ヴァンクリーフネックレスの偽物の見分け方|保証書の有無
ヴァンクリーフは世界5大ジュエリーの1つにも数えられる王室御用達の高級ジュエリーブランドです。
そのため、偽物が多く出回っているブランドでもあります。
今回は特に偽物が多いヴァンクリーフネックレスの偽物の見分け方をご紹介します。特に正規店ではなく、フリマアプリや非正規店で購入を検討している人はチェックしてください。
ヴァンクリーフネックレスの偽物は多い?
ヴァンクリーフは素材へのこだわりと1つ1つ丁寧に職人が手作業でジュエリーの製作を行っているため、非常に高価なジュエリーブランドとして知られています。
さらに、2021年からコロナ禍や戦争による不安定な世界情勢の影響からか立て続けの値上げを行っており、年々、定価が上がっているジュエリーブランドになります。
定価が上がっていても需要があるため値上げを行っているのですが、それでもなかなか手が届きにくい価格帯なので中古市場やフリマサイトを利用する人も多いのが現実です。正規品が手に入ればいいのですが、中には偽物業者が作成した偽物が出回っており、これを入手してしまう人が多くなっています。
特に四つ葉のクローバーをモチーフにした「アルハンブラ」のネックレスはヴァンクリーフの定番シリーズになっているので人気が高く偽物が多く出回っています。
ヴァンクリーフネックレスの偽物の見分け方
刻印(ロゴ)
偽物と本物の見分け方として、肉眼でも一番わかりやすいポイントになるのがネックレスのフックにある刻印です。
刻印は「留め具」にブランドロゴがあり、「チェーン」にはプレートがあり、ここにブランド名と素材を示す刻印があります。
これら刻印が本物はしっかり鮮明に文字やロゴデザインが写っており、偽物は文字が潰れていたり、見えにくい面があります。
また、ロゴの周りのひし形の枠も本物は直線がしっかりしています。偽物はずれていたり、溝が深すぎたりしています。
ロゴには円柱があり、この斜めの線が綺麗に入ってるかどうかも偽物の判断に利用されます。
本物は全体的に刻印の線が一定になっており、綺麗で見やすいので、肉眼で見にくい場合はルーペや顕微鏡などで見てみるといいでしょう。
「チェーン」のプレートの刻印の判断では、「VCA Au750」などのブランド名がしっかり記載されているかどうかや裏にシリアルナンバーが記載されているかをまずチェックしましょう。
こちらも刻印の文字が偽物の場合、潰れていたり、見えにくい面があります。
ネックレスの色味や質感
偽物と本物を見分けるための見た目のポイントとして色味があります。
ヴァンクリーフのネックレスはメッキの色味がまろやかで淡いゴールドになっています。
偽物のゴールドはより黄色みが強く、つやの癖が強い印象があります。
質感は本物はマットな感じがあり、上品な印象がありますが、偽物は光沢が強く、テカテカしすぎている印象があります。
トップの仕上げ
ヴァンクリーフのネックレスはトップの仕上げが職人によって丁寧に作られています。
注目すべきは側面の部分で、宝石の周りの連続する球形が偽物はしっかりつながっておらず、ベース部分が見えてしまっている場合があります。
保証書の存在
本物と偽物を判断するために有効なのが保証書の存在です。
正規店でヴァンクリーフのネックレスを購入した場合は、必ず保証書が付属します。
保証書には「購入日」「販売店」「シリアルナンバー」が記載されており、ここで偽物と本物を判断することができます。
記載されている「シリアルナンバー」とネックレスのナンバーが同じかどうかをチェックしましょう。
また、保証書下部には銀色のホログラムシールが記載されている場合があり、このホログラムシールは虹色に光沢があるので、色味で偽物と本物を判断することもできます。
ヴァンクリーフのピアスの偽物の見分け方
ヴァンクリーフは正規品の場合、高品質の素材が使われており。偽物の場合、素材の質が劣っている場合が多いです。金属部分が軽く感じられたり変色している場合は偽物の可能性が高いと言えるでしょう。またブランドマークやロゴは正規品の場合、ロゴが綺麗に彫刻されており、文字がはっきりとしています。偽物の場合、彫刻が不明瞭であり、文字が歪でな場合が多いです。
偽物の対策にはシリアル番号のチェックをすることも重要です。ヴァンクリーフは正規品の場合はシリアル番号が刻印されていますのでシリアル番号がない、または不明瞭な見え方をしていないか細かくチェックをすることで偽物を購入しないようにしましょう。
個人取引などフリマアプリはNG
昨今は手軽に個人が自分の持ち物を売り買いすることができます。フリマアプリはブランドものを安く手に入れることができたり、新品を買うことができない希少価値の高いアイテムを入手することができる利点がありますが、価格の高いブランドアイテムの購入に使うのはオススメできません。偽物を取り扱っている業者が個人を装って販売している場合があるからです。
また個人取引の場合は写真でしか商品の状態を把握するしかなく、保証書も付属していない場合が多いです。
通常よりも安く手に入る可能性もありますが、トラブルも多いので、正規店や信頼のある中古品店を利用しましょう。
正規店で購入する資金が足りない場合は、不要なブランド品を買取に出してみるのもいいでしょう。
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