草間 彌生 作 絵画「花」

草間 彌生 作 絵画「花」

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、「なんぼや」骨董買取にて買い取らせていただきました、草間彌生の「花」についてご紹介します。

買取商品名 絵画 草間彌生 「花」 ed135/160
作者 草間彌生

査定について

今回の査定のポイントは「世界的に高評価の人気画家」「状態の良さ」の2点です。
具体的に申し上げますと、草間彌生氏は世界的に評価の高い著名な画家であり、圧倒的な独創性と一度見たら忘れることはない、唯一無二の存在感と色合いを放つ彼女の作品にしては、少し落ち着いている感じがまた素晴らしく、思わず見入ってしまいました。
このように魅了される作品に出会えることは珍しく、ぜひともお譲りいただきたいお品物であったので、査定も頑張らせていただきました。

草間彌生氏について

1929年、長野県松本市に生まれました。
幼少期の草間氏は植物などを主なモチーフとして絵を描いていましたが、その一方で統合失調症を発症し、幻覚や幻聴に悩まされていました。
毎日のように襲ってくる幻覚や幻聴をその度に描きとめ、その恐怖から自分の身を守る、一種のおまじないのようなもので作品全体を水玉模様で埋め尽くしていたようです。

1945年、「第一回全信州美術展覧会」に16歳の若さで入選します。

1952年、松本市公会堂で二度、個展を開きます。
二度にわたる個展で草間氏は生涯にわたり、草間氏を公私共にバックアップする二人、精神科医の西丸氏と美術評論家の瀧口氏に出会います。

1957年、瀧口氏の紹介からニューヨークへ渡ります。
渡米後の草間氏は絵画の他にオブジェ作成など、さまざまな分野で活動を行い、時には過激なパフォーマンスや国際美術展覧会にゲリラ参加するなどして世間を驚かせ、「前衛の女王」の異名で一躍有名になります。
また、この地で後に大親友となる、ジョゼフ・コーネルと出会います。

1996年、ジョゼフ・コーネルの死や自身の体調不良もあり、日本で静養していた草間氏が活動を再開し、 ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加、国際美術評論家連盟からベストギャラリー賞を受けるなど、世界的な評価も再度高まります。
この後、現在に至るまで数々の賞を受け、国内外での評価は高まり続けています。

幼少の頃より、統合失調症に苦しめられながらも作品を描き続け、水玉模様やかぼちゃなどのモチーフと斬新な色使いが高く評価され、世界的な画家になりました。
それはイギリスでは「世界で最も人気のあるアーティスト」、アメリカでは大体の方が耳にしたことがある雑誌、『タイム』の「世界で最も影響力のある100人」に選出されるほどです。

現在では車椅子をお使いになっていますが、その芸術性と創作への意欲、情熱はとどまることはなく、今後も我々を驚かし、その独特の世界観に思わず見入ってしまうような作品を作り続けていかれるのかと思うと、楽しみで仕方ありません。

絵画買取なら「なんぼや」にお任せください

今回買い取らせていただきました作品は、世界的に評価の高い草間氏の代表的な技法を用いた人気のある作品など、非常に素晴らしいものでしたので特に頑張らせていただきました。
「なんぼや」では洋画・日本画問わず、絵画のお買取りに力を入れさせていただいておりますので、ご売却をお考えの方はぜひ一度、お問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

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