工芸品は、織物、漆器、仏像、漆器、和楽器、人形、将棋の駒など種類が多数あります。また伝統工芸品の中には文化財保護法により保護されたものなどあり、美術的な価値が高いことで有名です。
長い年月大切にされてきた工芸品は造られた年代やデザイン、知名度によって取引価格は大きく変わります。 工芸品に関する知識を得ることで、骨董品についてますます身近に感じることができるかもしれません。ここでは工芸品の歴史や種類、人気の作家についてなど、多数の雑学をご紹介します。
骨董としての漆器|世界で「JAPAN」と呼ばれる日本特有の工芸品
2021年08月30日
「漆器(しっき)」は私たちの日常に溶け込んでいる実用的な器のひとつです。日々の食事で使用している方も多いでしょう。現在で
骨董としての古地図|現代の地図とは異なる魅力や価値
地図は、地理や道のりなどを確認するために使われる道具です。実用品のイメージが強く、現代では主にデジタル化されたデータが利
古伊万里とは|世界中で高く評価されるオールド・イマリ
日本では古くから陶磁器が制作されてきました。その多くが現在でも伝統として受け継がれていますが、なかでも全国的に人気を誇る
鹿児島寿蔵の人形|紙塑人形の創始者である人間国宝
日本では古くから多彩な人形が作られてきました。人形作りの手法にも数々の種類があり、地域の伝統文化となっているものも少なく
野々村仁清の京焼|赤色の絵付け技術を大成させた名工
安土桃山以降、京都でつくられた焼き物を指す「京焼」。京焼は、白地にさまざまな色で絵付けをしたものが有名。その原型をつくり
浅蔵五十吉の陶芸|九谷焼の伝統に現代感覚を取り入れた作家
陶芸に対し、代々受け継がれてきた伝統を「かたくなに守り続けるべきもの」というイメージを持たれている方が多いかもしれません
河合誓徳の陶器|自由な造形と彩色美あふれる絵付け
骨董の世界における陶器というと、江戸時代以前の古い品を思い浮かべる方が多いかもしれません。日本における芸術品としての陶器
永樂保全の茶道具|永樂家の作風を広げた名工
安土桃山時代から江戸時代にかけて形成された芸道、茶の湯。日本の茶の湯文化を支えたのが、さまざまな茶道具をつくる名工たちで
横山尚人のガラス工芸品|“グラスデコール”を追求した名工
その美しさから美術品や工芸品に使われるガラス。現代のガラス工芸を語る上で外せないのが、日本のガラス工芸作家・横山尚人です
横山一夢の工芸品|精緻な技術と彩色で多くの人を魅了する木彫作家
富山県が生んだ巨匠・横山一夢(よこやまいちむ)。幼い頃より陶芸の道を歩んで技術を磨き、30歳には文展入選を果たすなど若く
新開寛山の工芸品|京都の伝統を受け継ぎながらも新しさを追求
新開寛山(しんかいかいざん)は、日展で入賞を重ね、勲四等旭日小綬章や京都府文化賞特別功労賞も受賞した、名実ともに日本を代
島岡達三の工芸品|人間国宝の名人が描くコントラストの美
「縄文象嵌」で陶芸の道を極めた島岡達三(しまおかたつぞう)。人間国宝をはじめとする輝かしい受賞歴を持ち、アメリカやオース
尾長保の工芸品|身近な川魚や蟹を描き続けた氷見の陶芸家
長尾保(おながたもつ)は、絵画や工芸品の分野で多くのすぐれた作品を残してきた現代作家です。蒔絵の技法と、絵画塾出身らしい
寺池静人の工芸品|輝かしい受賞歴が物語る作陶の腕前
寺池静人(てらいけしずと)は、日本新工芸展の文部大臣賞や総理大臣賞を受賞したこともある名高い陶芸家です。彼が手がける茶器
大西忠夫の工芸品|故郷を愛した漆芸家の作品は海外でも人気
内閣総理大臣賞受賞など数多くの受賞歴を持つ大西忠夫(おおにしただお)。漆芸の腕前は、地元香川はもちろん日本全国、海外にも
増村益城の工芸品|伝統の漆塗りにモダンを調和させた人間国宝の妙技
増村益城(ますむら ましき)は、日本を代表する漆塗り職人として活躍し、「きゅう漆」の技法で人間国宝にも指定された人物です
吉賀將夫の工芸品|芸術的な萩焼の名品を数多く手がける
萩焼の名手・吉賀將夫(よしか はたお)。主に昭和から平成にかけて活躍し、数々の名作を世に送り出しました。彼が手がける伝統
輪島塗職人・三谷吾一|伝統のなかに新しさがある工芸品の魅力
三谷吾一(みたに ごいち)は、輪島塗の伝統工芸品を数多く手がけた現代の作家です。絵画的で色彩豊かなデザインに定評があり、
伝統工芸品の江戸切子|匠の技が生み出すガラスの芸術
上品かつ繊細な装飾が施された江戸切子。伝統工芸品としても、高級ガラス製品としても高い人気を誇ります。日本の職人による伝統