横山尚人のガラス工芸品|“グラスデコール”を追求した名工

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その美しさから美術品や工芸品に使われるガラス。現代のガラス工芸を語る上で外せないのが、日本のガラス工芸作家・横山尚人です。今回は、横山尚人の略歴や作風についてくわしく解説します。

高い技術と独特のセンスで生み出される作品

横山尚人は、1962年に東京藝術大学美術学部工芸家で、芸術理論や創作の基礎を学んだ後に、ガラス会社のデザイナーとして創作活動を開始しました。ガラス加工の高い技術はもちろんのこと、独特なセンスによって生み出される作品の数々が評価され、1975年に独立。その後はよりアーティスティックな作品の制作へと進んでいます。

独立後、ガラスによる装飾性の高い表現を指す“グラスデコール”を追求すべく、さまざまな作品を生み出しました。“グラスデコール”は、横山尚人自身が考案した造語です。

独立以降、より精力的な創作活動を行っており、非常に多くの作品が存在します。いずれも実用性よりも装飾性が高い作品が中心であり、さまざまな場所で展示され、人気を博しています。

温かみとユーモアあふれる作風

横山尚人はさまざまな作品を生み出していますが、ユーモアあふれる造形と温かみのある色彩が特徴的です。全体的に柔らかく、丸みを帯びたシルエットの作品が多くみられます。一方、どこか鋭いものを感じさせる部分もあり、じっくりと眺めれば眺めるほど、深みを感じさせる名品ばかりです。

色彩は柔らかな色合いをベースに、強めの彩色を随所に取り入れ、絶妙なコントラストを生み出しています。とてもメリハリのある作品が多く、その風貌は鑑賞者の心をひきつけます。

これまで発表した作品は多岐にわたります。現在においても新作を発表しており、定期的に各地の展示会でその姿を拝めるでしょう。機会があれば、日本を代表するガラス工芸作家、横山尚人の作品をじっくりと鑑賞してみてはいかがでしょうか?

横山尚人のガラス工芸の買取は「なんぼや」で

横山尚人はまぎれもなく、日本の近代ガラス工芸界をひきいた名工です。自身が考案した“グラスデコール”を追求し、現在も意欲的に創作活動を続けています。そんな同氏の作品は、骨董買取市場において高値がつけられます。

「なんぼや」では、横山尚人のガラス工芸品の高価買取を実施中です。同氏の作品をお持ちの方は、ぜひ当店にお問い合わせください。骨董買取における最新相場を考慮した上で、お客様にご満足いただける査定額をご提示します。まずは一度、当店までご相談ください。

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