ブシュロンキャトルは剥げる？割れる？その理由
ブシュロンはパリのグランサンクの一つに数えられ、5つのジュエリーブランドの中でも最も歴史のあるブランドとして有名です。
そんなブシュロンの代表するコレクションのキャトルですが、ネットやSNSの一部のユーザーが「キャトルの表面が剥げた」という口コミをあげているようです。今回はブシュロンのキャトルについて情報をまとめていきます。
ブシュロンのキャトルコレクションとは？
ブシュロンのキャトルコレクションは2004年に発表されて以来、ブシュロンを代表するシリーズとなっています。若い世代から大人の女性や男性まで幅広い世代に支持されるキャトルコレクションは他のブランドにはない独自性を持ったデザインが特徴です。
4連の指輪が組み合わさったデザインをしており、キャトル（数字の4）を意味するように4つの異なる素材とカラーを合体させて1つのモチーフにしています。
4連の層はそれぞれ「グログラン」「ダイヤモンド」「クル ド パリ」「ダブルゴドロン」と命名されており、
- グログラン：オートクチュールのドレスのデザインをモチーフ
- ダイヤモンド：キャトル専用に独自のセッティングをしている
- クル ド パリ：パリの石畳をモチーフ
- ダブルゴドロン：アール・デコ様式の建築デザインがモチーフ
と、ブシュロンの歴史を感じられる名品に仕上がっています。
カラー展開が豊富
キャトルリングは通常のクラシックリングもイエローゴールドの「グログラン」、ホワイトゴールドの「ダイヤモンド」、チョコレートゴールドの「クル ド パリ」、ピンクゴールドの「ダブルゴドロン」と1つでカラー展開を楽しむことができる魅力があります。
それだけでなく、「キャトルブラックリング」「キャトル ホワイト リング」「キャトル レッド リング」「キャトル ブルー リング」など素材やカラーの展開数が豊富なのでお目当ての色味を見つけることができます。
バリエーションが豊富
4連リングだけでなく、ハーフモデル、スモールモデルなどバリエーションが豊富なのもブシュロンの魅力です。ハーフモデルなどと重ね付けして楽しむこともできます。
キャトルコレクションはリングの他にペンダント、イヤリング、バングル、ブレスレットなどさまざまなアイテムも展開しています。
ブシュロンキャトルは剥げるって本当？
ネットやSNSを見ると「キャトルは剥げる」という意見があります。実際にキャトルコレクションを購入した人の口コミなどでキャトルの表面が剥げてしまったという声もあるようです。
キャトルコレクションにはセラミックスの薄膜を表面加工した「PVD加工」と呼ばれる加工が施されています。このPVD加工は半永久的に効果が期待できるものなのですが、キャトル自体の通常のリングに比べて大きいこともあり、日常使いをしているとリングをぶつけたりすることで剝がれてしまうことがあります。PVD加工の再コーティングは有料で修理（37,180円〜）できるものの、剥げてしまうのが気になる方は家事やお風呂などの水場では外すようにしたり、剥げが目につきにくい「キャトル ホワイト」や「キャトルラディアントリング」「ハーフリング」などを選んでみるとよいでしょう。
ブシュロンキャトルは割れるって本当？
「剥げる」とは別に「割れる」という意見もネットにあります。実際に地金部分に割れが入ってしまうケースもあり、これはセラミック素材によるものだといわれています。セラミック素材は硬度も高く、耐熱/絶縁という高性能な素材なのですが、落としてしまったり、一点に集中して圧力がかかったりすると割れてしまうことがあります。
キャトルコレクションのすべてがセラミック素材ではなく、
- キャトル ホワイト
- キャトル レッド
- キャトル ブルー
のそれぞれのカラー部分がセラミック素材になっているので、どうしても不安を覚える方は他のコレクションを選ぶのがいいでしょう。
まとめ：どんな指輪も経年劣化する
今回はキャトルコレクションの劣化について取り上げていきました。実際に表面の剥げや割れは身に着けているうちに起こりえることです。
しかし、これはどんな宝石でも地金でもありえる話になります。キャトルが他の指輪に比べて大きめのデザインをしていることからこのような口コミがあるといえるでしょう。
もっとも大事なのは自分の感性で良いと思うものを選ぶことにあると思います。
ブシュロンジュエリーは高級ジュエラーになるので、中古市場でも人気が高く、高値で取引されています。
不要のブシュロンジュエリーをお持ちの方は、一度買取を検討してみるのもいいでしょう。
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