着物になる前の反物も高価買取可能!査定額をアップするポイント

着物になる前の反物も高価買取可能!査定額をアップするポイント

反物とは織物の一種です。着物を仕立てる際は、反物を使います。反物は、ひどい傷みなどがなければ高価買取になる可能性もあります。処分する前に、ぜひ査定に出してみましょう。今回は、反物の基本情報や買取相場、高く売れるポイントなどをご紹介します。

反物とは?

反物
反物とは、着物や和装小物の素材となる生地です。振袖や留袖に仕立てられる前の状態であり、くるくると筒状に巻かれています。
名前の「反」は布地のサイズを示す単位であり、1反は横幅34cm、長さ12mです。ただし、厳密にサイズ規定があるわけではないため、反物によっては長さや幅が異なることがあります。着物では、この大きさが1着に必要とされる布の量の目安と考えられています。
反物の種類は、素材で分けると正絹、木綿、麻などがあります。なかでも正絹は絹100%であり、なめらかな肌触りに特徴があります。格の高い着物の仕立てに選ばれる素材です。
木綿は綿の織物であり、日常着や浴衣などが仕立てられます。麻は涼しげな風合いから夏場の着物に使われる傾向があり、水洗いに対する強さが特徴的です。
他には、冬物に仕立てられるウールや、着物以外に洋服の素材にもなる化学繊維の反物も見られます。

反物の買取は依頼できる?

悩む女性
反物は、着物買取の専門業者やリサイクルショップに買取を頼める場合があります。
布地に目立つ傷みがない場合、買取の相場価格は1~3万円ほどです。正絹は3~4万円になるケースも見られますが、化学繊維は汚れ、シミ、カビや虫食いがひどいと買取できない可能性もあるといわれます。
反物で、とりわけ高級品に分類される織物が大島紬と結城紬です。大島紬は鹿児島県奄美大島地域に伝わる工芸品であり、泥で染めた糸により独特の雰囲気が生み出されます。
結城紬は茨城県生まれの伝統ある名品であり、国内外を問わず高い評価を得ています。一度は着たいと望む愛好家は多く、買取市場でも高い需要があると見込まれています。

反物を高く売るポイントは?

反物を鑑定している人
反物が高く売れる重要なポイントは、保管状態です。有名産地あるいは有名作家の手がけた作品は、プラス評価につながります。買取査定では、生地の状態の良し悪しが評価を左右します。長く畳んだまま保管しているとカビや虫食いを招くため、定期的に虫干しするなどのケアは欠かせません。

有名産地や有名作家の品物なら、証紙や落款が証拠になります。落款は反物自体についていれば安心ですが、証紙は紛失しやすいので大切に管理する必要があります。
少しでも高く売りたいとお考えであれば、普段から適切に管理することがコツです。売却の前には改めて目立つ汚れやシミがないか確認し、証紙や落款と一緒に査定を依頼しましょう。

反物買取は「なんぼや」にお任せください「なんぼや」は反物を高価格にて買取しています。着物、帯、和装小物など、まとめての査定も歓迎いたします。ご不要品を処分する際は、ぜひ当店にご相談ください。

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