マイセン 柿右衛門写し 絵皿
ブログをご覧のみなさま、こんにちは。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は「なんぼや」骨董買取で買い取りさせていただきました、「マイセン 柿右衛門写し 絵皿」をご紹介します。
買取商品名 | マイセン 柿右衛門写し 大皿 |
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作者 | マイセン |
査定について
今回の査定のポイントは「人気のマイセン柿右衛門写し」「状態の良さ」です。
具体的に申し上げますと、誰もが知る西洋陶器の覇者であるマイセンが、日本が世界に誇る酒井田柿右衛門の絵付けを写したもの、というだけで人気は間違いないですし、カケやヒビもない、非常に良い状態でした。今回も素晴らしい作品に出会い、是非とも高値で買い取らせていただきたいお品物であったため、査定も頑張らせていただきました。
マイセンが柿右衛門を写した理由
当時、ポーランド領であったドイツ、時の君主であるアウグスト2世がシルクロードを経由して入ってきた東洋の陶器に魅了されたのが事の発端です。
特に白磁に興味を示し、べトガーという若い錬金術師に白磁を作らせました。その中に柿右衛門の作品もあり、その見事な絵付けに心を奪われ、“柿右衛門様式”なる柿右衛門写しが始まりました。
もちろん、一緒に入ってきた中国の作品にも影響を受けた“シノワズリ”と呼ばれるものも有名です。
ちなみに当時のヨーロッパでは梅や竹、虎というものをよく知らず、竹に花を咲かせた絵付けや、お世辞にも虎とはいえないような、虎に似た動物が描かれています。これはこれでユーモアがあり、おもしろいです。
現在でも柿右衛門写しの影響は色濃く、縁起が良いとされている松竹梅などは高値で取引されています。
美術品買取なら「なんぼや」にお任せください
今回買い取らせていただきましたお品物は、高値で取引されるマイセンの柿右衛門写しの大皿で、状態も非常に良かったので特に頑張らせていただきました。
もちろん、柿右衛門様式だけではなく、マイセンの食器やフィギュア、その他さまざまな美術品も積極的に買い取りさせていただいておりますので、ご売却をお考えの方はぜひ一度、「なんぼや」までお問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。