雅山 銀湯沸かし 純銀製
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。
今回は「なんぼや」骨董買取にて買取させていただきました、「銀湯沸かし」をご紹介させていただきます。
買取商品名 | 銀湯沸かし 純銀製 雅山 504g |
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作者 | 雅山 |
銀製品について
銀は金と同様に貴重な素材として、古くから世界中で王侯貴族の装飾品や献上品に多く用いられ、長く愛好されてきました。
人体への毒性が低いとされており、また金属の中では比較的化学変化が起こりやすく、毒物などに触れると変色するため、毒見の意味を含め食器などで使用されてきました。古くから魔除けに使われてきたのは、このあたりに原因があるのかも知れませんね。
日本でも古くは平安時代から食器や酒器に使われ、時代が下ってからはかんざしなどの装飾品や刀のつばにも使用されてきました。現在でも、さまざまなテーブルウェア以外にも置物、彫刻などさまざまな銀製品が高い需要に支えられています。
査定について
今回ご紹介させていただく銀瓶は茶道、煎茶道で使用されます。
茶道では「盆点前」などに使用し、煎茶道ではボーフラ(土瓶の一種)と同様にお湯を沸かすために使用します。
銀瓶は近年、観賞用としての需要も高くなっております。その理由のひとつとして洗練された形や作りにあります。道具としての使いやすさだけではなく、美しさまで追求した造形が、高い評価を得ているのでしょう。
特に中国では古くからお茶を飲む文化や習慣があるため需要が高く、特に富裕層の間では銀瓶や銀製の骨董品がコレクション、投資目的とした所有物として珍重されています。
さいごに
鉄瓶には、形も丸形、茶釜形、阿古陀形などがあり、石目調、突起状のアラレ打ち、彫金入りなどの加工が施されきれいで、緻密な彫刻が見られるものもあります。その中でも金・銀象嵌の施されたものや、切り立った美しい地紋とあられ肌などは評価が高く、作家の名前が書かれた共箱などの付属品がございましたら、銀瓶と一緒にしておいてください。
銀瓶は純銀製だからといって、銀の買取を行っている業者へ持ち込むと純銀としての価値のみでの買取となってしまう場合がございます。
今回買い取りさせていただきました商品同様、「なんぼや」では銀の価値の他にも、美術品としての価値もしっかりと評価させていただきます。
ご自宅に眠っている商品がございましたら、高価買取の「なんぼや」骨董買取へぜひお問い合わせください。