松井 康成作 「練上嘯裂茜酒盃」

松井 康成作 「練上嘯裂茜酒盃」

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今回は、「なんぼや」骨董買取で買い取らせていただきました、松井康成 作「練上嘯裂茜酒盃」についてご紹介いたします。

買取商品名 松井康成 練上嘯裂茜酒盃
作者 松井 康成(まつい こうせい)

査定について

今回ご紹介させていただく、松井康成 「練上嘯裂茜酒盃」の査定では、「作家」と「需要」が大きなポイントとなりました。

作家

松井康成は長野県北佐久郡の生まれで、17歳の時に茨城県笠間市に疎開します。
明治大学文学部を卒業後は、地元の月崇寺の住職の娘と結婚し松井の姓になり、住職になった後、33歳で境内に窯を築いて本格的に作陶を始めました。

その後、田村耕一に師事し、以降「練り上げ」の技法に特化していくことになります。
1993年には、国の重要無形文化財「練上手(ねりあげで)」保持者の認定を受け、2003年に75歳で死去しました。

松井康成は独自の技法を多く発表しており、代表的な技法として
嘯裂(しょうれつ)、象裂(しょうれつ)、堆瓷(ついじ)、破調(はちょう)
風白地(ふうはくじ)、晴白(せいはく)、翠瓷(すいじ)、玻璃光(はりこう)
 などが挙げられます。
練上手の技法をとことん追求し、独自の全く新しい陶芸世界を構築した、たぐいまれな作家といえるのではないでしょうか。

需要

松井康成の作品の変幻自在な文様や多彩な色彩感覚に、多くの人が魅了されており、日本の陶芸作家の中でも、特にコレクターの多い作家の一人であるといえます。
また、練上手の技術の高さは他の陶芸家からも認められていたようで、彼にしか作り出せない世界観があったといえるでしょう。
今回の「練上嘯裂茜酒盃」も代表技法のひとつである「嘯裂」の作品で、コレクターの方々の需要が高く見込める点が、査定のポイントとなりました。

骨董・陶芸品買取なら「なんぼや」にお任せください

今回ご紹介しました松井康成の作品以外にも、「なんぼや」では骨董品や陶芸作品の買取に力をいれて頑張っております。
作品のご売却を検討される場合には、ぜひ「なんぼや」へご相談くださいませ。
皆様からのお問い合わせを、お待ちしております。

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