2024年
4月1日週
プラチナ相場の過去推移

2024年 4月 1日週 プラチナ相場の価格推移グラフ

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2024年 4月 1日週 プラチナ相場の価格推移

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2024年 4月 1日週 プラチナ相場の価格推移表

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2024年 4月1日週 プラチナ相場に対する考察

2024年4月1日〜4月5日週のプラチナは週頭に下落後、2日続けて高騰、週末に再び下落した。前週にアメリカやヨーロッパにおいて「グッドフライデー」「イースター」といった休場日があり、株式相場の停滞が影響したと考えられる。とても上下の変動幅の多い一週間であり、調整局面の色合いが目立った。 振り返りになるが、株式相場が消極的なときのプラチナの影響は二通りが考えられる。1つは株式相場への投資資金が、代替としてプラチナに投下されること。この場合、プラチナの価格は上昇する。もうひとつは反対に、経済市場自体が消極的と判断されること。プラチナは金よりも経済の動きに敏感なため、相場と一緒に落ち込む可能性も高い。複合的な要因のなか調整が入り、毎日の価格が決まっていくと考えられている。その大枠にプラチナと関係の深い半導体の価格や、生産国を中心としたカントリーリスクの要素によって値動きが決まる。 ただ全体としては、2023年5月以来のインゴット5,000円台が見えるところまで上昇している。調整局面のバランスによっては高値の大台を突破する公算が高いため、プラチナを売るには最適のタイミングといえるだろう。 投資は複数の動きをする銘柄を所有する「分散投資」が基本だ。プラチナはボラティリティ(価格の変動性)が大きいため、インデックス型投信などの値動きが少ない投資とプラチナを組み合わせて、ポートフォリオを組むのも選択肢のひとつといえる。また金取引がそうであったように、大台を突破するとあらためて資産性が注目され、投資価値が喧伝されるだろう。その時の上昇を見越し、プラチナ関連の先物や投資信託を検討するのも選択肢のひとつと考えられる。 ただ留意点として、ボラティリティが高いことを忘れないようにしたい。1日で30円上がることもあれば、その翌日に30円下がることもあるのがプラチナの特徴だ。上がり目が大きいからと一気に投資すれば、思わぬ痛手を受けることもあることに注意したい。

専門家コメント・考察コメント作成

工藤崇さん (AFP/証券外務員Ⅱ種)
工藤崇さん
(AFP/証券外務員Ⅱ種)

北海学園大学法学部卒業後上京。不動産会社・建築会社を経てFP事務所を設立し、代表に就任。FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取得しながら、Fintech関連業務に参画。

2024年 4月 週別 プラチナ相場の価格推移

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