アガットはこれからも値上げする?値上げの理由と今後の見通し
国産のジュエリーブランドとして有名なアガット。若者向けのクラシカルなデザインとして知られていますが、最近は高価格帯のラインやデザイナーコラボレーションライン、メンズラインなど積極的にアイテムを展開しています。
今回はそんなアガットの値上げについて紹介していきます。
アガットの値上げについて
アガットとは
アガットは「SAZABY」や「Afternoon tea」などのブランドを展開するバッグブランド「サザビーリーグ」が展開する日本のジュエリー・アクセサリーブランドになります。
金・シルバー・半貴石・貴石などこだわりの素材を使用したアイテムを20代の女性でも購入できるよう低価格でかつ豊富なラインナップで取り揃えています。
デザインの特徴としては、クラシカルでアンティーク調のかわいい感じで、華奢で上品なジュエリーが20代〜30代を中心に人気になりました。
現在はよりファストファッションに合う低価格な「アガット・ファースト」や、より高価格で大人の女性向けの「アガット・クラシック」など幅広い年齢層に向けたライン展開もしています。
アガットの値上げはいつから?
2020年あたりから世界中のジュエリーブランドが軒並み値上げを続けています。アガットも例にもれず複数回の値上げを行っています。
とくに、金やダイヤモンドを主に使用している姉妹ブランド「ベルシオラ」が値上げを続けており、2023年は7月1日(土)に価格改定を行っています。
アガットは2022年7月1日に値上げを行っており、現在は公式サイトでも2023年春夏は「値上げの検討なし」としています。
アガットの値上げの理由
2020年から今年にかけて、アガットだけではなく世界中のジュエリーブランドやハイブランドが年に複数回の値上げを行っています。
値上げの理由は各ブランド様々ですが、多くがコロナ禍やロシア軍の軍事侵攻などの世界情勢による影響であることが予想されます。
材料費の高騰
金やダイヤモンドをはじめ、さまざまな材料の価格が高騰しているため、とくに貴金属を扱うジュエリーブランドは値上げが必要になっているようです。
良質な金などの宝石が採掘しにくくなっている背景もあり、材料費の高騰はコロナやウクライナ問題による輸送費コストの高騰もあります。
人件費や製造コストの増加
働き手不足により人件費や製造コストの負担が増していることもあります。
海外ブランドは最低賃金が上がり続けていることもあって、年々、販売価格を上げる必要があるわけです。
アガットは国産のブランドなので、「値上げの検討なし」と踏み切ることができるのでしょう。
アガットは今後も値上げする?
価格の問題はやはり2020年からのコロナ禍による買い物自粛で世界中のジュエリーブランドが打撃を受けました。
日本国内でも緊急事態宣言で外出を自粛する人が多く、店頭での対面販売ができなかったことは大きな理由になるでしょう。
それだけでなく、結婚式が相次いで延期や中止になり、ブライダルリングの売り上げが落ちたこともジュエリーブランドにとっては大きな打撃です。
しかし、2023年になり、ようやく自粛ムードが解除となり、反動で「モノ消費」が回復したこともあり、アガットは2023年の春夏は「値上げの検討なし」としています。
また、自粛のムードの中、旅行やレジャーに費やせない分いいものを買おうとする考えもあり、ワンランク上のブライダルリングが好まれるなど、ハイブランドの売り上げが回復傾向になっています。
2021年度はハイジュエリー市場が2年ぶりに増加し、結婚指輪の平均額がアップしました。
「モノ消費」は回復したものの、アガットなどの低価格〜中価格帯のファインジュエリーはハイジュエリーに比べると売り上げの戻りが遅く、原材料の高騰は続いているため、今後の展開次第では値上げが行われる可能性は高そうです。現状で、アガットは「春夏」の値上げはなしと発表していますが、「秋冬」に関してはまだわかりません。
そのため、値上げを発表する前に欲しいジュエリーやアクセサリーがあれば購入してしまうことをオススメします。
まとめ:値上げするアイテムは中古市場の需要も高い
今回はアガットの値上げについて考えていきました。
アガットは2023年上半期の値上げはしませんでしたが、下半期は値上げをする可能性は大いにあります。
値上げをする際には中古市場も買取価格が高騰しやすい状態になります。
不要なアクセサリーやジュエリーは値上げのタイミングを狙って買取に出してみるのがオススメです。
「なんぼや」では、アガットの買取も強化しています。ご質問・ご相談だけでも可能ですので、ぜひ一度無料査定をお試しください。