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【更新:2024年4月】人気の高級腕時計ブランドおすすめ15選

【更新:2024年4月】人気の高級腕時計ブランドおすすめ15選

高級時計はただ時間を確認するためだけのものではありません。手首にかかる程よい重量感は、いままで積み上げてきたキャリアを具現化したような、特別な重量なのです。
高級時計は、オーナーにとってたくさんの想いがつまった、かけがえのない時計です。

成功の証として、もしくはこれからの成功を誓って高級時計が欲しいと思い立ったものの、ブランドをあまり知らない、選び方や購入する場所もよく分からないという人も多いのではないでしょうか。

当記事では、高級時計の選び方のポイントや価格帯、時計店で購入する時に注意することなどを含め、高級時計のブランドを紹介しています。
高級時計選びに迷っている人は、ぜひ記事内容をご確認ください。

働き盛りの世代にピッタリな高級時計

30代〜40代以上の働き盛りの世代ともなると、一つの部署を任されて部下を数名率いたり、新たに独立して自分なりの道を切り開いていく、など、人生において重要な決断を下す人も多くなります。
働き盛りの30代〜40代以上の世代では、背金を伴う立場に相応しいファッションを身につける、もしくは自分への’奮起’を促す意味で、高級時計を身につけるにちょうどよい時期です。

ビジネスマンがつける高級時計は、利用シーンに相応しいデザインがおすすめです。社内の雰囲気や取引先次第では、高級感のある腕時計は敬遠されます。
シンプルな高級時計であれば、どんなシーンでもぴったりマッチするでしょう。高級時計には、重厚かつ高級感ただようブランドもありますが、シンプルさゆえに引き立つデザインを兼ね備えたブランドもあります。

多くのラインナップから、自分にとって最適な高級時計を選びましょう。

高級時計を選ぶ時に抑えておきたい4つのポイント

悩んでいる人
高級時計を選ぶ時のポイントを機能面を中心に4点紹介します。

ブランドで選ぶ

高級時計のオーナーになる人にとって、選ぶブランドはとても重要です。ブランドにはそれぞれサイドストーリーや特徴があり、個性という価値に対してお金を払うといっても過言ではありません。
他人から見て、高級時計を付けている自分がどう見えているのか、という点も気にしたいポイントです。

例えば、高級時計として日本での認知度が高いロレックスを付けていると、周りの見る目が変わるでしょう。反面ロレックスは、高級時計の最初の一歩として選ばれることも多いため、オリジナリティに欠けると見られる可能性もあります。
ブランドごとの特徴やサイドストーリーを踏まえて、ステータスを誇示したい、自分だけのこだわりを大事にしたいなど、目的を決めたブランド選びをすると良いでしょう。

駆動方式で選ぶ

高級時計の駆動方式は、機械式とクォーツ式の2通りです。機械式時計はゼンマイで動きます。機械式時計には自動巻きと手巻きの2種類があり、手巻きの場合は数日、もしくは1日に1回、自分でゼンマイを巻く必要があります。

現在の機械式腕時計の主流は、自動巻きです。ムーブメントに内蔵されたローターが、腕時計をしている腕の動作で自然と回転して、自動的にゼンマイを巻き上げてくれる仕組みです。
電池いらずの完全アナログ方式を採用した機械式時計は、根強い人気を誇っています。

クォーツ式は、電池で時計を駆動させます。多くの時計に採用されており、電池が切れない限りは、正確に時を刻み続けてくれる信頼感があります。

防水機能で選ぶ

手を洗う時に間違えて腕時計に思いっきり水がかかってしまった、という場合でも防水機能を備えている腕時計なら安心です。

非防水タイプの腕時計は、日常生活の中でうっかり水がかかってしまっただけでも壊れてしまう可能性があるので注意が必要です。

防水対応している腕時計には、耐えられる水圧ごとにランク付けがされています。一般的に防水加工と表記されている腕時計は、3気圧防水~5気圧防水前後の機能を備えています。
このランクの防水機能では、腕時計を付けたまま海や川で泳ぐと壊れるため注意が必要です。

腕時計をしたままアウトドアやマリンスポーツを楽しみたい、という人は、約20気圧防水程度の機能を備えた腕時計を選ぶと良いでしょう。
ダイビングで海深くに潜る人は、完全防水を備えた腕時計がおすすめです。

資産価値で選ぶ

将来売却する可能性を見越して、資産価値がある高級時計を選ぶ方法もあります。
例えば、ロレックスは高級時計として根強い人気があり、古いモデルの価格が高騰するケースもあります。
限定生産品などは、中古市場でより高値がつくことも。気に入った腕時計がどの程度市場価値があるのか、念の為知っておくと購入の動機づけにもなるでしょう。

資産価値を考慮して高級時計を選ぶ時は、アフターサービスの手厚さも重要なポイントです。
機械式時計は、電池交換が不必要な代わりに定期的なオーバーホールが必要です。3年〜5年の間に潤滑油を追加で点滴して、ネジの締め直しを行います。

並行輸入品の腕時計や、正規代理店で購入した保証書がない場合、正式なメンテナンスを受けられないケースがありますので、事前の確認を怠らないようにしましょう。

クォーツ式よりも機械式のほうが、メンテナンス性がよく、長きに渡って使えるため、資産価値が高くなる傾向があります。

高級時計ブランドの格付けでみる価格帯

高級時計の価格帯ってどの程度なの?と疑問をもつ人も多いのではないでしょうか。
この項では、世界五大時計ブランドを参考に、一般的な価格帯を紹介します。

ブランド名 創業年 腕時計の価格帯
パテック・フィリップ 1839年 600〜1,600万円
ヴァシュロン・コンスタンタン 1755年 250〜800万円
オーデマ・ピゲ 1875年 250〜800万円
ランゲ&ゾーネ 1845年 300〜600万円

世界時計五台ブランドは、高級時計ブランドの名に相応しい歴史と格式を備えています。特別に高額なブランドもありますが、おおよそ車の新車1台分からの価格と考えておくと良いでしょう。
格付けが下がると、もう少し安価な時計もありますが、予算に余裕をもたせておいたほうが、より多くの選択肢が得られます。

時計店選びと来店前に知っておいたほうがいいこと

新車の車に相当する高級時計を買う決心がついたら、購入までの簡単な計画を立てましょう。簡単な順番は以下のとおりです。

  1. インターネットで腕時計や販売店舗の情報を集める
  2. 資金計画を立てて店舗の下見に行く
  3. 店舗で購入

腕時計を購入するまでに気をつけたいポイントを3点紹介します。

来店前の情報収集は雑誌やインターネットで

買いたい腕時計が決まっていない人は、高級時計の主要ブランドを一通り確認して、イメージを膨らませましょう。ブランドそれぞれにデザインや機能の特徴、サイドストーリーなど、選ぶポイントは多く用意されています。
高級時計の専門雑誌や書籍、インターネットで十分な情報収集が可能です。同時に販売店舗の情報も収集しておきましょう。
購入店舗は、購入後にメンテナンスを通して新たな付き合いがスタートします。今後の長い付き合いを考えると、購入時計について気軽に相談できる店舗が望ましいです。
実店舗へ行けば、実物を見ながらより深い情報収集もできます。

来店時の服装やルール

高級時計の購入は、実店舗への来店が必須です。実際に来店するとより具体的な提案をもらうことができ、要望に合わせて最適なモデルを提案してくれます。
店舗へ行くと、店員さんのアドバイスによって、購入予定のモデルが変わることもあるでしょう。

利用シーンに合わせた服装で

店舗には、実際の利用用途を想定した服装で来店しましょう。例えば、ビジネスシーンで日常的に使うならスーツ、パーティなど、ピンポイントな利用なら一般的なドレスコードに近い服装などです。
服装やアクセサリーと高級時計は、高い親和性をもっていますので、服装やアクセサリーに合わせることは重要です。

高級時計試着のルール

店舗では、店員さんに希望のブランドやイメージを伝えると、最適な一本を探すためのお手伝いをしてくれます。
気に入ったモデルがあれば、遠慮せずに申し出ればディスプレイから出してもらい、実際に装着も可能です。
時計を試着する時は、実物の色味や装着感、質感と体全体のバランスをよく確認しましょう。

高級時計の試着時の主なルールは、3つあります。

  1. 試着時に時計が傷つかないよう、アクセサリー類は外す
  2. 時計の革ベルトを装着する際は、孔留めしない
  3. リューズやボタン類を動かす時は店員に断りをいれる

購入して所有権が自分に移るまで、時計はお店のものです。丁寧な扱いを心がけましょう。

正規店と並行店

時計店には大きくわけて正規店と並行店の2つの形態があります。2つの店舗の違いは販売ルートです。

正規店

正規店は時計メーカーの本社から直接仕入れた正式ルートで販売しています。価格は他の正規店と同じで、サービスの内容も均一化されている点も特徴の一つです。
メンテナンスに伴うパーツの購入など、正規店でないと対応できないことも多々あります。価格以上に正規店で購入するメリットは大きいでしょう。

店舗は、メーカー直営のブティック、時計専門店、百貨店など、高級品を手に入れるに相応しい店構えです。高級品を購入するイベントの演出にも抜かりはありません。

正規店での購入は、あらゆる点で大きなメリットがありますが、強いて気になる点を挙げると、家電量販店やネットショップのような値引きに対応していない点です。高い価値を手に入れるための価格との折り合いは、購入計画の段階で解決しておきましょう。

並行店

並行輸入品は、正規店以外のルートで海外の正規店、卸会社、海外バイヤーから仕入れた商品の事を指します。

並行店は並行輸入品を販売しています。広義の意味では、個人輸入した高級時計を国内で売ることも、並行販売です。
正規のルートでないため、大幅な値引き販売ができる強みがあります。

正規のルートを使った仕入れではありませんが、商品は本物です。仕入れルートは店舗ごとに異なるため、店舗ごとに時計の品質にばらつきがあります。
店舗の仕入れ能力次第では、販売終了したモデルを購入できたり、希少価値が高い時計を購入できたりなど、メリットもあります。

為替変動の影響を受けやすいため、並行店で安く買いたい場合は円高のタイミングを狙うと良いでしょう。

お得な中古市場

予算は厳しいけど高級時計が欲しい、という場合は中古の高級時計を探してみてはいかがでしょうか。中古市場でも価値が高い時計は、驚くほどの高値がついていることもありますが、新品と比べて手頃な価格に落ち着いている商品も数多くあります。

中古の高級時計を探す時に気をつけたいポイントは、以下の3点です。

  1. 前オーナーのメンテナンス履歴が開示されているか
  2. 傷や汚れなどの確認
  3. 保証期間の確認

良いものを探し出すには、多少目利きが必要です。購入する時に気になる情報を余すところ無く教えてくれる店舗を探すと、失敗のリスクを抑えられます。
新品購入時の店舗探しと同様に、入念な情報収集を行いましょう。

高級時計の人気ブランド15選

沢山のケース

タグ・ホイヤー

タグホイヤーは、高級時計のメッカとも言われるスイス時計ブランドの中で、ロレックスやオメガと並び称される高い知名度が特徴的です。
エドワード・ホイヤー氏によって、1860年に創業され、長きにわたってクロノグラフを中心に高い技術力に裏打ちされた、高品質な時計を作り続けています。
1980年代のクォーツショックによる経営難や社名変更を経て、現在に至るまで創業当時のクオリティはそのままに、ユーザーに愛される高級時計ブランドとして存続しています。

スポーティなデザインが特徴

タグ・ホイヤーはモータースポーツと深い縁を持ち、スポーティな時計のデザインによって他のブランドとの差別化を図っています。
立体的なインデックスや針は、シャープでクールな印象を与えます。特にアグレッシブに活動する人がタグ・ホイヤーをつけると、よりアクティブで清々しいイメージを周りにアピールできるでしょう。
ポリッシュとサテンの磨き分けなど、大人っぽい仕上げも目を引きます。タグ・ホイヤーは、高級時計らしい大人の落ち着きと、アクティブなイメージをうまくミックスさせた汎用性の高い高級時計です。

振動ピニオンの開発

高級時計に詳しい人の中には、タグ・ホイヤーといえばクロノグラフという認識を持っている人も多いのではないでしょうか。
創業者のタグ・ホイヤーは、振動ピニオンという機構を開発し、1887年に特許を取得しました。振動ピニオンは、時計として時を刻む機構と、時間を計測する機構をつなぐ機能で、クロノグラフには無くてはならない仕組みです。
振動ピニオンの発明が、現在のタグ・ホイヤーを形成しているといっても過言ではありません。

ロレックス

ロレックスは1905年にハンス・ウィルスドルフによって、ロンドンで創業された高級時計ブランドです。日本での知名度の高さから、高級時計といえばロレックスをイメージする人も多いでしょう。
創業当初は、時計の輸出をメインとした卸売業を営んでいましたが、携帯できる時計の需要の高まりを体感し、日常で使える腕時計の製造を目指します。
1907年には、高級時計メーカーが集まるスイスに移転し、1908年にROLEXの商標登録を行い、ビジネス展開の準備を進めました。

自動巻き機構の開発

ROLEXの商標登録以来、検定局で公式高精度検定の最高レベル(クラスA)を獲得するなど、高級ブランド時計の地位を確立したROLEXは、1931年に世界初の自動巻き機構「パーペチュアル」を開発し、大きな反響を呼びました。
こまめにゼンマイを巻き上げる手巻き式が当たり前の時代に、自動巻きの腕時計は衝撃をもって受け入れられます。

ROLEXの自動巻き機構の着想は、防水機能の向上から得られました。
ROLEXが開発したオイスターケースは、リューズをねじ込むことで機能性を高め、防水性を高める仕組みです。
オイスターケースは気密性を確保できる機構でしたが、リューズの締め忘れに起因する水のトラブルも頻発しました。
それならばリューズを操作する機会を少なくしようと考案された機構が、手巻きでゼンマイを巻かずに済む自動巻きだったのです。

ROLEXの原点「デイトジャスト」

1945年に、ROLEXの原点とも言える「デイトジャスト」が発売されました。オイスターケースとパーペチュアル機構を融合したモデルです。
オーソドックスな時計のデザインに、デイト機能が搭載されています。1955年には、自動切り替えのカレンダーを搭載したマイナーチェンジモデルが発売され、デイトジャストはROLEXの不動の人気モデルとしての地位を確立しました。

グランドセイコー

高級時計といえばスイス、というイメージを持つ人は多いでしょう。実際にROLEXやオメガなど、名だたる高級時計ブランドの多くはスイスに拠点を構えています。
その中で、唯一ヨーロッパの腕時計に勝るとも劣らない品質を提供し、価値あるブランドを築き上げているのが、国産腕時計のグランドセイコーです。
グランドセイコーは日本が世界に誇る時計の老舗メーカー「セイコー」のトップブランドとして君臨しています。

高い技術力とクォーツ式で世界を席巻

ブランドの誕生は、1960年まで遡ります。
スイスの高級時計が世界を席巻する中、世界に通用する、国産の高級腕時計ブランドの確立を目標に発表されたのが「グランドセイコー」です。
1960年代の間に、セイコーは高い技術力でスイスブランドを凌駕し始めます。初代の発表以来、国産初の自動巻き時計モデルや、月に1分程度しか狂わない高精度モデルを販売。
ターニングポイントとなったのは、1969年にセイコーが世界に先駆けて発表したクォーツ式時計です。
セイコーが開発したクォーツ式にショックを受けたスイスブランドは、機械式時計に原点回帰し、新たな高級ブランド路線へ活路を見出します。

デザインと視認性を両立するセイコースタイル

グランドセイコーのデザインは、視認性とデザインを津給した、無駄のない洗練さが特徴です。
セイコースタイルの主な特徴は以下のとおりです。

  • ダイヤルは平面
  • 12時のインデックスの幅は他のインデックスの2倍
  • 時分針は多面カットして太く見せる
  • ひと目で分かる質実剛健なイメージは、グランドセイコーのブランドイメージをよく表しています。

    オメガ

    オメガは1848年にルイ・ブランによってスイスで創業されました。オメガのブランド名は、究極という意味をもつギリシャ文字のΩに由来しています。
    1932年にはオリンピックの公式タイムキーパーに認定され、その時計技術の高さを世界へアピールします。
    オメガは、1965年にスピードマスターがNASAに認められたことがきっかけにターニングポイントを迎えます。
    NASAは宇宙計画で使用する時計を探すために、いくつかのブランドの時計に厳しいテストを行いました。その中で唯一テストをクリアし、合格したのがスピードマスターだったのです。
    宇宙でも使える堅牢かつ高精度な時計として、スピードマスターは世界中の注目を集めます。
    現在もNASAが、スピードマスターを採用しているのは高い技術への信頼の証です。

    「マスタークロノメーター」で保証される高品質

    マスタークロノメーターはオメガ独自の規格です。
    オメガのマスタークロノメーターは、スイス連邦計量・認定局(METAS)と共同開発したテストをクリアした時計に与えられる認定です。
    マスタークロノメーターの認定を受けるには、まずスイス公認クロノメーター規格の認定を受ける必要があります。その上で、マスターマイクロメーター用の厳しい認定テストを受けます。
    時計業界にはさまざまな規格がありますが、オメガのマスタークロノメーターの認定はトップレベルの厳格さです。
    マスターマイクロメーターの認定を受けた時計は、紛れもない高性能を有しています。

    ブライトリング

    ブライトリングは、レオン・ブライトリングが1924年にスイスのサンティミエで創業した腕時計ブランドです。
    精密機械を製造する工房から、若干24歳のレオン・ブライトリングの手によって、ブライトリングの歴史がスタートします。
    ブライトリングの時計制作のルーツは、計器作りにあります。創業当初から懐中型のクロノグラフとストップウォッチを中心に制作を進め、その精度は警察に採用されるまでに至りました。
    計器制作のノウハウと理念をもとにブライトリングは航空分野へ進出。
    パイロット用のクロノグラフウォッチは、パイロットウォッチという新しい分野を生み出し、他社との差別化に成功します。
    クロノグラフへ磨きをかけ、パイロットウォッチの第一人者であるブライトリングは、玄人好みの高級時計として、現在も愛され続けています。

    堅牢かつ無骨なデザインが人気のポイント

    ブライトリングの腕時計は、航空機を操縦するパイロット向けに開発を重ねてきました。気圧の急激な変化にも対応できる堅牢な作りが特徴です。
    パイロットに最適化されたモデルらしく、一瞥しただけで時間を把握できる視認性の良さは、日常生活にも大いに役立ちます。
    2009年には、キャリバー01という自社製のムーブメントの製造に成功し、新しい技術のアップデートにも余念がありません。
    モデルによって異なりますが、実用性重視の結果制作された無骨で男らしいブライトリングの腕時計は、デザインやスタイルともども、実用性の良さからも世界中で根強い人気を博しています。

    ゼニス

    ゼニスは1865年に、ジョルジュ・ファーヴル=ジャコによって創設されました。
    ゼニスは設立当初から、部品などを含めた時計製造工程を一箇所に集めて効率的に生産するマニュファクチュールをいち早く取り入れ、高品質な時計の大量生産を実現します。
    マニュファクチュールによる強力な生産体制と、品筆改善による品筆の向上と維持によって、ゼニスの名前は世界に知れ渡ることとなりました。
    1900年のパリ万博で金賞を受賞した、ゼニスの懐中時計の注目度の高さは、当時の勢いを物語っています。

    ゼニスが誇るムーブメント「エル・プリメロ」

    エル・プリメロの開発はゼニスにとって、ターニングポイントとなりました。エル・プリメロは、1969年に発表された世界初のクロノグラフ・ムーブメントです。
    毎時3万6000回という振動数によって、十分の一単位での計測を可能としつつ、精度の高さも維持する優れもの。
    50時間ものパワーリザーブは、高い実用性と信頼性を同時に獲得しました。
    高い信頼性を誇るエル・プリメロの機構は、世界の信頼を獲得しましたが、他の高級ブランドメーカーと同じく、クォーツ・ムーブメントの影響から逃れることはできませんでした。
    オーナー会社のゼニス・ラジオ・コーポレーションの意向により、エル・プリメロの機構を捨てざるを得ない状況にまで追い込まれます。
    封印し続けたエル・プリメロの機構は、オーナー交代の9年後に改めて日の目を見ることとなり、ゼニスを代表する機構として、現在も多くの時計ファンから愛されています。

    パテック・フィリップ

    パテック・フィリップは、1839年にスイスで、アントニ・パテックとフランチシェック・チャペックによって創業された高級時計ブランドです。
    ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ ピゲと並んで世界三大時計の一角を担っています。
    パテック・フィリップが制作する高級時計の工程の多くは、熟練した時計職人の手作業で行われ、世界最高基準の品質を維持。
    コンプリケーションウォッチと呼ばれる複雑な機構をもつ時計の制作は、パテック・フィリップのアピールポイントです。

    多くの高級時計ブランドは、コンプリケーションウォッチをフラッグシップモデルとしていますが、パテック・フィリップは、スタンダードモデルとしてラインナップされています。
    コンプリケーションウォッチをシリーズ化できる点は、他の高級ブランドと決定的な技術力の差を表している一例です。

    パテック・フィリップを代表するモデル「カラトラバ」と「ノーチラス」

    1932年に、パテック・フィリップを代表するモデルの「カラトラバ」が誕生します。現在まで脈々と受け継がれてきた初期モデルです。
    デザインはシンプルながらも、細部までのこだわりによって洗練されており、視認性も抜群。永久保証を謳っているパテック・フィリップでは、「カラトラバ」の初期モデルは今でも中古市場で販売されています。

    機械式時計を売りとする高級時計ブランドには痛手となった1969年のクォーツショックを経て、1976年には、新たな代表モデルの「ノーチラス」を完成させます。
    安いクォーツ式時計に対抗すべく、原点回帰で見直しをすすめた新しい機械式時計のムーブメントを背景に、ノーチラスは誕生しました。
    「カラトラバ」と「ノーチラス」は、シンプルながらも手作りの洗練された技術が投入された、パテック・フィリップらしいモデルです。

    IWC

    IWCは、1868年にボストン出身のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズによって創業されました。
    創業当初は懐中時計をメインに制作していましたが、1899年には、腕時計の制作をスタートします。1915年には、自社ムーブメントの開発にも成功しました。
    幅広いラインナップを持ちながらも基本理念は、質実剛健。いかなる環境下においても正確な時間を刻むことをモットーとしています。
    2000年には、ラグジュアリーブランドとして一定の地位を獲得しているリシュモングループの傘下となりますが、IWCの基本的な理念は変わりません。

    魅力的なIWCのモデル

    1839年に発売された初代ポルトギーゼは、あるポルトガル商人からの極めて精密な機械時計を作って欲しい、という依頼が制作のきっかけでした。
    航海に出ることが多いポルトガル人の要望は、あらゆる環境下でも時を刻み続ける堅牢さと、精度の高さ。
    厳しい要望に応えるべく、見事な時計を作り出したIWCはその時計にポルトギーゼという名前を冠し、フラッグシップモデルに据えました。

    IWCのラインナップでは、パイロットウォッチも高い人気を誇るロングセラーモデルです。
    1930年〜40年代にかけてIWCは古典的なコクピットデザインを持つパイロットウォッチを製造し、人気を博しました。
    12時位置にある白く大きな三角の目印は、航空機を操縦していても、瞬時に時間を把握できます。
    大きなリューズは、パイロットが冷えた手でも時計を操縦できるよう、操作性に配慮されたものです。パイロットウォッチの第一人者である誇りとともに、今でも受け継がれています。

    ウブロ

    ウブロの創業は1979年、スイスのニヨンでイタリア人のカルロ・クロッコによってスタートしました。
    1980年には、ラバーベルトを使った腕時計「クラシック」を発表します。しかし、当時はラバーベルトを腕時計に使うことがタブー視される風潮があり、クラシックは手厳しい批判を受けてしまいました。
    その後、イタリアのファッション界がウブロの斬新さを評価したため、再浮上のきっかけを掴みます。
    2005年に発表された「ビックバン」は独創的なデザインと発表と同時に大きな注目を集めました。一時期傾きかけていた経営も、ビックバンのヒットによって持ち直します。
    その後、ウブロの独創的なデザインは世界の注目を集め、新しいブランドながらも、老舗ブランドに対抗できる力を得るに至ったのです。

    ウブロの独創的なデザイン

    ウブロは、フランス語で船についている小さな窓の意味を表します。言葉の意味のとおり、船の窓のようにビス止めされたベゼルはウブロの特徴で、看板のようでもあります。
    大柄で迫力のある見た目のせいか、ウブロを着用する人の中には、芸能人やスポーツ選手が多い点が特徴的です。
    各分野で大きな成功を納めている人の着用が多いことから、成功者が身につける時計とも言われています。
    派手なモデルが多いウブロですが、シンプルかつ大人な雰囲気を持つモデルも幅広くラインナップされています。
    古きを大事に新進気鋭の精神を忘れないウブロの革新的デザインのファンは、着実に拡大中です。

    ブルガリ

    ブルガリの創始者ソティリオ・ブルガリは、まず銀細工のビジネスをスタートします。
    1884年にシスティーナ通りにオープンしたブルガリ1号店は、ブルガリ本店と位置づけられており、記念碑的な存在です。
    ブルガリの銀装飾は多くの観光客の支持を集め、観光地へ次々と新店舗をオープンしていきました。
    金細工でも新たな評価を獲得したブルガリは、1977年に高級時計「ブルガリ・ブルガリ」を発売。
    ベゼルに「BVLGARI BVLGARI」と印字されたこの高級時計は、古代ローマからのインスピレーションを豊富に取り入れています。
    ブルガリの「BVLGARI」と表記は、ローマのトラヤヌス記念柱の土台に刻まれた碑文から着想を得たとも言われています。

    新たなブルガリのアイコン「オクト」

    ブルガリは2012年に、新デザイン「オクト」を発表しました。
    2004年にジェラルド・ジェンタが考え出した八角形フォルムを踏まえつつも、新しい解釈を追加したモデルです。
    決して真似できない110個という複雑極まる多面体構造は、銀細工や金細工で得た金属加工技術の賜物。
    2010年のブルガリによる時計メーカ宣言は、伊達ではないことを制作物で確かに実証しています。

    オーデマピゲ

    1875年、ジュール=ルイ・オーデマはスイスのジュウ渓谷にて、時計工房を創業します。後に、エドワール=オーギュスト・ピゲを仲間に加え、1882年に後の世界五大ブランドとなる、オーデマピゲのブランドが正式にスタートしました。
    1921年には、世界一薄い懐中時計を制作し大きな注目を集めた後には、1938年に厚さが僅か1.64mmの手巻き式ムーブメントを開発。
    1950年以降では、コンプケーション機構の小型化にも着手し、成功を納めます。

    オーデマピゲの代表もでる「ロイヤルオーク」の誕生

    1972年には、オーデマピゲの代表モデルとなるロイヤルオークが発売されました。それまでは、小型軽量で薄いモデルをアピールポイントとしていたオーデマピゲでしたが、全く逆のコンセプトに挑戦します。
    ロイヤルオーク誕生の背景にあったのは、クォーツショックです。クォーツ式時計の登場とともに機械式時計の売れ行きは悪くなり、オーデマピゲのようなドレスウォッチの需要も下がります。
    打開策として、ステンレスを使い当時としては大きな39mmサイズの時計は注目を集め、一大ムーブメントを起こしました。
    オーデマピゲは、クォーツショックをきっかけに、新たな境地を見出したのです。

    ジャガー・ルクルト

    ジャガー・ルクルトは1833年の創業以来、一貫したマニュファクチュールにこだわり抜いている特徴的なブランドです。
    多くのスイスの時計産業は、作業工程を分業化したスタイルで運営しています。マニュファクチュールを売りにしている高級時計ブランドでも、実際は一部の高級モデルのみにとどまっていることがほとんどです。
    しかし、ジャガー・ルクルトは、他社との差別化を図るためにケースや文字盤、外装デサインだけでなく、ムーブメントまで自社で制作する、本当のマニュファクチュールを実現しています。

    ジャガー・ルクルトを代表する「レベルソ」と「マスター」

    「レベルソ」は1931年に登場して以来、マイナーチェンジを繰り返しながら現在も高い人気を誇るモデルです。
    文字盤の反転はレベルソの特徴の一つとなっています。長方形のケースから、文字盤を横にスライドさせ、反転させて再度ケースに押し込むギミックを搭載。
    このギミックは、馬に乗って行うポロ競技にも耐えられる時計がほしい、というオーダーに応えたことによるものです。

    「マスター」は、ジャガー・ルクルトが行う独自の1000時間コントロールというテストに初めて合格した製品です。
    マスター1000時間コントロールというテスト名にちなんで、マスターの名前が付けられました。
    シンプルながらもしっかりとした芯を持っているかのような佇まいは、マスターの名に相応しく、頼もしさも感じられます。
    マスターは、クロノグラフや永久カレンダーなどを搭載した派生モデルなども数多く発売されています。

    パネライ

    パネライの歴史は、1860年にイタリアのフェレンツェでジョバンニ・パネライが時計店を開業したことから始まります。
    1910年にイタリア海軍からの要望に応えて制作された夜光塗料の「ラジオミール」は、軍用向け精密機器を製造するパネライの特徴を決定つけるターニングポイントとなります。
    その後、1949年にあらたな蛍光塗料として開発した「ルミノール」は、1993年に民間向けにアレンジして発売され、ラジオミールとともにパネライを代表するアイテムとなっています。

    大きくて厚い堅牢デザインが人気

    軍用時計をメインに制作していたパネライは、精密さと同様に堅牢さも追求していました。したがって、パネライの時計は重厚感のある時計のラインナップが多くなっています。
    1990年代にトレンドとなったデカ淳時計ブームによって、パネライの時計は注目を集めました。
    いかにも男らしい無骨なデザインは、デカ厚時計ブームの火付け役とも言われています。
    堅牢さに加えて、暗闇でも鮮明に発光するラジオミールやルミノールは、タフな時計が好きなデカ厚ファンをさらに虜にしました。

    ヴァシュロン・コンスタンタン

    世界三大ブランドの一角、ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年にスイスでジャン=マルク・ヴァシュロンによって創業されました。
    数ある高級ブランドの中でも、飛び抜けて古い歴史をもつブランドです。1819年に、フランソワ・コンスタンタンが経営に参画し、正式にヴァシュロン・コンスタンタンのブランド名となります。
    長年培われてきた高い技術と洗練されたデザインは、長い歴史を持つ時計ブランドならではのものです。

    1839年には、機械技師ジョルジュ=オーギュスト・レショーが経営に加わり、パンタグラフの開発に成功したことで生産体制を盤石のものとしました。
    パンタグラフとは、機械式時計のパーツをオートマチックに複写できる機械です。高精度なパーツを個体差無く大量生産できるようになり、生産性の向上に大きく貢献しました。

    品質への自信を意味する永久保証

    代替えの無い唯一の一生ものの商品を提供するには、商品購入後のアフターメンテナンスが重要です。
    ヴァシュロン・コンスタンタンは時計の業界でもあまり見られない永久保証を売りにしています。永久保証を採用しているブランドは、パテックフィリップやオーデマピゲ等、品質に絶対の自信をもつ名門ブランド以外には見られません。
    ヴァシュロン・コンスタンタンの時計は、そう簡単に壊れない、定期的にオーバーホールすると何世代にも渡って時計を使うことができる、というアピールは品質に絶対的な自信があっての事でしょう。
    長く愛用してほしいという思いから、古い部品でも供給停止しない点も、高級ブランドらしい心遣いです。

    カルティエ

    カルティエはジュエリー分野で確固たる地位を獲得しているブランドです。1847年にパリで創業した当初からフランス王族御用達のジュエリーブランドとして名を轟かせており、現在では世界五大ジュエラーの一つとして存在感をしめしています。
    カルティエはジュエリーの分野だけでなく、高級時計の分野でも一流です。「タンク」や「サントス」など、多くの名作と言われる時計を生み出しており、世界で初めて実用的男性時計を制作したとされるのは有名な逸話です。
    カルティエの時計制作はジュエリー制作の延長線上にあり、芸術作品を丹念に作り上げるかのごとく、唯一無二の腕時計の開発を目指しています。

    カルティエらしい斬新なデザイン

    カルティエは、ブランドらしさを全面に出すことがユーザーの要望に応えることと考えています。
    したがって、大衆的な時計メーカーのように、市場やユーザーのニーズを把握し、ターゲットに合わせた商品開発や販売は行いません。
    発表する段階で、いまだかつて無い先駆的なデザインを発表することを使命としています。
    カルティエを代表する「タンク」や「サントス」には、その理念が集約されています。

    カルティエの顔「タンク」と「サントス」

    洗車のキャタピラーをモチーフとして、1917年に発売された「タンク」は、カルティエの顔とも言うべき、ロングセラーモデル。
    一般的な腕時計に見られる丸形でなく、角張ったエアフォルムが特徴的です。
    発売当初は、女性向けの時計として売られていましたが、今では男性からも多くの人気を得ています。

    1904年に発売された「サントス」は世界で初めての実用的な男性用の時計とされています。
    制作のきっかけは、飛行家のアルベルト・サントス=デュモンがルイ・カルティエに依頼したことによります。
    ブレスレットやケースに打ち込まれたビスは、飛行機のパーツをつなぐネジをモチーフとしており、四角いフォルムとともに、サントスの大きな特徴となっています。
    誕生から100年後の今でもアップデートを重ねながら、多くのユーザーに愛され続けています。

    まとめ

    高級時計はステータスを示す嗜好品とも言うべき、最高の逸品です。成功者の証として、もしくはこれから成功を目指す誓いなど、決意と自身のストーリーを重ね合わせて、最適な一本を選びましょう。

    高級時計は将来、中古市場で値上がりすることもあるので、資産価値として選ぶ考え方もあります。

    購入の際は、事前の情報集めと店舗選びは入念に行いましょう。
    正規代理店の他に、並行店や中古市場など、購入できる場所はさまざまです。中古市場で掘り出し物を見つける楽しみもあります。

    多くの高級時計ブランドには、際立った特徴や、そのブランドにしかないサイドストーリーがあります。自分の感性にぴったりはまる、至極の時計を探してみてはいかがでしょうか。

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