帯留とは|アンティーク着物の流行で需要が高まる和装アクセサリー

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着物コーディネートを引き立てる、和装アクセサリーの「帯留」。アンティーク着物の流行を受けて、骨董市場でも注目を集めているアイテムです。今回は、帯留の特徴や人気についてご紹介します。

帯留(おびどめ)とは

「帯留(おびどめ)」は、着物の帯の上に着けておしゃれを楽しむ、和装アクセサリーの一種です。そんな帯留の発祥は、江戸時代後期の頃といわれます。現代では定番の帯結びとして知られる“お太鼓”の登場にともない、帯枕を包む「帯揚げ」や、帯を結んで固定する「帯締め」など、さまざまな和装小物が生まれました。当初は、ひもの両端に取り付ける形状であった帯留ですが、明治時代初期には現代のようなひもに通す形となり、装飾品として流行します。骨董市場では、古い時代に作られた帯留が高価で取引されています。

アンティーク着物人気で需要が高まる

現代では若い世代を中心として、アンティーク着物が流行の兆しを見せています。なかには骨董市場で入手した着物や帯、帯留などのアイテムをコーディネートに取り入れ、大正ロマンや昭和レトロな装いを楽しむ着物ファンも多いようです。和装を楽しむ方が増え、骨董市場では帯留の需要が高まる傾向にあります。古い時代に作られた作品には、伝統工芸品作家物といった価値ある帯留や、宝石貴金属などの希少な素材が使われた帯留も見られ、高価で売れる可能性があります。

時代を超えて愛される帯留の魅力

骨董品の帯留は、希少価値の高いコレクション品であると同時に、和装アクセサリーとして実際に身につけられるという魅力があります。著名な着物ファンが、歴史的価値のある帯留を数多く収集しているケースも珍しくありません。2020年に東京国立博物館で開催された「特別展 きもの」では、着物や帯はもちろん、多数の帯留が展示されました。ほとんどの人が日常的に洋服を着る現代においても、ファッションとしての着物は国内外での注目度が高いといえます。着物コーディネートを引き立てる帯留は、今なお和装アクセサリーとして時代を超えて愛され続けているのです。

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歴史ある和装アクセサリーの帯留は、昨今の着物人気を受けて高価買取が期待できるアイテムです。ご実家にある桐箪笥や、親族から受け継いだ着物のなかに、貴重な帯留が眠っていないでしょうか。帯留・着物の買取を検討されるなら、どうぞお気軽に「なんぼや」へご相談ください。

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