着物の小物も高価買取になる可能性あり！単品でも査定に出せる？
和装小物は、着物と一緒でなければ買取できないと思われるかもしれません。実際は、多くの業者が単品でも買取しています。今回は、和装小物の主な種類や、高額買取につながるポイントなどをご紹介します。
さまざまな和装小物の種類
和装小物は、着物を装うとき必要になるアイテムです。さまざまな種類があり、上手に使うことで着物を美しく着こなせます。
大まかな種類は、帯周り、衿周り、その他に分けられます。帯周りの小物は、帯締めや帯留めです。帯締めは、帯が緩むのを防ぎます。帯留めは帯締めに通す装飾品であり、帯の正面を美しく飾ります。
衿周りの小物は、衿芯や半衿です。衿芯には適度な硬さがあり、襟元の見た目を美しく仕上げられます。半衿は、肌襦袢の襟につけ着物の襟元が汚れるのを防ぐのに役立ちます。
その他の代表的な小物は、肌襦袢や帯紐です。肌襦袢は着物の肌着にあたり、長襦袢とも呼ばれます。帯紐は腰に巻く紐であり、着物や肌襦袢の丈を調節するために使います。
これらに加え髪飾り、草履、バッグなども和装小物に含まれます。
小物だけで買取できる？
和装小物は、単品から買取を依頼できます。着物を処分した後に小物が見つかった場合も、小物のみを査定に出すことが可能です。
小物の種類ごとに、買取相場は異なります。着物に比べ買取金額は安くなる傾向ですが、素材によっては高価買取も見込めます。
高額査定につながる代表的な素材は、珊瑚や鼈甲です。珊瑚の帯留めなら、数十万円になるケースが知られています。髪飾りも、珊瑚や鼈甲であれば数千円から数万円の評価を得られる可能性があります。
ただ、業者によっては着物以外を買取対象に含めないこともあります。小物を売るときは、業者の取り扱うアイテムを確かめておきましょう。
小物の高価買取のポイント
和装小物が高価買取になる主なポイントは、品物の状態です。付属品があれば、一緒に保管しておくことが望まれます。
買取査定では、品物に使用感がないほど好条件です。まだ使っていない新品は、プラス評価を得ることがあります。箱やケースなど購入時の付属品があると、さらに査定額を上げるのに効果的です。
中古品も、ひどい劣化がなく良好な状態を保っていれば高額で買取可能といわれています。傷みが目につく場合も無理に修理せず、そのまま買取を頼むほうがよいでしょう。
「なんぼや」は、さまざまな種類の和装小物買取を積極的に行っています。もちろん、着物や帯などとセットでの買取も歓迎です。高額査定を心がけますので、ご処分予定があればお気軽にお問い合わせください。
