淡々斎(十四代宗室) 一行書 「白雲抱幽石」

淡々斎(十四代宗室) 一行書 「白雲抱幽石」

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、「なんぼや」骨董買取にて買い取りさせていただきました、淡々斎 一行書 「白雲抱幽石」をご紹介します。

買取商品名 淡々斎 一行書 「白雲抱幽石」(はくうんゆうせきをいだく)
作者 淡々斎(たんたんさい)

査定について

今回の査定ポイントは「裏千家家元の一行書」「シミやヤケがほぼ無い」「状態の良さ」です。
具体的に申し上げますと、淡々斎というビッグネームはもちろん、状態も非常に良く、箱書きもちゃんと入ったものでしたので高額査定となりました。今回も素晴らしい作品に出会い、是非とも高値で買い取らせていただきたいお品物であったため、査定も頑張らせていただきました。

一行書について

一行書とは一行に書いた条幅の書のことです。半切(全紙の幅半分で最も良く使われるサイズ)に書く場合は、四文字から七文字が一般的です。

裏千家について

千利休を開祖とする茶道の流派のひとつであり、「表千家」「裏千家」「武者小路千家」の三家があります。
「裏」という名前の由来については本家筋の「表千家」の茶室の通りの裏手にあることから、そう呼ばれるようになり、「武者小路千家」は武者小路という通り沿いに茶室があったため、そう呼ばれるようになりました。
「表千家」とは違い、「裏千家」は伝統は守りつつもメディアにも積極的に露出し、新しい試みに常に挑戦し、茶道の発展に努めているというのも特徴的です。

淡々斎について

淡々斎は裏千家十四代宗室です。
裏千家十三代圓能斎宗室の長男として生まれました。
大正六年に号の「淡々斎」を結婚した際に九鬼隆一男爵からいただき、大正十二年に裏千家家元を襲名し、大正十四年に別称の「無限斎」を大徳寺四八八世全提要宗(ぜんていようじゅう)より授けられました。
明治、大正、昭和の戦中戦後の混乱期を生き抜き、「裏千家」と「茶道」を命懸けで守り抜いた「淡々斎」の功績は多大です。

彼の功績はそれだけに留まらず、社団法人茶道裏千家淡交会、財団法人今日庵などの設立や、学校教育への茶道導入、神社仏閣への献茶奉仕、海外への茶道普及活動等、茶道発展に奔走し、今日の茶道があるのは彼の功績と言っても過言ではありません。
ちなみに「淡々斎」は「君子の交わりは水の如し」という格言から採られたようです。

骨董品買取なら「なんぼや」にお任せください

今回買い取らせていただきましたお品物は、ビッグネームと状態も非常に良かったため、査定も特に頑張らせていただきました。
「なんぼや」では骨董品のお買い取りに力を入れさせていただいておりますので、骨董品の売却をお考えの方は、ぜひ一度、「なんぼや」までお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

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