただし、付属品にダメージがあるから買取ができない、といったことは基本的にありません。硬貨自体がキレイな状態であれば、高価買取につながるケースも十分にありえます。
五百円札や百円札の買取はできますか?
旧紙幣・旧札の中にも、高価買取が可能なものがあります。気になる紙幣があれば、まずは一度査定をご利用ください。
銀貨の買取は可能ですか?
もちろんです。近年、銀の価値が上昇していることもあり、20年前と比べると価値が数倍にまで高まっています。希少価値の高い銀貨の場合には、プレミア価格が付くことも少なくありません。ぜひ査定にお持ち込みください。 関連記事銀貨買取で価値が高いのはどれ? 1ドル銀貨でも高く売れる理由も紹介
自宅に眠らせている古い銀貨や記念メダルなどがありましたら、その価値を調べてみませんか? 現在、銀の価格は上昇しており、20年前と比べ3倍ほど価…
2024.08.01
記念硬貨・記念コインの高価買取はお任せください!
記念コインは種類が多く、その価値を見極めるのが難しいアイテムです。お手持ちの記念コインの価値を知りたい方は、ぜひ「なんぼや」の無料査定サービスをご利用ください。当店所属のバリューデザイナーが丁寧に査定し、大切な記念コインの本当の価値をお伝えします。金貨だけでなく、銀貨や銅貨などもお気軽にお持ちください。現在金・貴金属の買取相場が上がっています。売却前の相談や店舗に行く前に買取金額の目安を知りたい方はコチラ