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パイロープガーネット/Pyrope Garnet

パイロープガーネット/Pyrope Garnet

真紅の薔薇(ばら)、血赤色の美しい石などと形容されることもあるパイロープガーネットは、実は透明な石で、そこに鉄やマンガンなどが含まれることで赤く発色するガーネットです。

ボヘミアで発見されたこのガーネットは、ハプスブルク帝国を繁栄させた一因にもなりました。その後、様々な地域や国で採石されるようになり、採石量が多い宝石のひとつとなっています。

パイロープガーネットの名称の由来や価値、その特徴や石にまつわる言葉の意味などを、詳しくご紹介します。


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宝石の属性

名前 パイロープガーネット
英語名 Pyrope Garnet
和名 苦礬柘榴石(くばんざくろいし)
赤紫、暗赤色、橙赤、茶赤、茶、黒
グループ(種・変種) ガーネット、アルマンディンガーネット(アルマディンガーネット/アルマンダイト)スペッサタイトガーネット(スペサルタイトガーネット/スペサルティンガーネット/スペッサルト)、グロッシュラーライトガーネット(グロッシュラライトガーネット)、アンドラダイト、ウバロバイト、デマントイドガーネットグリーングロッシュラーガーネット(ツァボライト/サボライト/グリーンガーネット)ロードライトガーネット、ヘソナイトガーネット
硬さ(モース硬度) 7-7.5
光沢 ガラス光沢
化学成分 Mg3Al2(SiO4)3
結晶系 等軸晶系
誕生石 1月(ガーネット全体)

宝石言葉・意味

宝石言葉
友愛、勝利、真実
意味
親友になる、真実を知る、勝利に向かう

産出国・産地

  • チェコ:ボヘミア/Bohemia、テプリツェ/Teplice、プラハ/Praha、カルロビ・バリ(カルロヴィ・ヴァリ、カールスバート、カールスバッド)/Karlovy Vary(Karlsbad,、Carlsbad)
  • アメリカ:マサチューセッツ/Massachusetts、ノースカロライナ/North Carolina、ジョージア/Georgia、ニューハンプシャー/New Hampshire、アリゾナ/Arizona
  • イタリア:マルティニアナ・ポー/Martiniana Po
  • ノルウェー:全域
  • タンザニア:全域
  • オーストリア:全域
  • 南アフリカ:ケープ/Cape
  • ブラジル:全域
  • スイス:全域
  • スリランカ:全域
  • ロシア:全域
  • 中国:全域
  • 日本:愛媛県四国中央市

特徴・特性

特徴・特性

パイロープガーネットはケイ酸塩鉱物で、アルミニウムを共通に持つパイラルスパイト系列(赤色系のガーネット)に属するガーネットです。

パイロープガーネットの名称の由来と歴史

パイロープガーネットは、ギリシャ語の「Puropus(Pyropos)」が語源で、「燃えるような」「炎」「炎のような目をした」等という意味があります。

16世紀頃に現チェコのボヘミアで発見され、同地域がパイロープガーネットの宝石産業の拠点となりました。
長期にわたりヨーロッパ各国を統治してきた、ハプスブルク帝国繁栄の礎のひとつも、豊富な資源としてのパイロープガーネットだったのです。

しかし、ボヘミアでの資源の枯渇が問題になりますと、困った市民はパイロープガーネットに似た彩を持つ、ガラスを作り出しました。
これがいわゆるチェコの工芸品、ボヘミアングラスの始まりです。

現在、全盛期に比べて比較にならないほど少なくなったボヘミアで採石されるガーネットですが、高品質のものが産出されるため、ボヘミアンガーネットと産地名をつけて販売されることもあります。

パイロープガーネットの色

本来のパイロープガーネットは、透明や白といった色合いですが、鉄・マンガン・クロムなどを含むことで、赤く着色しています。

これらは容易に自然界で形成されますので、多くの宝石がトリートメント(※1)されるのに対し、パイロープガーネットは人工的に手を加えることなく宝石として輝く、数少ない宝石のひとつです。

パイロープガーネットといえば、赤い色を思い浮かべますが、実際には、暗赤色から、オレンジを思わせる赤、赤紫、赤茶、黒などの色合いがあります。

これは、同じくパイラルスパイト系のアルマンディンガーネットにも言えることで、実際に目にしますと、プロの鑑別士でも両者を選別することは非常に困難です。

そのため、市場に流通している製品の中には、個別に鑑別することなく混同して販売されていることもあるでしょう。
しかし、両者の価値はほとんど同じため、鉱物的にはっきりしたいということでなければ、それほど問題視されていないのが現状です。

パイロープ成分を含むロードライトガーネット

ガーネットは、他のガーネットと成分が混じり合うことが多いのですが、パイロープガーネットアルマンディンガーネットと混じり合い、固溶体(※2)となることのほうが多く、その結果、赤紫色の美しいロードライトガーネットが誕生しました。

パイロープガーネットのフォールスネーム

パイロープガーネットの色は、“血赤色”や“真紅の薔薇”などとも形容され、高品質のものはルビーに匹敵する美しさがあります。そのことから、ルビーという名称を入れたフォールスネーム(※3)が誕生しました。

産地名を入れて「ケープ・ルビー」「アリゾナ・ルビー」等と呼ばれています。
しかし、これはパイロープガーネットより価値の高いルビーと間違える可能性のあることから、推奨できない名称です。

パイロープガーネットのお手入れ方法

パイロープガーネットは、ふだん遣いに適した丈夫さを兼ね備えた宝石です。
若干酸に弱い傾向もありますが、通常は気にすることのない程度のものです。

ふだんは、やわらかい布で表面を拭く水やぬるま湯で洗うというお手入れ方法がおすすめです。

また、汗や皮脂などが気になるようでしたら、キッチン用の中性洗剤で洗う方法もあります。その場合は、必ず原液を薄めたものを桶(おけ)など溜めて、その中でやわらかいブラシなどを使用してそっとこすり洗いをすると良いでしょう。

洗浄液を水などで洗い流した後は、しっかり水分を拭き取ってから冷暗所に保管します。
その際は、宝石同士が重なり合って傷つくことのないようにし、重ねて収納する場合には、布などで包んでから保管しましょう。

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価値

価値

パイロープガーネットは、同じ色味を持つアルマンディンガーネットとは異なり、それほど大粒の石は採石されません。
しかし、市場価値はどちらも酷似しています。同じグレードの石の場合、大きさに比例して価値も上がる宝石のひとつです。

色とクラリティ

パイロープガーネットは、「真紅の薔薇」や「血赤色」などと評されることもある美しい色と輝きを持ったガーネットで、高評価になる石も、この深い赤色が決め手となります。

上記の色基準から外れるほどに評価も低くなるのですが、明るい色味のものは暗い色のものよりも評価が良くなる傾向にあり、茶系から黒にかけて暗い色になっていくほど評価も低くなります。

また、もともとインクルージョン(内包物)は少ない石ではありますが、クラック(※4)や表面のキズ等を含めて曇り等がなく、透明度の高い石が最高ランクの石となります。

ガーネットの種類

カラーチェンジガーネット

パイロープとスペサルティンが混ざり合うことで生まれた、光源によりカラーが異なって見えるカラーチェンジガーネットの詳細はこちら

カラーチェンジガーネット/Color change garnet

マラヤガーネット

パイロープとスペサルティンが混ざり合うことで生まれた、ピンクやオレンジなどの暖色系の色合いが美しいマラヤガーネットの詳細はこちら

マラヤガーネット(ウンバライト、マヘンゲガーネット)/Malaya Garnet(Umbalite,Mahenge Garnet)


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