金蒔絵 嵐山模様 冠卓(かんむりしょく)

金蒔絵 嵐山模様 冠卓(かんむりしょく)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、「なんぼや」骨董買取で買い取りさせていただきました、「金蒔絵嵐山模様 冠卓」をご紹介させていただきます。

買取商品名 金蒔絵嵐山模様 冠卓
技法 蒔絵

冠卓とは

冠卓(かんむりしょく)とは読んで字のごとし、冠や帽子を置くために使われる台の事を指します。場所や時代によっては冠台(かんむりだい)とも呼びます。
時代が経過すると共に冠を使用する頻度が少なくなり、現在では香炉や陶器を置く台として使われるようになりました。
これには棚だけの二階棚、三階棚もあり、金彩が施された蒔絵(まきえ)や貝の細工の螺鈿(らでん)などで美しく装飾した物が高級品として重宝され、寝殿造建築における貴族調度の典型や象徴となりました。
この系統の棚も中世、近世に室内装飾の中心として受け継がれ、近世の三棚や冠卓(冠台)と呼ばれ現代においては美術品や骨董品とされます。

蒔絵とは

蒔絵とは漆技法のひとつで、漆器の表面に漆で絵や文様(模様)、文字などを描いて、乾かないうちに金属粉を蒔くことで器面に定着させる技法です。
蒔絵と同様の漆器の装飾技法としてほかに、金銀の薄板を定着させる平文(ひょうもん)、平脱(へいだつ)、漆器表面に溝を彫って金銀箔を埋め込む沈金(ちんきん)、夜光貝、アワビの貝などを文様の形に切り透かしたものを貼ったり埋め込んだりする螺鈿(らでん)などがあります。

作品について

今回買い取りさせていただいた冠卓は、描かれている文様が美しく、金蒔絵のスレや剥がれもなく状態も大変良いものであったことから、査定金額も頑張らせていただきました。

骨董品買取なら「なんぼや」にお任せください

今回ご紹介しました冠卓以外にも、「なんぼや」では様々な骨董品や美術品の高価買取に力を入れております。
ご自宅に眠っているお品物がありましたら、知識豊富な専門の鑑定士が、しっかりと鑑定・査定させていただきますので、ぜひ「なんぼや」骨董買取までお気軽にお問い合わせください。

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