18金コインの買取相場や主な種類は?
18金のコインは金の含有率が高く、投資目的のユーザーやコレクターから大変人気のアイテムです。今回は、18金コインの買取相場や主な種類、特徴、高く売るためのポイントを徹底解説します。 関連記事【更新:2024年11月】「18金」とは?素材の特徴や相場、お手入れ方法などを徹底解説
高級ジュエリーなどに使われる高級素材の18金(K18・18K)。今回は、その素材の特徴について詳しくご紹介します。合わせて、刻印の意味やカラーバ…
2024.11.06
18金コインの特徴や主な種類
金製のコインは、K22やK24といった純金に近いものが多く見られます。なぜなら、金は腐食・変色に強く、長期間にわたってその輝きを保つ素材だからです。金の含有率が高いため、耐久性は下がりますが、その点は問題になりません。
ほとんどの場合、金のコインはコレクション用途や投資商品として流通します。ジュエリーのように頻繁に身につけるわけではないので、耐久性を重視する必要がないのです。
もちろん、アクセサリー・ジュエリーで定番の18金(K18)のコインもあります。有名な18金コインは以下の通りです。
・フランス1フラン金貨
・第11回札幌オリンピック冬季大会記念メダル
・オリンピック東京大会記念金メダル
・沖縄国際海洋博覧会金貨
これらK24やK22に比べて金の含有率は低いですが、コレクターニーズが高く、中古市場において高値で取引されています。金としての価値はもちろん、その希少性が付加価値を加えています。なお、コインをペンダントトップに加工した「コインネックレス」もあり、同じくコレクターニーズがあります。
18金コインの買取相場
第11回札幌オリンピック冬季大会記念メダル
1972年に日本の札幌で開催された冬季オリンピックを記念して製作されたメダルです。買取参考価格は、18金(K18)30gで136,500円から170,700円です。
オリンピック東京大会記念金メダル
オリンピック東京大会記念金メダルの買取相場は、一般的な記念コインに比べて高値で取引されています。たとえば、「東京2020オリンピック競技大会記念金貨」の買取価格は146,000〜156,770円です。
また、1964年の東京オリンピック関連のメダルは、3点セットで55,611円で取引された事例があります。
沖縄国際海洋博覧会金貨
「沖縄国際海洋博覧会金貨」の買取相場は70,500円〜100,000円とされます。過去には、一部の買取業者は100,000円以上の値をつけた事例もあります、
一方、オークションサイトでは、15,384〜22,883円の範囲で落札された形跡があります。これらの情報から、「沖縄国際海洋博覧会」の金貨の買取価格は変動が激しく、金相場やコインの状態に大きく左右されると判断できます。
コインネックレスの買取相場
コインネックレスの場合、その日の金相場や純度、品物の重量に応じて買取価格が変動します。「金相場×重量」でおおよその相場を把握できるでしょう。
ただし、コイン部分は22金、チェーン部分は18金というように、パーツ別で純度が異なるケースがあります。この場合、相場の把握が難しくなるため、買取専門店に査定を依頼してください。
18金コインを高く売るには
金相場が高まっているタイミングで査定に出す
金相場が上昇傾向にある今が、18金コインを売る絶好のタイミングです。金の取引価格は、世界経済や政治情勢の影響を受ける性質があります。つまり、経済が不透明な時期や金利が下がるときは、金が安全な資産として注目され相場が高騰する傾向にあります。
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未開封の記念硬貨はそのまま開封せずにおく
記念硬貨の価値は、その保存状態や希少性に左右されます。未開封の記念硬貨を売却する際は、そのままの状態で査定に出すのがおすすめです。未開封は「保存状態が良好」であると評価され、結果的に査定額も高値になるでしょう。
落とせる汚れはきれいに拭き取っておく
18金コインを売却する際には、落とせる汚れを丁寧に拭き取るといいでしょう。コインを拭くときは、研磨剤を含まない柔らかい布や専用クロスを選び、優しく丁寧に汚れを取り除いてください。また、金貨の洗浄には中性洗剤が効果を発揮します。温かい水に中性洗剤を溶かし、金貨を短時間浸すことで汚れが浮いてきます。ただ、貴重品であるため、クリーニングはプロに依頼すると安心でしょう。
まとめ
18金コインはコンディションや金の含有率、金相場により大きく変動します。近年は金相場の高騰が続いているため、より高値での売却が期待できるでしょう。ご自宅に金の記念コインなどがある方は、ぜひ一度「なんぼや」にお持ちください。専門スタッフが丁寧に査定し、高価買取を実現します。