ダイヤモンドジュエリーの買取相場を知る
宝石箱や机の引き出しに眠る指輪、ネックレスなどのダイヤモンドジュエリー。「売りたい」と思っても、面倒だったり売り方がわからなかったりで行動できない人は多いかもしれません。
正しい売り方さえわかれば、引き出しの奥に眠るダイヤモンドは、意外な現金に変身してくれます。
では何に気をつければ、手持ちのダイヤモンドを高く売ることができるのでしょう?
ダイヤモンドを売るなら「円安相場で」が鉄則
ダイヤモンドは金と同じく、国際市場の取引で価値が決まる商品で「国際相場」があります。売買はこの相場に基づいて行われますが、ダイヤモンドはすべて輸入品のため、日本国内での売買では当然、為替レートの影響を受けた価格で取引されます。USドルに対して円安であれば価格は高くなり、円高になれば安くなります。このためダイヤモンドを「買う」なら円高時、「売る」なら円安時が良いということになります。
中古ダイヤモンドの売買でも、この理屈が成立します。つまり、使わないダイヤモンドの指輪やネックレスを買取店に売るのなら円安のタイミングを狙って売るのがベスト。「円高タイミングでは絶対に売らない!」ことを覚えていてください。
また、ダイヤモンドの価値はいわゆる4C(カラー、クラリティ、カット、カラット)で決まることは広く知られていますが、ダイヤモンドジュエリーを売る場合は、鑑定書の有無にかかわらず、そもそも正しい品質評価が出来なかったり、買取手数料を設けたりなどで安く買い取ろうとする業者がいるため注意が必要です。詳しくは後でお話します。
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高く買い取ってもらえるジュエリーの条件
ダイヤモンドジュエリーの場合は4Cが買取価格の根拠となりますが、参考までにダイヤモンド以外のジュエリーについても触れておくと、高く売れるものとそうでないものは、比較的見当はつけやすいと言えます。
わかりやすい判断基準は三つあり、一つ目は「ブランドものかノンブランドか?」という点です。
世界五大ジュエラーと呼ばれるティファニー、カルティエ、ブルガリ、ハリー・ウィンストン、ヴァンクリーフ&アーペルをはじめ、シャネルやエルメス、ピアジェといった有名ブランドのジュエリーは中古市場でも人気が高いため、高額査定・買取がされやすいアイテムです。
石がダイヤモンドであれば、ダイヤの価値にさらにブランド価値も加算されるため、極めて高額な査定も期待できます。
二つ目は「ジュエリーに使われている素材は何か」の点です。
ノンブランドのジュエリーは問答無用で「高価買取が期待できない」かと言えばそうではなく、ノンブランドでも石の品質や貴金属の純度が高ければその価値が評価され、「別にブランドものじゃないから」と期待せずにいたところ、持ち主も驚くような値がついた、ということも耳にします。
ブランドものか否か、素材は何か、というポイントとともに、三つ目のポイントは「状態の良し悪し」です。
中古市場でも未使用品や新しいもの、キズやスレ、汚れなどのダメージが少なくコンディションの良いものが好まれますから、状態の良いものは買取価格が高くなります。
ただし、見た目に使用感があったり、チェーンが千切れたネックレスや片方だけのイヤリングといったものでも、金やプラチナなど、貴金属部分の価値で高く売れるケースもあるため、一概に「使用感があるから高くは売れない」とは言い切れない部分もあります。
もちろん、購入時の鑑定書、箱や保存袋なども、品物に添えれば強力な武器となります。
いずれにしても上の三拍子が揃っていれば、ジュエリーを高く売るための最初の条件はクリア、と言えるでしょう。また、予見できない部分となりますが「ブーム」「流行」も買取価格に影響します。
たとえばドラマなどで「○○さんが着用」したことで人気が出たアイテムなどは、人気のあるタイミングで売ると、特需による買取額の大幅アップも期待できます。
失敗しない業者選びのポイントは
最初に書いたように、買取業者の中にはさまざまな理由によって、相場から大幅に安い金額で買い取ろうとする相手が存在します。ダイヤモンドやジュエリーを売る際にやはり大切なのが、「高く買い取れる業者に売る」ことです。
以下は、業者選びの重要ポイントです。
1.[GIA G.G]が在籍する業者を選ぶ
[GIA G.G]とは、宝石業界でもっとも権威のある宝石学の専門機関、GIA(米国宝石学会)の認定資格を受けた宝石のスペシャリストを指します。
宝石を正しく評価するための専門的な技術と知識により、鑑定書がなくとも、幅広い宝石の真贋判定が可能です。[GIA G.G]のジャッジはもっとも信頼できるもので、「鑑定書もない宝石はよくわからないから、損をしないためにとにかく安く買い叩いておこう」という素人レベルの業者とは、根本からまったくもって異なるものです。[GIA G.G]在籍の有無は必ず確認し、在籍するお店を選びましょう。
2.「買取手数料」その他、引かれる諸経費を確認する
買取に当たって発生する人件費や買取後の売却に必要な経費を「買取手数料」など何がしかの名目で買取額から差し引く業者も存在します。
当日のダイヤモンドの相場を自分でチェックした上で、業者が公式サイトなどで買取価格を公開している場合は相場との差額を確かめる。
さらに、買取金額から何か差し引かれるものはあるかないか、必ず事前に確認しましょう。
ほかにもいくつかポイントはありますが、上記2点のマストチェックで、対象とすべき業者は多きく絞りこめるはず。
あとは絞り込んだ業者それぞれに見積を取り、どの業者がもっとも良い条件で買い取ってくれそうるかを比較することです。
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