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ヘマタイト/Hematite

ヘマタイト/Hematite

鉄鉱の主要原料であるヘマタイトは、ガンメタル色の金属光沢が美しい宝石です。
主要成分が酸化鉄であることから、水分や塩分には弱い石ですが、古代から守護石や治療薬として珍重されてきました。また、磁気入り健康グッズとしても一時期人気を博しました。

この、地球だけでなく、火星にも多く存在するヘマタイトの、名称の由来や価値、その特徴やパワーストーンとしての意味などを、詳しくご紹介します。


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宝石の属性

名前 ヘマタイト
英語名 Hematite
和名 赤鉄鉱 せきてっこう
黒、赤、茶、銀色
グループ(種・変種) コランダム、エスコライト、カレリアナイト
硬さ(モース硬度) 5-6.5
光沢 金属光沢
化学成分 Fe2O3
結晶系 三方晶系(六方晶系)

宝石言葉・意味

宝石言葉
心の内に燃える思い
勇気
チャレンジ
勝利
生命力
意味
前向きなエネルギーを心に秘めていて達成したい目標がある時や勝負強さを発揮したい時にサポートする力があることを意味しています。

※10月13日の誕生日石です。

産出国・産地

  • ブラジル:ミナスジェライス/Minas Gerais
  • カナダ:オンタリオ/Ontario
  • 日本:愛媛、岩手、兵庫、北海道
  • インド:ベンガル/Bengal
  • 中国:全域
  • モロッコ:全域
  • メキシコ:全域
  • オーストラリア:全域
  • イングランド:全域
  • イタリア:全域
  • スイス:全域

※その他、世界各地に産出例あり。

特徴・特性

ヘマタイトは、赤鉄鉱グループ(赤鉄鉱、コランダム、エスコライト、カレリアナイト)に属する酸化鉱物で、金属のような光沢を持つことが特徴です。一般的な黒色以外にも黒灰色や赤色、赤褐色、茶色、銀色などさまざまな色があります。豊富なカラーバリエーションに加え、モース強度が5~6.5と宝石のなかでは比較的柔らかく加工しやすいため、アクセサリーとしても人気が高いです。
また、ヘマタイトは、鉄の原料になる主要鉱物で、常磁性体(じょうじせいたい)(※1)であるため、磁石に反応する(付く)性質があります。

名称の由来

ヘマタイトの表面は酸化により黒色ですが、傷をつけることで赤色が浮き出ます。このことからギリシャ語で血を表す「heima」が由来となり「血の石」と名付けられました。和名である“赤鉄鉱”も、「赤色に見える鉄鉱石」ということから名付けられています。古代ではこのことから、ヘマタイトのことをブラッドストーンと呼ぶこともありました。現在は、ヘマタイトが含まれたカルセドニーの一種を和名で「血石(けっせき)」、宝石を、英語名で「ブラッドストーン」と呼んでいます。。また、産出される際には、ヘマタイトの塊が肝臓に似ていることもあり「肝臓石」と呼ばれることもあります。

ちなみに、粉末状のヘマタイトは、赤色の顔料(がんりょう)(※2)「ベンガラ」として、幅広い分野で活用されています。

火星にもあるヘマタイト

2004年に無人探査機オポチュニティが、火星の“メリディアニ平原 ”内クレーターに着陸、地質調査を行った結果、ヘマタイトは火星にも多く存在する物質であることが分かりました。

また、ヘマタイトの形状が球粒(きゅうりゅう)であったことから、過去、火星にも水があった証拠と、現時点では考えられており、地球外の惑星の歴史考察にも寄与しました。

ヘマタイトのお手入れ

鉄分が非常に多く含まれるため、水分・塩分に弱い性質があります。そのため、湿気の多い場所での保管や、海での着用、汗が付いたままの放置などで、 サビの出ることがあります。

汗などが付着した場合はそのままにせず、流水などで洗い流し、すぐに乾いた柔らかい布などで水分を完全に取り、乾燥した場所で保管することをおすすめします。

結晶系は六方晶系?三方晶系?

ヘマタイトは、三方晶系(別名:菱面体晶系 りょうめんたいしょうけい)(※3)と呼ばれる結晶の性質を持っています。
しかし、三方晶系は六方晶系(※4)に属するという考え方も多く、鉱物や宝石の専門書でも意見の分かれているところです。

そのため、ここでは六方晶系もスペックに記載しています。

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価値

ヘマタイトは世界各国の幅広い地域で採石され、その産出量も多いことから、天然石のラウンド形ビーズとしてアクセサリーに使用されることの多い、比較的安価な石です。

酸化鉄が主成分のため、加工がしやすいことから、現在流通しているヘマタイトのほとんどは、粉状のものを人工的に再固形化したものだと言われています。

天然のヘマタイトを入手したい場合は、しっかりと説明のできる業者を選ぶことが基本ですが、見た目からは分からないため、判断は難しいところです(鑑別することで簡単に判別できますが、現物よりも費用のかかることが多いため、現実的ではありません)。

ブラックダイヤモンドとヘマタイト

品質の良いヘマタイトは、カットした面を磨きますと、美しくきらきらと輝くことから、「ブラックダイヤモンド 」というフォールス ネーム(※5)で呼ばれていたこともありました。

近年、それまで人気のなかった、本物のダイヤモンドのブラック色が流行ったこともあり、ブラックダイヤモンドの名称はヘマタイトには使われなくなりました。

お守りとしてのヘマタイト

古代ヨーロッパでは、ローマ神話の軍神である「マルス」の加護を受けることのできる「勝利に導く石」として、戦(いくさ)の際のお守りとして大切にされていました。
現在でも、厄除けなどのお守りの石として、使用されることがあります。

健康グッズのヘマタイトは偽物?

古代より、血に関係する石として血の巡りを良くするなど、血液関係の治療に効果があると信じられてきたヘマタイトは、現在でも、肩こりや眼精疲労、電磁波をカットするなどの効果があるとして、健康ネックレスなどとして販売されています。
その多くは、“磁気ありヘマタイト”や“ヘマタイン”として流通していますが、実は天然のヘマタイトに、自ら磁気を有するものはほとんどありません。
仮にあっても微弱で、これら健康グッズとして販売されているヘマタイトは、人工的処理がされているか、「バリウム フェライト」と呼ばれる酸化鉄を主成分とした、磁気のあるセラミックスを使用したものがほとんどです。このように、ヘマタイトは、鉄からできているため人工的に作り出すことが可能です。人工的なヘマタイトは、粉末状の鉄を固めて作られており、外観は天然のものとほとんど変わりません。、そのため、天然のヘマタイトかどうかを一般の方が見分けるのは難しいでしょう。
また、ヘマタイトによる血液関係疾患への治療効果も科学的に認められたものではないと言われています。

形状の違いによる別名

ヘマタイトは、さまざまな形状で産出される鉱石です。
そのため、見た目の違いにより別名がつけられています。

腎臓状赤鉄鉱 じんぞうじょうせきてっこう/腎鉄鋼 じんてっこう

腎臓は、泡だったような形をしていることから、同じような形状をしているヘマタイトをこう呼ぶことがあります。その形状はぶどうの房に例えられることもあります。

アイアンローズ(Iron rose)

雲母鉄鋼に似ていますが、雲母鉄鋼のように平行な板状ではなく、まるでバラ の花のような形に薄い板状のものが集まって形成されます。
「鉄のバラ 」と呼ばれ、その美しい形状から人気があります。

レインボーヘマタイト

文字どおり、イリデッセンス(Iridescence)(※6)の見られるヘマタイトのことです。
まるでメタル系の塗料を吹き付けたかのような、鮮やかな発色が特徴です。

マータイト(Martite)

マータイト(仮像赤鉄鉱 かぞうせきてっこう)は、マグネタイト(磁鉄鉱 じてっこう)の結晶形が保たれたまま、ヘマタイトに置換(置き換わること)されたものを指します。
このような現象を「仮晶(かしょう)/仮像(かぞう)」と言います。

スペキュラーライト(Specularite)

板状の結晶面が特徴で、文字どおり“鏡”のように姿を見ることができるような、強い金属光沢のあるヘマタイトのことです。和名では、鏡鉄鉱(きょうてっこう)と呼ばれています。

マイケイシャスヘマタイト(Micaceous Hematite)

薄く、平行な板状に剥離する、雲母(うんも)の形に似た形状のヘマタイトを指します。和名では、雲母鉄鉱(うんもてっこう)と呼ばれています。

その他、「チタノヘマタイト」や「血石(けっせき)」が別名にあげられることもありますが、これらは、前者がヘマタイトとイルメナイト(チタン鉄鉱)が端成分(たんせいぶん)(※7)の鉱物、後者は、濃緑のカルセドニーの中に、ヘマタイト成分による赤色の斑のあるもので、純粋なヘマタイトではありません。

※6 「イリデッセンス」とは:光の干渉(かんしょう)により、鉱物が虹色(レインボーカラー)に見える現象を指します。
※7 「端成分」とは:組成の極限の成分、すなわち、交じり合う前の単体の物質のことを指します。英語では“end member”と表します。

パワーストーンとして

「心の内に燃える思い」という石言葉を持つヘマタイトは、勝負事や魔除けなどにも効果的とされているパワーストーンです。ここからは、パワーストーンとしてのヘマタイトについて詳しく紹介します。

背中を押してくれるパワーストーン

前述した通り「勝利へ導く石」としての側面だけではなく、「身代わり石」としても知られているヘマタイト。持ち主に危険が迫ったとき、身代わりとなって守ってくれると言われています。そのため、過酷な運命や精神的な強さも養える石として、仕事や恋愛など幅広く目標に向かって進もうとする人の背中を押してくれるパワーストーンです。

心の安定に繋がる

ヘマタイトは、古来では鏡として加工され魔除や呪術の儀式に使われていたと言われています。そのため、枕元に置いて眠ることで、邪気を防いで悪夢から守る効果もあると考えられています。
また、鉄分を多く含む鉱石のため血との関わりが深く、身につけることで赤血球が活発化するとも言われています。赤血球の動きが活発になると、酸素を体に運ぶことで運動能力や持久力を高まります。
体調が優れない時やメンタルに不安がある時にもおすすめのパワーストーンとして扱われています。

ヘマタイトと相性のいいパワーストーン

・オニキス×ヘマタイト
魔除けとして効果的とされるオニキスと組み合わせることで、より強力な効果を発揮すると考えられています。困難な状況を打破したいときのお守りとしても人気です。また、集中力を高める効果もあると考えられているため、試験など集中して取り組みたいことがある際にもおすすめです。

・ルチルクォーツ×ヘマタイト
「金運の石」として知られるルチルクォーツと組み合わせることで仕事の成功などによりお金が舞い込む効果が期待されるだけでなく、入ってきたお金が出ていきにくいと考えられています。そのため投資を考えている人や、お金を貯めたいと考えている方におすすめの組み合わせです。

・タイガーアイ×ヘマタイト
富の象徴として名高いタイガーアイとの組み合わせは、仕事運が上がると考えられています。そのため、ビジネスで成功を収めたい方や、生活の質を上げたいと目標がある方におすすめです。

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今回は、「勝利へ導く石」として人気の高いヘマタイトについて紹介しました。その色から血液にゆかりのある石としても知られ、パワーストーンとしても人気の高い鉱石です。お持ちのヘマタイトが本物か調べたいという場合には、お気軽になんぼやへお持ち込みください。なんぼやでは、宝石鑑定の豊富な実績を持つスタッフが査定いたします。

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