刑部人 作 油彩「奈良初秋」 F10号

刑部人 作 油彩「奈良初秋」 F10号

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、「なんぼや」骨董買取にて買い取らせていただきました、刑部人の絵画、油彩「奈良初秋」をご紹介します。

買取商品名 刑部人 油彩「奈良初秋」 F10号
作家 刑部人(おさかべ じん)

査定について

今回ご紹介させていただく、刑部人 作の「奈良初秋」の査定では、作家名商品状態が高額査定となりました大きなポイントです。

作家 刑部人

1906年、栃木県下都賀郡(現在の栃木市)に生まれます。教育者の父を持つ彼は、幼いころから美術品や絵画に触れる機会が多くありました。
彼が幼少の頃、川端龍子に日本画を学び、周囲の薦めもあり東京美術学校の西洋画科に進学、その在学中に帝展に出品した「友人の肖像」で初入選を果たすなど、早くからその才能を発揮していました。
画家として順調なスタートを切った彼ですが、あの山紫水明な美しい風景画に辿り着くまでにはさまざまな葛藤がありました。
その当時、ヨーロッパ各地で起こっていたフォーヴィズム、キュビズムをはじめとする新しい芸術運動の波の中で、他の多くの画家たち同様に一時的なスランプに陥ります。もちろん、彼もその一人でした。
自身の描く作風や作品とのギャップについて悩んだ果てにたどり着いたのは、時流に惑わされず自己の中にある、本来の写実中心の自分の道に帰ることだったのです。
洋画家・金山平三との日本各地の写生旅行を経験し、刑部は絵筆により細部を精緻(せいち)に組み立てていく表現を超え、ペインティングナイフのバネの反動を利用して生乾きの絵具を重ねていくアクション・ペインティング風の独特の画風を生み出すことになりました。

商品状態

絵画は保存状態により、変質する可能性が高い繊細なお品物です。中でも油彩作品は商品の保存状態が悪くなると、使用している絵の具の種類によってはカビの発生、ヒビ割れ(絵の具割れ)といった劣化につながります。
日本の気候は湿気が多く、色々なお品物の保管に関して非常に神経のいる難しい環境となっております。高温多湿を避け、商品を良い状態で保つことが高額査定につながる大きなポイントです。
今回、査定させていただきましたお品物は、記述したマイナスポイントはなく非常にきれいな状態でした。

絵画買取なら「なんぼや」にお任せください

今回お買い取りさせていただきました作品は、前述の通り商品状態が非常に良く、著名作家ということもあり、高額査定をさせていただきました。
「なんぼや」では、絵画全般の買取金額アップなどお得な情報をご用意しておりますので、押し入れに入れっぱなしになっているお品物がございましたら、状態が悪くなる前に、ぜひ「なんぼや」へぜひお気軽にご相談ください。
専門の鑑定士が丁寧に査定、買い取りさせていただきます。

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