なぜヴァンクリーフは高いのか?最近の価格動向や価格が高い理由をご紹介!

ヴァンクリーフは、もともと価格が高いことで有名です。最近は、短期間のうちに値上げも続いています。同ブランドの愛好者にとっては、なぜヴァンクリーフが高いのか気になるところでしょう。そこで今回は、ヴァンクリーフの最近の価格動向とともに従来から価格が高い理由などをご紹介します。
ヴァンクリーフの価格動向
ここ数年、ヴァンクリーフの定価は、値上げが続いている状況です。値上げ対象は、ほぼ全アイテムに及んでいます。
最近の値上げ状況
ヴァンクリーフは、この1~2年にかけて多くのアイテムが大幅に値上がりしています。
ヴァンクリーフにおける最近の価格推移は、次の通りです。
・2021年5月:5%値上げ、
・同年8月:さらに5%値上げ
・2022年5月:最大10%値上げ
・同年10月:8%値上げ
以上の数字を見ると、2021年5月からの1年半ほどで最大30%近く値上がりしていると理解できます。
値上げの対象・理由
実際の値上げ対象は、指輪・ネックレス・ピアスなどの宝飾品や時計です。定番のアルハンブラシリーズでは、指輪の価格が506,000円(税込)から605,000円(税込)へ推移しています。
ブライダル用の指輪など一部は対象外ですが、商品全般で定価が上がる状況になっています。
2021年頃から値上げが続いた理由は、明確に示されていません。ただし、主な目的はブランド価値を高めるためと見られています。また、貴金属の相場価格の上昇・人件費の高騰・為替動向などが影響しているとの声も聞かれます。
そもそもヴァンクリーフは高い
そもそもヴァンクリーフは、いずれの商品も高額といわれるブランドです。その理由としては、素材へのこだわりや技術力の高さが挙げられます。
素材へのこだわり
素材へのこだわりは、ヴァンクリーフの価格が高くなる主要な理由です。
同ブランドは、従来から他では見られない素材を採用し、唯一無二となるジュエリーの制作に努めてきました。アルハンブラシリーズで人気の「マザーオブパール」は厳選した真珠貝の加工品であり、素材へのこだわりの強さを示す代表例です。
また、ダイヤモンドはトップグレードの品質を選んでいる点も、素材にこだわる姿勢の証と評されています。
技術力の高さ
技術力の高さも、もともとヴァンクリーフの価格が高い理由のひとつです。
ヴァンクリーフのアイテムは、かつてから高度な技術を有する職人の手で生み出されてきました。現在も細部にこだわる思いは変わらず、すべて多くの手間と時間をかけて仕上げられています。
機械でスピーディーに商品を量産しない体制も、ヴァンクリーフの高さにつながっています。
また、素材へのこだわりや技術力の高さにより世界の5大ジュエラーに数えられていることも、同ブランドが高価になっている大きな要因です。
ヴァンクリーフは安く買える?
ヴァンクリーフは、ブランドが発祥したフランスで買うと安いといわれる場合があります。実際は、フランスでも安く買えるとは限りません。
安く買うのは困難
ヴァンクリーフは、いまのところ国内外を問わず安く買うのは困難です。
現在、ヴァンクリーフの価格は、世界的に統一されています。日本で入手できる商品をフランスで購入しても、値段は大きく違いません。とくにヴァンクリーフが安い国はなく、海外で買ったとき免税されないと国内より高くなる場合もあります。
さらに、正規のアウトレット販売もないため、中古市場などを探してみないと安値での購入は難しいかもしれません。
人気ランキング
ヴァンクリーフは、定番シリーズのアルハンブラをはじめ多くのアイテムが幅広い年齢層に人気です。
多彩なアイテムのなかでも、ネックレスは高い人気を誇ります。2023年の人気ランキングでトップ3を獲得したネックレスは、次のモデルです。
1位:ヴィンテージ・アルハンブラ・オニキス Ref.VCARA45800
2位:ヴィンテージ・アルハンブラ・マザーオブオパール Ref.VCARA45900
3位:スウィート・アルハンブラ・カーネリアン Ref.VCARA45900
1位と2位はいずれもヴィンテージ・アルハンブラコレクションであり、それぞれ独特の美しさが人気を集めています。
買取は「なんぼや」にお任せ
ヴァンクリーフは、世界的に長く愛されているブランドです。近年は値上げが続いているものの、幅広い年齢層に人気があります。
お手元に処分予定のヴァンクリーフがあれば、少しでも高額での買取は「なんぼや」にお任せください。